水壬楓子先生インタビュー

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水壬楓子先生インタビュー 最凶組長×最愛女房、生きていくために選んだ別れとは!? 小説『最凶の恋人 ―ある訣別―』

2015/11/21 18:00

手に汗、そして笑いも! 極道エンタメBLの人気シリーズ!!
千住組を率いる柾鷹と、その女房の朝木遙。高校時代に始まった二人の愛に、試練のとき!! 水壬楓子先生の極道エンターテインメント小説新刊『最凶の恋人 ―ある訣別―』が11月19日発売! 柾鷹と裏の世界で生きることを選んだため、遙が諦めた家族との関係がクローズアップされます。それは、柾鷹の極道としてのこれまでを潰してしまう問題もはらんでいて……。遙の選択、そして彼を見守る柾鷹の胸の内は!? それでは「801 AUTHORS 108」第774回、水壬楓子先生どうぞ!

Q. 作品紹介をお願いします!
今回は3本立てです。
表題作でもある「―訣別―」は、遙が柾鷹と生きていくために選んだ「別れ」のお話。そして書き下ろしは、一つがその「訣別」の柾鷹視点のお話です。遙さんの前では甘えていることの多い組長ですが、じっと見守っているあたりはちょっとカッコイイのかも。そしてもう一つの書き下ろしは知紘ちゃんたち。生野と、新しく友達(?)になった政治家のやさぐれた息子、能上くんとの一日の野外活動です。三人が巻きこまれた政治家がらみの事件になります。笑ってお楽しみいただければうれしいです。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
帯やあらすじにも推してありますが「最凶の極道の組長」柾鷹×「最愛の姐さん女房」遙です。年々、極妻として腹の据わっていく遙さんと、年々そんな遙さんに惚れ直し、ヘタレていく組長…。でも、やる時はやるはず!
Q. 当て馬や重要な脇役は?
やはり若頭の狩屋でしょう。「若頭にも早くハニーを」と言われて久しいのですが、彼はそのまま相手を作らず「世界を股にかける(文字通り)キューピット」でいてほしい、という向きもあり。難しいです。そして「組員日記」を密かに(?)がんばっている祐作くん。今日も組長に振り回されつつ、走りまわってます。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
本編で言えば、やはり遙さんの覚悟でしょうか。毎回、試練はありつつも、多分、柾鷹の方に揺るぎがない分、遙さんもきっちりと腹を据えている気がします。
Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
遙さんの知らないところでの柾鷹の行動というのは、ちょっとカッコイイ感じで書いていて楽しかったですね。あと、新キャラの能上くんの成長は今後の楽しみです。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
裏話といいますか、今作には私の今までに書いた全キャラの中のラスボスである、「あのお方」がちらっと登場しております。他社さんのキャラですが(笑)。ご存じなくてもまったく問題はありませんが、知っている方はにやっとしていただければと思います。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!
親族の不幸……でしょうか。やっぱり。大往生でしたのでみんな穏やかでしたが、だんだんと身内が減っていくのは淋しいものです。ここ数年続いているのですが、もれなく受け付け係となっていますよ。

Q. 今、何かハマっていることは?
今さらながら、ウォーキングを始めました。あまりに引きこもりがひどく、体力の低下が著しいので、30分歩いてカフェへ通い、数時間居座って仕事をしてます。しかし三杯くらい、イロイロ飲むのでカロリー的にはどうなのか…。

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
いつもドキドキハラハラです。何年たっても馴れません。ひたすら、お楽しみいただけますように!

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
「最凶~」シリーズ、いつもおつきあいいただきましてありがとうございます。変わりばえのない二人ですが、ほのぼのと、そしてじわりと、二人の歴史と愛情が感じられるお話しでしょうか。にやっと、くすっと笑って、一時、彼らの世界をのぞき見(祐作くんみたいに?)するみたいに楽しんでいただければ本望です。
担当編集者より
最高で最凶の極道(オトコ)・柾鷹に大切に愛される遙。そんな最凶の漢と共に生きてゆくために遙が捨てたモノは…!?
「最凶」シリーズ、今回のお話では、遙さんにつらい選択が迫られます。雑誌掲載時のお話に加え、書き下ろし(1)として、同じ事件を柾鷹サイドから追いかけた「―柾鷹の想い―」…こちらはもどかしくも穏やかに遙の行動を見守る柾鷹の姿が描かれていて、必見です! 柾鷹が超素敵! そしてさらに書き下ろし(2)として、千住組に知紘の学友となった能上がやってきます。こちらも政治家の裏金騒動に巻き込まれた知紘たちが大人たちの鼻を明かす活躍ぶり! 能上の視点から語られる千住組の面々も見所です。
遙さんの腹の括りようも決まっておりますが、柾鷹の男っぷりもますます上がってまいりました。時に見守り、時に激愛し、時に甘やかす…こう見えて若いうちから組を任されている凄腕組長でもありますし!
シリーズ8冊目を迎えて、ますます盛り上がる「最凶」ワールド、秋の夜長にお楽しみくださいませ♥

(c)水壬楓子/しおべり由生/Libre Publishing

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コメント1

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匿名1番さん(1/1)

ラスボスって、きっとあのラスボス先生ですよね…!?
それを聞いては買わずにはいられないので、早速予約します。

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