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大正メビウスライン 帝都備忘録

taishou moebius line

  • R18
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表題作

その他キャラ
柊京一郎[鯱矛太郎]/ ミサキ[オイリーはな]/ 館林開[十利須我里]/ 時雨[泉菊之介]/ 千家伊織[四ツ谷サイダー]/ 伊勢薫[藤城和真]/ 伊勢馨[藤城和真]/ 葛城[黒井鋼]

あらすじ

大正メビウスラインの続編、大正メビウスライン帝都備忘録が12月18日に発売決定!
かわいいちみキャラ達が楽しく織りなすミニゲーム『大正せんべす』『大臣民』、
そして本編のその後を描く新規ストーリーの豪華二本立てとなっています。
本編ではサブキャラクターだった伊勢兄弟も今作では攻略キャラとして参加!
BGMや背景、キャラクター立ち絵も新規描き下ろしを加えさらに豪華になり世界を彩ります!

作品情報

作品名
大正メビウスライン 帝都備忘録
媒体
ゲーム
脚本
中条ローザ
原画・イラスト
敷田歳
オリジナル媒体
オリジナル
メーカー
LOVEDELIVERY
シリーズ
大正メビウスライン
発売日
JANコード
4571206762116
4.3

(22)

(12)

萌々

(8)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
95
評価数
22
平均
4.3 / 5
神率
54.5%

レビュー投稿数2

演出が素晴らしい

今回は演出にとにかく力が入っており、術を使った儀式、バトルシーン、幻想世界など、まるで本当にメビウスラインの世界に迷いこんでしまったかのような気持ちにさせてくれます。
そしてリリィさんが歌われる新規挿入歌にも心が震えました!シーンの内容やアニメーション演出とよくマッチしていて素晴らしいです。時雨の魂送りシーン、ミサキの能力発動シーンではあまりの格好よさ、美しさに鳥肌が立ちました。
スチルも美麗で大変楽しませていただきました。互いを想う二人の表情が非常に繊細に表現されていて、はっとさせられるシーンもありました。シーン回収のための選択肢も、特定の条件を満たしていないと出現しないものが存在するなど、手応えがあって面白いです。
どのルートもハッピーエンド後の話で、選択肢によって一転バッドエンドになったりもしないので、安心して甘々な二人が楽しめます。どのルートも二人の絆の強さがしっかりと描かれていて、きっと何があっても愛を貫いてくれるだろうと思わせてくれる内容になっています。中でもミサキルートは「dramatical murder」クリアルート以来の泣きルートでした…ミサキも京一郎もお互いを愛しすぎです!
追加要素として伊勢兄弟ルートもあります。話は短めでわりとあっさりしていますが、双子の心情がよく分かって切ない部分もあり、こちらも面白いです。

本当なら神評価を付けるべきレベルですが、本編に比べシナリオの点で期待外れな部分があったので萌評価で。
以下ネタバレ注意です。

今回、私は時雨ルートが本命だったのですが、他ルートに比べてちょっと盛り上がりがない印象を受けてしまいました。問題が色々噴出するのはいいのですが、ずっと手がかりのない平行線のまま話が進むので見てるこっちもモヤモヤしてしまいます。特に、エッチシーンの後半大部分にわたり時雨が問題の議論をしていたのには幻滅しました。エッチ中に甘い言葉そっちのけで仕事の話というのは正直どうなのかと…。
しかも、一番悩んでいたはずの子供たちの問題は終盤になってからあまりにもあっさり、それこそ時雨も京一郎も預かり知らぬところで解決してしまい、役人たちとのゴタゴタの件は何だかすっきりしないまま。これじゃ再来年はまた同じことで揉めているだけなのでは?
他ルートと違い最後のエッチシーンもなく「え、これで終わり?」という印象でした。本命だったために期待度が高過ぎたのかも知れませんが、この糖度の低さはちょっとあんまりです。

もう一つ、ミサキルートですが、ベストエンドがベストエンドに見えません。分霊エンドでエンディングテーマが流れたのでこれがベストエンドなのかな?と判断した上でですが…
誰にも邪魔されない世界を手に入れ、ミサキも元に戻り、寄り添って生きているのは幸せですが、それはあくまで京一郎が力を使い尽くして消滅するまでの束の間の幸せでしかないわけですよね。
転生エンドでは京一郎は80歳ぐらいまで生きたというような話がありましたが、例え姿が違ったって、60年もあったら恋人としての想い出なんて山ほど作れるでしょう。それこそ分霊エンドの僅か十数年の余生より。
一度は別れがあったとしても、現代で転生した京一郎と寄り添って歩くミサキの姿に、「寿命がある者とない者」の壁を見事に乗り越えた二人の姿を見た気がしてならないのですが…ストーリー的にはこれはベストではないのでしょうか。

