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表題作うそつきと恋と銃弾

ボディガード・黒崎
御堂グループ総帥・御堂海里

あらすじ

御堂グループの若き総帥・御堂海里は、某国のリゾート開発計画の関係で、テロリストに命を狙われていた。
ボディガードに雇われた黒崎は、海里の行動をいちいち抑制してくる。あげく「私の命令には従っていただきます」と傲岸不遜だ。
海里は、黒崎の言いなりにはならないと突っぱねるが、無理矢理体を開かされ、脅迫され、黒崎の命令に従わざるをえない状況に。ことあるごとに、黒崎からの調教は続き、体だけは慣らされて----!!

作品情報

作品名
うそつきと恋と銃弾
著者
姫野百合 
イラスト
青樹緫 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829654729
3.6

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(1)

萌々

(1)

(3)

中立

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趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
18
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
20%

レビュー投稿数3

精神的SM

いやー、良かった! とっても素晴らしい精神的SMでした。
あくまで精神的なSMだったので、小道具の使用や肉体的苦痛はありません。
視姦や言葉攻めなんかが多かったです。

攻が受のボディガードをしているんですが、警護というよりも監視状態。
公然たる理由を得たストーカーが四六時中、視姦しているような感じです。

黒崎の威圧的な視線に怯えながらも、総帥としての矜持から反発する海里。
まるでか弱い子猫が必死に威嚇しているかのよう。
あれほど反応良くビクビクと怖がられたら、それは苛めてみたくもなるというものです。

懸命に反抗する姿も可愛い。
おずおずと懐き始めたらそれはそれで可愛い。
ストーリーは受視点で進みますが、攻に共感しながら読みました。

で、ようやく海里が少し甘えるようになったかな、という頃に大きな事件が起こります。
黒崎は有能なガードマンですが、Sとしても非常に優秀。
多大なショックを受けているであろうあの状況で、更に突き放しちゃうのか! というドSっぷりです。お見事。

最後は愛しの強い男に支配されて大満足の海里ちゃんでした。
良かったね、末永くお幸せに。

0

もうちょっと甘いほうが……

 御堂グループの若き総帥・御堂海里は、幼いころから御堂グループのトップに立つためだけに、育てられてきた。
 そして、御堂グループのトップに立った今、海里は会社を大きくするためだけに、まるで人形のように正確に自分の役割をこなしてきた。
 そんな時、某国のリゾート開発をめぐり、海里は命を狙われることになる。
 そのため、ボディガードとして雇った黒崎は、海里の行動をいちいち規制してくる。
 今まで自分の言うことに、表だって意見をしてきたものなどおらず、海里は黒崎の言いなりにはならないと突っぱねる。
 ところが、無理やり身体を開かされ、脅迫され、黒崎の命令に従わざるを得ない状況に追い詰められる。
 そして、ことあるごとに黒崎から命令され、体を開かされる日々は続き……

 という話でした。

 その後、実際に海里はテロリストに攫われ、そんな海里を助けるために、黒崎は次々と敵を倒していく。
 そして、絶体絶命のピンチに陥った時に、軍用ヘリが颯爽と現れ、テロリストのボスを捕まえると黒崎ともども連れ去ってしまう……

 という話でした。
 えーっとえっちはかなり濃い目。えろいこともいっぱい言ってるんですが、どうも黒崎の本意が見えない。
 そもそもきっかけは、海里が黒崎の命令に従わないこと……だったんですが、それがどうしてこういう方法で命令に従わせようとすることになかったのか、最後まで読んでもイマイチよくわかりませんでした。

 しいて書いてあったのは、「海里が誘ったから」だったんだと思うんですけど、普通、男の人が男の人相手にそんなことは考えないと思うんだから、ちょっとくら黒崎が海里に惹かれていたって描写が欲しい……というか、ちょっとくらい黒崎が海里に甘くたっていいのに! と思ってしまいました。

 結局ラストには、二人は再会するんですが、海里が健気に「たまにでも会いに来てくれたらいい」って言っているところで終わってて……
 いちゃいちゃしている割には、甘い要素は少なめでした。
 個人的にはもうちょっと甘い要素があった方が好みだなーと思いました。

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ボディーガードはそれ以上

若き総帥、御堂海里。
祖父に育てられ、自分の意志をもたないお人形。
リゾート開発の関係で、テロリストに命を狙われていた。

ボディーガード黒崎は、海里の行動に口うるさくいう。
黒崎の言いなりにならないといいながら、無理矢理身体をつながれた。
黒崎の調教により、心より身体が素直に反応する。

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