• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作最凶ツインズ ―ふらちな義弟たち―

・凱屠・蒼天 双子の義弟で香港黒社会のトップ23才
瀬戸悠真 何も知らず14年ぶりに再会する義兄28才

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

出張で14年ぶりに香港を訪れた悠真。けれど昔を懐かしむ間もなく、空港で見知らぬ男に拉致されて、中環にある超高層ビルへと連れていかれる。そこで待っていたのは、14年前に別れも言えずに離れ離れになった6つ年下の義弟、凱屠と蒼天だった。天使のように可愛らしかった双子は、獰猛な雄オーラを放つ美青年へと成長していた。会えて嬉しい悠真だったが、2人から独占欲もあらわに求められて──!?

作品情報

作品名
最凶ツインズ ―ふらちな義弟たち―
著者
仁賀奈 
イラスト
水名瀬雅良 
媒体
小説
出版社
オークラ出版
レーベル
プリズム文庫
発売日
ISBN
9784775520789
2.8

(16)

(0)

萌々

(6)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
6
得点
41
評価数
16
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数6

ベタな3Pもの

 どういうわけだか、会社員の悠真が出張で行かされた香港で誘拐されるように連れて行かれたのは、生き別れになった双子の義理の弟の元。
 彼らは悠真のことを「ずっと探していた」と言い、シャンパンを飲ませてべろべろに酔っ払ったところを二人がかりで襲われてしまう……

 という3P物です(ざっくり
 基本、あらすじとか何も見ずに買うので、選んでなくて(まあタイトル見たらわかるんですけど)、なので時々ものすごく好みに合わないのに当たります……
 まあ、避けろよ、という感じですが。

 なので、3Pは無理だとわかっていたのですが、読まないとわからないので、ついついよんでしまうダメ人間です。

 まあ、ベタです。
 実は双子が香港裏社会を牛耳る存在で、そんな双子に強く出れないお兄ちゃんが、あれよあれよとなし崩し的に手篭めにされちゃうお話なので、苦手な人はご注意を。
 好きな人は好きだと思います。

0

突っ込みどころは多いのですが

ひたすら兄が双子の弟に愛されているだけの作品なのですが、兄+双子の弟という構図が好きな自分には楽しかったです。
突っ込んだら負け、みたいなことを作者さんも書いておられるのですが、まさに何でこうなってるのかを考えるとキリがないので、何も考えないで、ちょっとおかしい、バカバカしい、でもこの兄弟かわいいなあくらいのノリで読むと楽しめるのでは…と思います。

親が別居して14年間離れ離れになっていた義理の兄弟なのですが、弟二人の職業の謎や、半ば無理矢理兄を香港へ連れてきて軟禁状態にし、仕事にも行かせず無理矢理抱いてしまう…
突っ込みどころはキリがなく、リアリティも全く無いです。
抱かれること以外は兄も弟たちを溺愛しているので問題はない?と思うのですが、弟が何故最初からこの兄が好きなのか(抱きたいという意味で好きなのか)ほぼ説明がされていないし、兄は兄で可愛い弟たちと思ってるのはわかるけど抱かれることをいつの間に受け入れてしまったのか…
ただひたすら抱かれて喘がされているだけで1冊終わってしまったような話でした^^;

しかし、何故だか私はこの3人がかわいい。
馬鹿らしいんだけど、周りの人には目もくれず、3人でひたすらいちゃいちゃしているのが楽しかったです。
ストーリーらしいストーリーがないのが物足りないので、えろシーンをも少し削ってお話を入れて欲しかったなぁと思います。

弟が「お兄ちゃんには弱い」と書かれているのに泣いて嫌がるお兄ちゃんをレイプしているので本当に弱いのか…その辺りが謎です。
この兄弟の力関係はいったいどうなっているのか。
作りこみもかなり甘いと思ってしまったのですが、えろ重視でもOKで兄+双子の構図が好きな方にはおすすめしたいです。

1

思わぬ地雷かもしれん

仁賀奈さん、もともと乙女系の作家さんだよね?
乙女系とBL、共通項もあるし、最近はBL作家が乙女系に進出するケースもあるので、
かなり興味深く読んだ。
しかし…やはり、乙女系とBLは似て非なるものだなと実感。

香港である必然性のあやしさは、この際、ど無視(笑)
マフィアものとかを期待するとまったく期待ハズレなんだが、それも目をつぶる。
さすがにこれはどうよ? と思ったのが、受けの喘ぎ声と、「膣」とか書いちゃう語彙感ですね…。
これは意外に引っかかっちゃう人いるぞー、きっと。
全体的には、香港モノというより、アラブものに近い雰囲気。
二人で取り合いがエンドレスに続く系がお好きな方はどうぞ。

3

欲望を伴う恋愛感情を抱くのが史上最年少?!

新刊チェックで義兄弟と双子の設定に興味を持ち、
特典が付くということで予約して購入しました。

7歳くらいの双子が義兄に対して欲望を抱いていたというのが、
その感情や、どのような感覚なのかを理解するのが難しかったです。
恋愛感情としての好きという気持ちを抱くまでなら理解は出来ますが、
成人した大人と同じ感情を抱く年齢は今まで読んだ作品の中で史上最年少です。

一緒に暮らしていた時から、再会した後も、双子の義兄に対する溺愛ぶりが
十分に伝わってきて心が満たされました。
ただ、受けの義兄が双子の熱烈な愛情に飲み込まれてしまって、
受けの義弟たちに対する恋愛感情としての好きという気持ちが
あまり伝わってきませんでした。
受けは義弟たちに「兄弟としての好きが恋愛の好きという感情と勘違いしている」
と言っていましたが、双子たちよりも、むしろ受けが兄弟愛と恋愛の感情を
勘違いして掏り替わってしまっているような印象を受けました。

義弟たちは、受けと兄弟になる前まで受けが義父たちから虐待を受けていたことを
知っていたのかが気になりました。
義弟たちは一言も触れませんでしたが、あの最強で最凶な双子であれば
知らないはずはないのではないかと思ったのですが、
あえて触れないでおこうという双子の思いやりなのかなと思ったりしました。

それにしても、18歳で香港の黒社会のトップに君臨していた実父を失脚させたり、
香港や国だけでなく世界を動かしてしまうほどの双子が凄すぎて
言葉が出ないほどでした。
義弟たちを可愛いと思っている最強に天然な受けは、もっと信じられなくて
実感が湧かないのだろうなと思いながら読みました。

今回の評価は、「萌」と「萌×2」で少し迷いました。
義弟たちの愛情が溢れすぎて、ずっと濃厚な甘々なお話だったので、
安心して読みましたが、満たされすぎて、もう十分だと思ってしまったので、
最終的には「萌」評価にしました。

1

甘-い3P

義理の双子弟の愛されるお兄ちゃんの話。
可愛がられる兄(受)さん×義理の双子の弟(攻)
表紙に惹かれて買ったけど、双子ちゃんチャイナ作中で着てない(泣)のがちょっぴり残念wwお兄ちゃんの天然具合と溺愛エロエロな弟達、中々面白かった❤ლ(╹◡╹ლ)
甘いの好きな方にはお勧め。双子弟はマフィアさんだけど、痛い辛い荒い場面は一切ないので☆

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP