ちるちる談話室:BLファンの掲示板 「用語・定義」



評価などでのストーリーが薄い、ストーリがないなどの基準を教えて

こけいし

12/12/18 07:04

回答数:10

BL小説での
おすすめ本教えてなどの質問でよくある、「ストーリ重視でおねがいします」とか
レビュー、評価などである
この話は「ストーリーが薄い」「ストーリーがない」
とよく見かけますが、
こう表現する基準が私にはわかりません。
なので、皆様のそう思う基準、考え方を教えてください。

以下私の考えです。

Hシーンばかリだからストーリーが薄い?
Hシーンばかリでも、例えば「あさひ木葉さん・渇情」みたいに正直やってるだけですが、攻めが受けに対しての執着がすごく表現してあり、私好みの設定なので、私は面白いと思います。なのでそうともいえないのかな???

ストーリーが王道、先が読める、ありきたりな展開だからストーリーが薄い?
王道ものは反対に安心して読めるし、先が読めても、そこまでいく過程でどれだけ萌えれるかが重要だと思うので、そうともいえないのかな???

リアリティーがないもの、ありえない展開、ご都合主義の話だからストーリーが薄い?
BLはファンタジーという考えなので、リアルすぎる話は反対に私は好きではないし…、ありえない展開のが萌えるというか、やはり、どれだけ胸キュンできるかどうかが重要で…う〜んちがうかな???

男同士の葛藤?、禁忌?背徳?感が表現されてないもの、男女ものみたいに当たり前のような表現しかないから、ストーリーが薄い?
別に男女ものでもいいような話でも、面白いと思うものはたくさんあるし…、違うのかな???

展開が早いもの、すぐくっついてしまうものだからストーリーが薄い?
展開があまりにものろのろすぎる方がイライラして読めないので、これもちがうのかな???

日常生活や、刑事物、社会人ものなどに多い、事件を解決したり、仕事風景など恋愛要素以外の様子がしっかり書かれていないから、ストーリーが薄い?
BL小説なので、私は恋愛以外の要素がメインで書かれているとがっかりしてしまうし、それだったら普通のミステリーならミステリー小説読んだ方がよっぽどいいとか、BL小説を読む意味がないと思えてしまうので、恋愛メインでそれ以外の要素をそんなに書かないでほしいのが私の希望なので違うのかな?

ファンタジーなどで、世界観などが丁寧に書かれてない、文章量が少ないからストーリーが薄い?
文学小説みたいにしっかり文章のある難しい話より、ある意味ラノベみたいにわかりやすく読みやすい方が好みで、その方が面白いと私はおもうのでちがうかな?

結局、
読む人の好み、読んだ人が面白いと思ったものが「ストーリーが濃い」?「ストーリーがある」?解釈でいいのでしょうか?


皆様の意見お持ちしております。

回答一覧

10. 回答失礼します

私の場合は「印象に残るかどうか」ですね。

読み終わってレビューを書く、となる時、どのシーンをどう書けばいいのか悩む作品が時々あります。
これは私の中で特筆すべきシーンが無かったからです。

そういう作品はストーリーが薄いと感じますね。だからすぐ内容を忘れてしまいます。

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9. おじゃまします

こんにちは。
『薄い』『濃い』、それぞれ個人の価値観でしょう。
自分が面白ければ、いいのですよ~。
基準なんて、ないよ~。
あったら、困りますもん。レビューできなくなりますよ~。
周りにまどわされちゃうから、ややこしくなるのだと思います。
自分の好きなストーリーを追求していく!
それで、いいと思いますよ~。
好きな作家が増えると、読むのもっと楽しくなるよね!!

8. いつ好きになったのかわからない

こけいしさん初めまして、こんばんは。
これはかなりの確率で内容が薄いと表現されているものがあるので、おじゃまします。

わたしのすごく好きな作品でCDなんですけどわたしは主演の声優さんが好きなのとエロが大変素晴らしいのでほぼ毎日か二日にいっぺんは聞いてる作品なんですが、この作品の感想を見かけるとたいがい内容がない、ストーリーがないみたいなことが書かれてます。

一様にいつ好きになったのか、なぜ好きになったのかわからない
ということが理由にあげられています。
たしかに主人公はオークションにかけられて無理やり男妾にされていやいや言ってるんだけど、いつのまにか攻を命をかけて守ろうとしたり知らない間にラブラブしていて
なぜそうなった(笑)と思わずにはいられない。
ただしこのCDの場合は声優さん達の演技で心情が移り変わっていくのがわかるので私はわりとスッと聞けるのですが。

そういう作品はストーリーがないと言われる率が高い気がします。
もうひとつそれと同じくらいの頻度で聴くエロエロCDも内容はあんまりないと評価されてるの見ます。
ストーリー薄い評価=お気に入りにならないとは違うのですが
やっぱり主役達の関係性がしっかり描かれていて、面白い事件が次々起こる!
みたいな話に比べたらそういわれてもしょうがないかも。

エロエロでストーリーがないと言われる率が高いのはエロにページ数や時間をとってるので、だいじなとこすっとばしてる場合が多いと思います。
けど好きなんですけどねエロエロ寝る前に聴くと難しいこと考えなくてよくて、よく寝れます。

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7. 現実とリアリティは別物

ストーリーが薄い、ない、乏しいと言った場合、あくまで自分的定義ですが、そこで登場人物の感情がどう揺れたりブレたりするかをきちんと書いてないということになります。

小説などはとくにここでの筆力が問われるのではないかと思います。
人間の感情は1たす1は2にはなりませんし、自分ですら想定外の方向に転がるもの。
今日、彼が好きだ、と思っても10年後にそうでいられる保証はないし、まぁたぶん99%はそうだという自信がある、でもそうした1%の迷いに恐れおののくほうが人間らしいと思います。そこをどう書くかがドラマであり、ストーリー性です。
BLは総じて最後は二人がハッピーエンドになる、いわばご都合主義で成り立っていますが、ご都合主義でも読ませきってしまう小説というのは往々にしてそうした物語の伏線ともいうべき小さいドラマをうまく配合しているものだと思います。

恋人同士で喧嘩した→翌週、意を決して電話してみた→仲直りした、なんていうストーリーラインだけではみなさんナットクしないでしょ?
スキルの高い作家さんはとってつけたような当て馬や浮気ナシでも日常に転がっている風景だけでドラマティックな感情の揺れを作っちゃうからスゴイ。

それが現実のことじゃなくてもいい。現実とリアリティは全く別物です。例えるなら今日、近所の医院へ行って胃腸科にかかって1580円を払ったっていうのが「現実」、近所の病院へ行って待合室のできれば誰も座ってない長椅子をなんとなく探して座り、なかなか順番来なくてイライラするとか、あぁだから病院ってイヤなんだよな…とか、あたかも自分がその場にいるかのような錯覚を起こさせる描写が「リアリティ」。あーわかるわかるって思うか思わないかですね。
ま、我々、不幸にして男じゃありませんから(苦笑)、男の身で男にコクるとかの経験はないわけですよ。ですが誰か好きな人を目の前にしてドキドキしたことはあるわけで、その感情の浮き沈みを「おっ、そうだよ!そうそう!」と思わせるほどうまく言い当てているのがリアリティあふれる描写、となりますね。