本編が好きな分、もっと楽しみたい!と思うところはあったものの、全体としては買って損はなかったです。ファンとしては是非持っておきたい一作ですね。

7

買って損はありません。

評価辛いですが、全体的にファンなら買って損はない内容です。
FDとしてはボリュームはまずまず満足。
個人的には普段音楽に注目しない質ですが、追加された音楽の親和性とクォリティが印象に残ってます。
スチルはクォリティあがってます。
ミニゲームいりませんでした。

特徴としては、
○共通ルートなどは無しで、スタート画面選択制で好きな攻略対象のルートが選べる。
○本編からの時間経過はキャラにより異なる。
○各攻略対象のベストエンド後のストーリー。
○バッドエンドなし。
○基本選択肢3つで、選択肢の難易度は低。
○基本2エンドで、ミサキ、双子ルートのみ2エンド後に選択肢追加で3エンド。
○本編に比べてかなり甘め。

本編で好きなキャラ
時雨>千家>ミサキ>館林
FDのプレイ後 好シナリオ
ミサキ>千家>時雨&館林&双子
ボリューム
ミサキ≧千家&時雨&館林>>双子
甘さ
館林>千家≧馨≧時雨>双子他ルート>ミサキ
ベストエンド主人公の幸せ度
館林&時雨&馨>>千家>双子他ルート>ミサキ

時雨
本編、CDともに1番好きなシナリオとキャラだったので、期待しすぎた部分が…^^;
事件の規模と真相と解決のプロセスが不満です。
2人が解決に乗り出すと言うほど行動するわけでもなく、あっさり解決してしまうので…盛り上がりにかけました。
ただ、ダチップルの楽しい掛け合いは健在ですし、シナリオに不満はありますが、買って損はありません。
ファンとしては時雨のOP?というか、1番最初の御霊送りの儀式エピのスチル&音楽&台詞つきの導入部分が神レベルでした。
ここだけミサキ並みに明らかに贔屓されてます。
それだけでも大満足。

千家
本編に比べて糖度高いです。
そして千家が可愛くなってます(ヘタレたと言うことではない)。
あいかわらずの距離感のカプですが、愛だの恋だの言わなくても、端からみたら甘々です。
本編がビターすぎたので、こちらはハピエンに感じるくらい甘い。
シナリオもFDのなかでは好評価です。

館林
今回の糖度担当です。
終始いちゃいちゃしてます。
本編が糖度低めだったからなのか、かなり力が入ってます。
館林も本編よりも分かりやすい肉付けがされていて、本編での分かりにくい地味な印象が軽減されてます。
事件の規模がルートの中でも1番大きいかも?
あと、このルートは成長した天司様とのやり取りが見れます。

双子
流され受けですが、無理はありません。
他に比べて短めですが、十分満足できました。
ルートは薫、馨、3P、の3パターン。
薫は小悪魔攻め、馨は初々しい初体験、3Pは2人から愛される無理ない流れでした。
薫の立場が微妙なんですが、鬱にならず切なすぎずいい余韻のラストです。

ミサキ
感動/切なさ担当。
シナリオが一番良く、とくに終盤は泣けます。
私はミサキルートの主人公の性格がかなり苦手(むしろ嫌い)なんで、基本主人公にイライラしてましたが、それでも1番良かったです。
後日談で主人公が1番成長してます。
内容は本編でうやむやだった、神と人との恋愛による葛藤や問題が深ぼりされています。
ネタバレしたくないので割愛しますが、エンド3つでどれも完全なハピエンとは言えません。
ハピエンとビターエンドの中間といった所です。
本編の千家ルートよりは幸せ感あるエンドです。
ベストエンドはもう少しご都合主義でも…と思わなくはないですが、シナリオの中条ローザらしさが出てるなぁ、みたいな。
個人的には追加選択肢の3つ目のエンドの後日談をもっと見たかったです。

ミニゲーム
ゲームをクリアするとミニキャラによるちょっとした対談?が見れます。
SSと言うほどのボリュームは全くなく、ストーリー性もないので対談と言ったほうがいいです。
正直、大臣民はクリアしましたが、煎餅序盤せで面倒臭くなり…投げました。
ミニゲームディスクより本編のボリュームに容量割いて欲しかった…。
ミニゲームのオマケが後日談とかならやる気が出たのに…。











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