BLニュース

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

電子で買ったけど、紙も買う!倍返しだ!!思わず倍返しした傑作BLはコレだ

2019/09/06 17:01

あなたは、倍返ししたくなるほどの傑作に出会ったことがあるか――

 


電子書籍が充実している昨今。リアルな本屋さんで紙の本を買う機会が少なくなった、という方も多いのではないでしょうか? かく言う私も部屋の本棚が溢れてしまってからは、もっぱら電子書籍を利用しています。

しかあ~し!! 世の中には、どうしても紙で読みたいBLがある。電子で読んで気に入った作品は、紙で買う。これが腐女子としての私の矜持……。

そこで今回は、電子で買ったけど、思わず紙の本も買った! 作家さんに? 出版社さんに!? はたまた自分の感情に?? 分からないけどとりあえず、電子と紙と「倍返し」したBLをテンション高めに紹介していきますよ~!!

それじゃあみなさん、最後までついてきてくださいね☆

 

尊い!尊さのかたまり!愛のかたまり!明日の朝も愛し合うよね!

春と夏となっちゃんと秋と冬と僕』作:佐岸 左岸

 

「ページを捲るごとに染み渡る、萌えの塊。」――帯のコピーにこんなに同意したことがあっただろうか!? 塊はやっぱり手で持ちたい! これを人間の本能と言う(言わない)。4コマというBLでは珍しい形式をとる本作。誇張抜きに、4コマごとに(1ページごとに)萌えが襲ってきます! もう尊いの大洪水!! とある田舎町に住む幼馴染みの男子学生・シマとナツオ。二人のありふれた日常が美しすぎて、胸がいっぱいになって、悲しくもないのに泣けてきて……。大切に包装して、宝箱の奥にしまっておきたい、そんな一冊。

 

BL好き必携!だって新世界だぜ?これは、BL史の必携史料になる。

オレとあたしと新世界』作:古宇田エン

 

もうとにかく、何度でも読み返したくなる。それがこの作品! ゲイバーの店子でオネェのしのぶと、外国人風で体格のいい男前ノンケのマコト。バーの仲間たちの絡みのテンポの良さ、ノンケ×オネェが恋をして結ばれて……そんな軽いお話を予想していたら見事に裏切られました。もちろんギャグが豊富で、クスッと笑いながら読めるのは本当なのですが、なんと言うか、つらいことばっかり、でも日々は続いていく、明日も、明後日も。だから笑って生きていこう! そう素直に思わせてくれんですよね……。とりあえず全員騙されたと思って紙でも買ってください、必携史料なんで(強制)。

 

みて、表紙がキラキラしてるよ!ネオンだよ!買うよ!(5才)

ネオンサイン・アンバー』作:おげれつたなか

 

まさに表紙買いの一冊。きらきら輝く装丁に、ギャル男・サヤちゃんがこちらを見つめている様は臨場感バツグン。クラブを舞台とする本作の雰囲気にぴったりで、もちろん内容も文句なし。クラブの黒服である攻めの緒方くんの視点で見るサヤちゃんの可愛さに読者もメロメロ。ドキッとするような場面がこれでもか! というほど丁寧に描かれていて、気持ちいいほどグサッと性癖に刺さってくるんですよね。そして表紙のサヤちゃんのなんとも言えない表情。読後に見返したくなること間違いなしです!

 

いや表紙。だって繋がってんだよ?並べたいじゃんか。ずるいよ好き。

花がら摘み 上』作:ツバダエキ



いやあ~ずるい。上巻は白い背景に白い衣装のΩ・柊。下巻は黒い背景に黒い衣装のα・菖蒲。菖蒲が伸ばした手を柊の髪に絡めてて……。上下巻同時発売されたのもずるかったですね……。受けに対して激重感情を持っている攻め、対照的に画面の隅で縮こまっている受け、というデザインが二人の関係性を暗示しています。表紙のみならず、ここぞ! というシーンのコマが素敵すぎて、キュンキュン♥ 上下巻並べて余韻に浸る。至福の時間が待っている……。

 

もうね、中身がつまりまくってるんですよ。だって重いもん、持ってみ?

いつか雨が降るように』作:国枝彩香

 


とにかく重い! 暗い! 辛い! 三拍子揃った異色の短編集。
一回読んだだけじゃ飲みこみきれない衝撃がここにはあります。はっきり言います、幸せなBLが読みたい人、絶対に読んだら駄目です。テンションが地の底に堕ちます。予定調和なんて言葉、知りませんけど? と言わんばかりのラストの連続! 味わったことのない読後感があなたを襲います。表題作は孤独な青年・匡一と彼が拾った記憶喪失の少年・シロの物語。二人の過去に隠された驚きの事実とは……。コンプラがなんだ! これが本当の衝撃作。紙版は2006年発売で品薄のため超貴重。見かけたら即買いの一冊。

 

泣いた!泣いたよ!!悲しいんじゃない、これは、うれし涙だ。

坂の上の魔法使い』作:明治カナ子

 


正直、これをBLと言っていいのか、色々な意見があるでしょう。ただ私は言いたい。こんなに素晴らしい作品は、BLでしょ!!! 泣きすぎて、紙版には私の涙が染みこんでいます……。ジャンルとしてはダークファンタジー。BLにはなかなかない設定なので苦手意識を持つ方もいらっしゃるかとは思いますが、基本は坂の上に住む魔法使い・リーとその小さな弟子・ラベルの日常という形でお話が進んでいくのでそんなに抵抗はないのでは。散りばめられた伏線と坦々と進んでいく日常に、これから始まるであろう壮大な物語を予感させる第1巻。とある魔法使いの、ながいながい人生のおはなし。

 

さていかがでしたでしょうか? 読んだことのある作品、ない作品、それぞれあったと思いますが、「紙で買いたい」と言ってもその動機は表紙だったり内容だったり、さまざまだと思います。初めて買ったBLや、なにか思い出に残っている作品など個人的な動機もきっとありますよね。

電子書籍はとても便利で(割引なんかもありますし)、特にBLというジャンルは外で買うのがためらわれたり、むやみに裸で保存できない、ということもあり本当に電子書籍さまさまです。

ただ「この作品をこの手で持って所有したい、愛でたい」という謎感情は、謎なだけに大切にしたいなあ、と思うのです。

みなさんには、紙で買いたい、持っておきたい、そんな作品ありますか?

担当BLソムリエ:アンリ54世
ちょっと闇寄りの腐女子。外国小説大好き!

関連作家・声優

コメント4

投稿順|最新順

紙と電子だけならいいけど
書店によって特典を変えたりする商法は止めて欲しい…。

私は紙で買って傑作は電子でも買う派です
いつでも読める状態にしたい

「電子限定特典付き」が紙書籍より安くて購入してみたら、紙書籍の方には別の収録作(レビューで知りました)があって読みたくて、結局両方購入になりました。電子書籍の連載が先行配信で、後に紙書籍が発売された作品です。

電子で買ったけど、白抜きがあまりにひどくて結局紙で買っちゃうというのはよくある

PAGE TOP