春間鹿野先生インタビュー

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春間鹿野先生インタビュー 不憫な内装業者×根暗な不動産リーマンのサスペンスBL! 初小説『この雨の夜が明けたら』

2014/10/02 17:25

拉致、脅迫、いわく付き物件… 仕事を通じて出会った恋人同士を襲う事件
内装会社で働く松嶋は、仕事をきっかけに不動産仲介会社のサラリーマン、大久保と付き合い始めます。互いに暗い過去を持つ二人に訪れた、平和な日々。しかし、ある喧嘩を目撃したことで、大久保が拉致されてしまい……。10月6日発売、春間鹿野先生の初小説『この雨の夜が明けたら』。二人は無事、事件を越えて幸せを手に入れられるのでしょうか!? それでは「801 AUTHORS 108」第437回、春間鹿野先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
普通に仕事で知り合った松嶋と大久保。まだ付き合い始めのふたりに突然の事件がおきて、平和な日々が一変してしまうサスペンス風味のお話です。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
健気で不憫な年下攻×陰のある根暗な年上受です。

Q. 当て馬や重要な脇役は?
松嶋(攻)のサポートとして牧野(同僚)と沓掛(探偵)が良い味出しているかと。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
唯一無二の相手を失う怖さと真剣に向き合うそれぞれの心理などを読み取っていただければいいなぁと思います。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
生まれて初めて熱中症になり、病院に運ばれてしまいました。

Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください!
いつの間にか書くようになっていました。「BLに向いている」と言ってくれた友人に感謝しています。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
まだリアリティがなくて。本屋で見て「あっ、そうか…」と実感しそうです。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして。春間鹿野と申します。
事件ものですが、淡々とストーリーは進みます。
攻がヒーローになったりはしません。そういう点では地味な話です。
不器用ながらも好きな人を大切に思うふたりの気持ちを丁寧に書いたので、そのあたりを楽しんでいただけたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。
担当編集より
春間鹿野先生のデビュー作『この雨の夜が明けたら』は、サスペンス要素を盛り込みつつも唯一無二の存在を再確認できるラブストーリーです。
虐げられた子ども時代を過ごしたひとりぼっちの松嶋が、孤独な大久保と出会いこれから幸せになれると思った矢先、大久保が突然姿を消してしまいます。喧嘩を目撃したため大久保は男に拉致されてしまったのですが、この男がなぜか大久保と松嶋の関係を知っているうえに、不動産仲介業の大久保が担当しているいわく付きの物件とも関わっているのです。
登場人物それぞれの想いや関係性が緻密に描かれ、読み進めるうちにどんどん引き込まれていきます。
脇キャラながらも光る同僚・牧野と元刑事で探偵・沓掛、ふたりの活躍にもぜひご注目ください。
麗しい高崎ぼすこ先生の表紙が目印です。

特典情報
一部書店限定:書き下ろしペーパー
(※詳しくは大洋図書HP b's-gardenへ)
コミコミスタジオ限定:イラスト付き書き下ろしショートストーリーカード

(c)春間鹿野/高崎ぼすこ/大洋図書

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