2022/04/01【第13回BLアワード2022】
BEST コミック 4位
丁寧にそして繊細に紡がれるストーリーに涙溢れる、難聴のデイトレーダーと孤高のバイオリニストの至高の愛。麻生先生が生み出す唯一無二の世界観に、多くのファンが引き込まれました。音のない世界で生きる五十鈴と、音楽の世界で生きる十嘉。正反対な2人のゆっくりと育む恋を、ずっと見守っていたくなる1冊です。
自然と涙が溢れ出す優しい恋
とにかく美しいです。物語も絵も台詞も、まるで映画を観た後の様な読後感。正反対の二人がバイオリンを通じて繋がって、五十鈴へ伝えたいという想いによってどんどん成長する十嘉、十嘉と出会って人に寄りかかることを覚えてゆく五十鈴、二人とも愛しくて健気で、もっともっと二人の行く末を見たい!という気持ちになります。じんわりと心に染み込んで、忘れられない物語の一つです。続編が楽しみで仕方がありません。
KOPPEさん
音楽の世界と音のない世界、真逆の環境に身を置く2人が出会い惹かれあい、ゆっくりと恋に落ちていく様子が繊細に丁寧に描かれている、ストーリーテラー麻生先生らしいラブストーリーで、優しい世界観に気持ちが浄化されるようでした。
えすむらさん
何の接点もなかった十嘉と五十鈴が偶然出会って大事な物を気付かれたり、たぶん少しずつ人に頼るようになっていく二人の関係が堪らなく好きです。
また、心理描写が凄く丁寧に描かれている所も大好きで、読んでいるうちに段々心が暖かくなりました。
これからも世界でいちばん遠い二人の恋を一生懸命応援します!!
haru23さん
今までに見たことが無い設定の作品だったので興味本位で試し読みをしたのですが、2人の性格が真反対だったり、住む世界が全く異なるからこそ見えている景色が違い、無理だと分かっていてもそれを見てみたいと願ってしまうお互いの気持ちがひしひしと伝わってきて、気づいたら泣きながら読んでいました。
音のない世界を生きる五十鈴と自分が奏でる音だけを信じている十嘉が2巻でどんな展開を魅せるのか続きがとても気になる作品です。
ryzenさん
心を持っていかれる作品。読んだ後、表紙の顎に手を添えてるシーンの意味が分かって泣きそうになります。
五十鈴と出会って、自分と向き合って成長していく十嘉が眩しいです。
ずっと1人で頑張ってきた五十鈴も甘えられるといいな。
戸惑う五十鈴が可愛くて仕方がありません。
このまま2人のペースでゆっくり進んでいって欲しいです。
くますけさん
とにかく切なくてまだ2人の関係も始まったばかりですが、素敵なストーリーで心惹かれました。絵のタッチや雰囲気も綺麗で一瞬で世界に惹き込まれ虜になりました。今後の2人の展開とても期待して待ってます!
rabbitearlrisさん
まさに優しい恋がピッタリな、でも感情が揺さぶられるお話だと思います。
音を届けようともがく十嘉とそれが届かない五十鈴。
そんな2人だからこそ、言葉以上のものをやり取りできるのかなと思います。
終盤の五十鈴がいじらしくて可愛くて、、、2巻を待ちどおしいです。
❁✿✾奏✾✿❁︎さん
繊細で綺麗で2人の関係性がゆっくり進むこの作品を是非とも全人類に読んで欲しいです。初めて恋を知った時の感覚を思い出すかのような、そんな気分になりました。音の聞こえない世界で生きるいすずが音に触れて生きてるとおかくんの話を聴きながら見せる嬉しそうな表情が大好きです。少しずつすこしずつ近づいていく2人の距離が今後どのような展開を生み出していくのか凄く楽しみです。
匿名さん
全てのページを大切に噛み締めたい
他者と心を通わせることの難しさと尊さ、美しさを感じました。麻生先生の物語世界、言葉のつむぎ方、すべてが大好きです。五十鈴と十嘉のこれからを楽しみにしています。
匿名さん
言葉一つ一つに重みを感じられる作品。
音が聞こえない五十鈴と純粋にバイオリンが好きな十嘉くんの普通なら交わらないであろう2人がパズルのように徐々にはまっていくので、こちらもお互いにきっとここに惹かれたんだろうなと想いを馳せながら読みました。
また、五十鈴の「聞こえない」ということについての回答が十嘉くんの“ 歌詞のない音楽でどう届けるのか ”に対しての答えに繋がったシーンとても素敵でした。
とヲるさん
作品全体に流れるこまやかで優しい空気に魅かれます。コミュニケーションをとることや相手の気持ちを尊重することといった本来なら当たり前のことに対して、誠実に光を当てて描いているところが大好きです。特に告白の場面と、五十鈴がスマホの文字を打ち直す場面には胸が締めつけられました。いすずも十嘉も互いに影響しあって、変化のきざしを見せるあたりで1巻は終わりますが、続きを読むのがとても楽しみです。出会ってよかったと心底感じています。優しく、甘く、ちょっぴり切なくもどかしい気持ちになれる素敵な作品です。
匿名さん
非常感谢老师可以画这一部漫画。十嘉和步的相遇像是一场遥不可及的恋爱,非常点题。在无声的世界,步小心翼翼的独立生活着,在与十嘉相遇后,被吸引被告白被呵护着。可能与以往老师的剧情风格截然不同,但却平时舒心,适合反复翻阅。希望老师给接下来的故事剧情做更好的绘画和剧情诠释!
Mkchenさん
「よく分からないけど、分かりたいと思う」作中のこの言葉がずっとずっと胸に残っています。音の中で生きるバイオリニスト×音のない世界で生きる青年という相反した世界の2人のコミュニケーションが丁寧に丁寧に描かれていて、相手を理解したい・自分の気持ちを伝えたい気持ちがストレートに刺さって素敵な作品でした……!
いるいるさん
温かかったり切なかったり寂しかったり愛おしかったり。人間の持つ大切な感情が全て詰まってるようなお話でした。大きく展開する訳でもない何気ないふとしたシーンや台詞にも、気付けば涙がツーっと流れてしまうような素敵な作品で、多分 私、一生読み続けるんだろうなと思えた本です。
Giugnoさん
互いを好きという意味で意識する場面は1巻ではうっすら影を落とすくらい…なのに、この先の世界で必ず2人は互いに必要な存在になること間違いなし。
普段の生活で出くわす周囲の目を気にした結果、人間がとる行動の流れが丁寧に、それでいてくどくなく描かれていて、まるで実体験の記憶を呼び起こすように、自分の心に入り込んでくる。
丁寧に読みたい一品です。
桜蔵さん
この先ずっと大事にしたい作品です。
相手に伝えること、伝えたいと思うことをこんなに丁寧に、一滴一滴落ちるように感じたのは初めてです。同時に沁みるような孤独感と宝物をみつけたような高揚感に涙が出ました。
音が無い2人の間にある空気の揺れが際立って、びしびし伝わってきて、繊細さに圧倒されながらも一瞬も逃したくないような緊張感の中読みました。
読めば読むほど皮肉のようなタイトルに、暖かくも泣いてしまいます。
haraさん
“愛おしい”とはこういう感情なんだろうなぁっというのを感じさせてくれるとても心に響く作品。2人の境遇やそれ故の今の彼らだからこそ、ゆっくりと心が少しずつ寄り添っていくのを見て2人の過ごす優しい時間がずっと続いてほしいと思いました。五十鈴さんの優しくて可愛い笑顔が本当に愛おしい!十嘉くんの真っ直ぐで正直な言葉もとても良い!!
にこまるさん
『そうだ、これが「恋」だ。』そう思わせてくれる作品です。
麻生先生だからこその、繊細な絵と繊細なストーリー。恋の始まりを、これほど丁寧に描かれた作品に出会えた幸せ。それを噛み締めた1巻でした。
好きなところを挙げ出すとキリがないのですが、その中でも特に、受けの五十鈴さんが難聴ということに対して、攻めの十嘉くんの考え方がまた、人としての生き方を考えさせてくれます。
たくさんの不器用でまっすぐな優しさの詰まった、いちばん遠い恋の物語。
もう一言で言えば…全人類読めばいいと思う。
Ruiさん