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6. No Title

こんにちは。
上で皆さんの仰られているのと同意見なのですが、個人的に「ストーリが薄い」という定義は私の場合

表現力があるか否か

これにつきます。

どんな物語でも、どんなチープな設定でも、表現力があれば凄く面白いものに出来上がると思うのです。
例えが凄く貧困ですが、「朝起きて布団から出てトイレに行く話」を単行本1冊分の内容で、100人の作家さんに書かせたら、100通りの話が出来ると思います。
この普遍的過ぎるくだらない題材、ちょっと聴いたぐらいでは「ストーリーが薄い」と思わざるを得ないでしょう。しかし表現力さえ伴えば、内容は無限の可能性になる。
濃い題材に昇華出来る作家さんも数多く出てくるでしょう。独自性、主観が伴えば、どっかから借りて来た普遍的な内容だろうが、超時空のファンタジーだろうが素晴らしい作品になる筈なんです。
このトイレに行くまでの間に勤務描写をいれるのか、ファンタジー要素を入れてありえない世界をつくるのか、そしてその発想が王道なのかは大した問題では無い。ここで「これが無いから駄目だった」というのは、これこそ単なる読者の趣味の問題です。

しかし表現力が無い場合、これをそのまま「朝起きて布団から出てトイレに行った」と、題材以上でも以下でもなく単行本1冊の長さでシステマチックに書ききってしまう作家さんが、実際いらっしゃるのです。
表現力が無いと、ストーリーの骨格が下品なくらい浮き彫りになります。これが「薄い」の要因になるのではないかと思うのです。

実際にこけいし様のお言葉を引用しますが
>攻めが受けに対しての執着がすごく表現してあり
>そこまでいく「過程」でどれだけ萌えれるか
それらの作品は恐らく、表現力に長けた作家さんの作品だったのだと私は想像します。

◯◯が描写してないから駄目、先が読める、というのは薄さとは繫がらないのではないかと私は思います。どんな題材でも、「どうやって伝えるのか?」が薄さ、濃さに繫がるのではないでしょうか。
お笑い芸人の私生活の語り方が良い例になるかもしれません。彼らは「この前こういう事があってん!」と話し始めます。正直そんなに驚くような事件を語る訳ではなく、普通の日常生活だったりする訳です。しかし彼らは面白く、少々の脚色を加えて視聴者に分かりやすく表現します。「その時あった事をそのままただ説明する」のが一般視聴者。

じゃあ作家の表現力の甲乙は読者の主観によるのか?という問題ですが。色んな方に敬意を払うならば「主観によりますよネ」と答えます。
ですが、「その作家の知名度」が既に答えを出していると思うのです。
...たまに「なんでこれが...」っていうのもありますけどネ(笑)
難しい問題です。

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5. No Title

こけいしさん、こんにちは

私は、「薄い」という表現はしたことがありませんが、
確かに、稀にストーリーがないなぁ~と
感じることがあります。

どういう作品かというと、
読む前に、受・攻の設定やあらすじで、
ストーリーを予測すると思うのですが、
内容が、その予想のまんまで、何も作者さんらしい
「なにか」がなかったときです。
そういう作品に出会ったときには、ストーリーがないと
思ってしまいます。

所謂、王道も、大好きです。
ただ、王道だからこそ、その作者さんらしい、
言い回しや空気感が欲しいです。
(これも、主観ですかね)

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4. 作家の好みによると思います……

こんにちは。

私はよくコミック読んで「内容薄いなぁ」と感じることがあるのですが、やっぱり好みの問題ですよね。

読んでて盛り上がりに欠けるものでも、「薄いなぁ」と思う時と、「ほのぼのしていい雰囲気」と思う時があります。
作家さんが好きだったら良い方に考えるし、初見の作家さんだったらちょっと批判的に見てしまううんですよねー(-_-;)

ということで、内容というより作家さん次第だと私は思います。

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3. レビューしたことない私ですが

こけいしさん、みなさん、こんにちは!

