三池ろむこ先生インタビュー

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三池ろむこ先生インタビュー七色に輝くそれぞれの恋模様！7CPのオムニバス・ラブ♥コミックス『黄昏鳥居の恋みくじ』

2023/11/22 17:00

読み応えたっぷり！物語がリンクする珠玉の短編集♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3510回
三池ろむこ／幻冬舎コミックス／バーズコミックス　ルチルコレクション
コミックス『黄昏鳥居の恋みくじ』11月24日発売
サイン本プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
呉葉は権禰宜として家業の神社で毎日のお勤めに励んでいる。何ひとつ変わらない――ため息色のうすい膜に包まれたような日常に飛び込んできた青年は、海外帰りのシルバーアクセサリー作家・樹里。どこまでもストレートな彼に戸惑いながら、互いに吸い寄せられるみたいに “お付き合い” を始めた二人は……？

――作品紹介をお願いします
オムニバス形式の短編集です。それぞれのお話が少しずつどこか繋がる形になっています。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
今回は色々なキャラがいるので、とりあえず表題作の二人を。

樹里(攻)… アメリカ帰りでシルバーアクセサリーを作っている。将来に迷いを感じていつつも明るい青年。
呉葉(受)… 代々神社の家に生まれ今は権禰宜として仕えている。大人しめだが芯のある青年。ちょっぴり世間知らず。

――当て馬や重要な脇役は？
「はるのうららの」の二人は、描いていてもうちょっと描きたい～と思ったので、次作でも描かせて頂きます！

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
どのお話、カップリングも好きなものを描かせてもらえたので、それなりに全部こだわって描けました。
特に「丸窓とシーグラス」のアルタンとユラは、キャラそのものも服装も舞台設定もお仕事ではあまり描かないタイプで、好きな世界観なのでもうちょっと細かくやってもよかったな、という思いもありますが楽しかったです。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
設定やキャラが移り変わっていくので、話を考えるのも絵を描くのも毎回新鮮でとても楽しかったです。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
加齢により0時を回ると老眼＆かすみ目で目がしょぼしょぼになるようになりました……ツライ！
描き続けるのに目は大事だな…… と思っております。

――今、何かハマっていることは？
春に見た某Rのつくインド映画からそのままインド映画にハマっています。今年は人生で一番たくさんの映画と髭の男性を見ました。皆かっこいい……！
あとは、ずっと一緒に住んでるうさぎのむぎさんです。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
今回のような構成の単行本をずっと手がけたいと思っていたので、形になるのが嬉しいです。
どきどきしますが私も早く現物を手にしたいです！

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
いつも読んでくださっている方には本当にありがとうございます！
今回は久々に好きな短編ものということで、初めて読んでみようかな、という方にも触れて頂きやすいと思いますので、1本でも気になるお話があれば良いなあと思っています。
よろしくお願いいたします。

幻冬舎コミックス担当編集より
ルチルコレクション、三池ろむこ先生の最新コミックスは珠玉の短編集です。
「短編集って食い足りない感じがするんだよな…」とお思いの方も、どうかご安心ください!!
ひとつひとつのストーリーがグッとハートを掴んでくれるうえ、各話に登場するキャラクターの関係性が少しずつリンクして深まり、読み応えたっぷりのコミックスが出来上がりました。
円環を結ぶように連なっていく人と人の関わりを冒頭から順繰りに味わうもよし、パラリとめくって好みのカップルから読み始めるもよし、思い思いのスタイルでお楽しみいただける一冊です。
三池先生の柔らかな筆致で紡がれるラブストーリーの数々、お好きなホットドリンクと一緒に、ゆるりとご堪能ください♥