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 海野幸先生 インタビュー

2013/09/20 13:54

小説『家計簿課長と日記王子』(二見書房)9月24日発売
リーマン同士の新婚生活!? 海野幸先生の新刊は、9月24日に二見書房「シャレード文庫」からリリースの『家計簿課長と日記王子』。ひょんなことから同居することになった、イケメンの王子系リーマン×ゲイで童貞のオクテ課長が繰り広げるBLライフです。二人のギャップはどう埋まっていくのか……。見ものです! それでは「801 AUTHORS 108」200回目のゲスト、海野幸先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
お金に細かい倹約家の購買部課長・周平と、社内で女性社員に王子扱いされているイケメン伏見が、会社の寮が火事になったことをきっかけに同居を開始。
金銭感覚が異なる上に同居早々ゲイだとばれた周平が、慣れないイケメンとの生活に四苦八苦するお話です。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
周平はとにかく目線が主婦です。毎日家計簿をつけたりスーパーの見切り品チェックを欠かしません。
対する伏見はあんまり物の値段にこだわらないタイプで、スーパーとコンビニが並んでいたら深く考えることもなくコンビニに立ち寄ってしまいます。
そんな伏見を見て周平は「コンビニなんてほぼ定価でしかものを売らないのに!」と頭を抱え、伏見は伏見で「十円、二十円のことでどうしてそんなにむきになるのだろう」と首を傾げています。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
性別関係なく、生まれ育った環境の違う二人が一つ屋根の下で暮らすことになったら最初に意見の対立が生まれるのはお金の使い方かな、と思い、前半は二人のお金に対する考え方の違いを書くことに重点を置いてみました。
結果だいぶ所帯じみてしまいましたが、二人の価値観のずれっぷりを書くのは楽しかったです。
男同士の新婚生活ってこんな感じかしらと妄想を広げながら読んでいただければ幸いです。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
仕事をするときは大抵何か飲み物を飲んでいるのですが、夏の間はほとんど麦茶ばかりです。
毎年一袋に50パックほど入った麦茶の元を買ってくるのですが、それが減ってくると「もう夏も終わるんだな」と思います。
今年ももう半分以上無くなって、季節の移ろいに思いを馳せています。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
周平は財布の紐が固いタイプにしよう、と最初から決めていたものの、いざ書き出してみると倹約家というよりドケチなだけの人になってしまったのでは…? とちょっと不安です。
ついでに伏見は社内中の女性から陰で「王子」と呼ばれる超イケメンという設定ですが、読者の皆様の目から見てもちゃんとイケメンに仕上がっているかドキドキしています。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして、海野幸と申します。
今回の裏テーマは男同士の擬似新婚生活となっております。
新婚生活という言葉の響きに反して華やかさよりぬかみそ臭さの方が先に立つ感じですが、少しでも楽しんでいただけましたら幸いです!

担当編集より
作中の周平(受)に共感できる部分があるたびに、自分のケチ度に震える担当です。
いや~、しかし伏見君(攻)はかっこいいです! あっ、かっこいいって言っちゃった。
身内で褒めてどうする(汗)、という感じですが、担当には周平の「トゥンク」が聞こえました!(断言)
 
今回「秋のときめきベストセレクション2013」なるフェアも開催しておりまして、そちらの特典小冊子では、『家計簿課長と日記王子』ほか、9月の新刊の番外編が読めちゃいます☆
 
詳細は、シャレード文庫サイト内【フェア情報】秋のときめきベストセレクション2013 予告(9月末開始予定)をご確認くださいませ。
ときめき精分が夏の疲れを癒してくれる…はず!

(c)海野幸/夏水りつ/二見書房

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