大して役に立たない意見ですが、レビュー読むだけ側の思ったことです。
ストーリーが薄いとか、さらっと読めたとか、そういう評価はなんとなく読み切りや短編集に多い気がします。
あと、連載○回と決まっているもので、最終回あたり、多分ページ足りなかったんだろうなあーという印象を受けるものや、最終話や書き下ろしにかなり詰め込まれている感じがするものは、その対比からか、途中の回が薄く感じられる…みたいな。

私自身、読み切りとか短編が好きですし、ストーリーよりもセリフが胸に響くタイプなので、すごく「キメ」なセリフがあるマンガで自分的に「濃かった」と思っていても、「内容が無かった」とかレビューされてるのを読むと、「私の萌えは、ずれてるかなー」と思ったりします。

でも、人気長編作品がすべて「重厚」というわけではないので、難しいですね。
やっぱりその人の好みに左右されるんだなあと思います。

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2. 同じく個人基準ですから

こんにちは、こけいしさん

この問題、非常に主観に左右されるものでそれぞれの基準があるので、一筋縄でいかないですよね。
実は、自分はよくオススメを教えてくださいとか、こんな本をさがしていますとかありますがそういうのが不特定多数に向けて以外中々できない人です。
というのも主観が大きいと思っているからです。
基準ってひとそれぞれでもあるけれど、自分の中でもそれは明確じゃない。
たとえば、エロエロものの作品があったとます。
エロを見せることに重点を置いた作品だったとして、たしかにストーリーは簡単で安易なんだけど、そのエロの描写が実に見事でエロスの世界へいざなう作品だった場合、ストーリーが薄いとは表現せず読みごたえがあったというかもしれません。
どちらもかすりもしなかったら、中身なしのただのエロエロと酷評しちゃうかもしれません。

ストーリーものの読ませる作品だったとしても、どこか自分の思ったものと違ったり、逆に予想通りすぎてあっけなかった場合、に薄いと使うかもしれません。

ほとんど、眠れる森さんが応えられている通りです。
こけいしさんが思われている通りです。
求めているものによって、基準が変化するんです。

なので、多分読み応えという意味で、自分の中に読後残らなかったとか、薄かったという意味で使ったりをしているんじゃないかな~とおもったりもします。
レビューや何かでそういう表現があってもそれはその人にとってであってと思っているので、自分は大して気にしていないしこだわってないです。

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1. あくまでも「主観」かと思います。

これは恐らくコミックより小説の方が強く意識される要素かと思います。
なぜって、コミックはごちゃごちゃ言わなくても絵がそれ以上に語るのでコントロールしづらい。

>Hシーンばかリだからストーリーが薄い
これはないでしょうね。Hだってストーリーの一つです。
いかにしてその気にさせて感じさせてという(あー、もっとドロドロ書きたい!女性メインの場所だから自重しています)
Hシーンは、ベッドの上の劇場ですからね。

だから、Hシーンの描写があっさりしているとそこまで以下に語ろうがそこに関しては「薄い」と感じます。

>ストーリーが王道、先が読める
冊数を読むと「あー、またこの展開か、飽きた」となってくるので「薄い」理由になりえると思います。
もうとっくに賞味期限が過ぎているのに同じギャグをやり続けている一発屋芸人みたいなものです。
なにか「ちょっと違うぞ」という物が欲しい。

>展開が早いもの、すぐくっついてしまう
くっついた後の展開が素晴らしいものの方が個人的には「濃い」と感じます。
男が男を見て「むらっとくる」のはがっちがちのノンケでない限り、ふつーにありえると思うのです。
あんだけ男の娘がブームだとねぇ。

>恋愛要素以外の様子がしっかり書かれていない
書かれている方が「細かい」とは感じます。
ただその書き方がヘタだと「薄い」でしょうね。

こけいしさんの
>みたいにわかりやすく読みやすい方が好みで、その方が面白いと私はおもう
も人によりけりで、逆にじっくり読まないとなかなか味が出てこない本が好きな方もいらっしゃいます。

だから「ストーリーが濃い」作品を希望しますとか言われると多分主観的過ぎて希望にこたえるのが難しいでしょうね。
「面白い小説を教えてください」というのと似たり寄ったりです。

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