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意外とシリアス
一見、普通の学生ものかと思いきや…
咲いてる！咲いてるよ！！
まぁちょっと驚きましたけど、この手の話、嫌いじゃない。
ほわーんとした雰囲気が、藤川さんの絵にも合ってると思います。
ほわーんとしているようで、ストーリーは結構シリアス。
それがまた切なさを際立たせているような。
私個人の好みとしては、表題のふたりより、
その後に入ってる花を作ったおっさんの話の方がキャラも話も好きです。
○○ネタが好きなので…。
短編はこれまた軍服、長髪美人、○○ネタと
私が好きな設定てんこ盛りで、ごちそうさま！でした。
独りぼっちの花
全校生徒が３人とか４人とかしかいない学校で、同じ学年は俺一人。
そんな幼いころを過ごした忍。
その幼いコロに見た、一輪の花を今でも覚えている。
仲のよかったオジサンが付くった新種の花。たった一輪で寂しそうな花はまるで自分と同じだと思った・・・
から始まるピュア～なお話(・∀・)ｷｭﾝｷｭﾝ!
表紙のつかみはいまひとつだったんですが（ぉぃ）、ページをめくってみるとそりゃもう可愛い絵柄に可愛いお話。思わず「うわｗ」と声を上げてしまいました。
ありがとうございます。
ずっと寂しい幼少期を過ごした忍くんは、小さな村がダムに埋まる～という出来事でちょっと都会に引っ越してきます。自分関西弁だし。みんなに怖がられてるし。一人もなれてるし～と思っていた矢先に声をかけてくれたのが雪人。
明るくて友達も多くて優しい。そんな雪人は、プッシュプッシュであっという間に忍の心をつかんでしまうんですね。
「初めてできた親友は、初恋の人になった」な書き出しは上手いと思った。
ライトなノリではあるけれども、個人的にはプッシュな作品。
間に、苺大好きな男の前にあられた、苺の精や、文旦の精のお話。
花を作ったオジサンの話。
態度わかりにくい料理人さんの話。
＋、軍人さんなお話。
ちょっと切ない場面もありつつ、ピュアに生きる男達の物語でありました。
個人的には「萌」でもいいかなと思いつつ、今後に期待で「神」にさせていただいてます。
機会あればゼヒｗ
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