出口の無い怪夢の中……君とふたり。

めいめいの怪

meimei no kai

めいめいの怪
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×26
  • 萌10
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
76
評価数
22
平均
3.5 / 5
神率
18.2%
著者
 
媒体
コミック
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
シリーズ
B's‐LOVEY COMICS(コミック・エンターブレイン)
発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784047340732

あらすじ

「霊のようなものが見えてしまう」青年・小牧。怪異を恐れながらも天然な性格の小牧と、
彼と共に居ようとする"友人"・水野だったが…。
上れるはずのない二階の窓ガラスを引っ掻く"女"、テレビに現れる"手形"、
バッグの中からのぞく"手"、祖母の家にある謎の"部屋"――。
日常の中、じんわりと突然に、「異界」は垣間見えてくる――。ひやりと背筋が凍る"怪談BL"。

表題作めいめいの怪

水野,大学生,頼れる友人
小牧,霊のようなものが見えてしまう大学3年生

同時収録作品To say goodbye is to die a little

ミハイ,ルーマニア生まれのヴァンパイア  ?
翔太,攻を助けた大学生  ?

その他の収録作品

  • そとにいる
  • 出逢い
  • 眼鏡
  • そとにいる 解
  • 案山子
  • 怪夢の中
  • 見えてはいけない
  • あとがき
  • カバー下:イラスト

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レビュー投稿数6

怖い

夏が来れば思い出す、怪異もの。
オーソドックスな怖さで、結構ゾッとする、読了後に主に風呂場でふと思い出して後悔するような怪異話の作品集です。
怪異に会いやすい?小牧くんと怪異に強い?水野くん。ほんのちょっとBL?読み手次第で二人のBL感はもうちょっと強くなるはず 笑
きのうさんは隙間を見つけるのが上手いですね。忙しい人や余裕のない人は決して気にしないようなところにちょうど良い暗さの影を落としてくれて面白いです。
同時収録のヴァンパイアのお話も良い。
両方とも実に淡々と描かれていて、いろんなことに対して根拠とか理由とかの根っこの部分の説明はあまりないのですが、すんなりと運命的に思えて妙な説得力がある、不思議な魅力に溢れた作品だなと思いました。

0

不安感が増していく怖さ

怖い話大好き!という事で手に取りました。
一読しての感想は、「エロもイチャも無い。怖くもない」
だったのですが、逆にこういうのこそ一番怖いんじゃないかな…と思い始めた。
はじめに言うと、BL要素はほとんどないです。微か。
1話目の「そとにいる」なんて、へ?ここで終わり〜⁈と驚いたくらい。あっさりにも程がある。
全話、霊感のあるらしい大学生小牧が心霊現象らしきものを体験していて、でも本人は気のせいにしようとしていて、そこには友人の水野が寄り添っている。
水野はいつも何にも言わないけど、なんでなにも言わずに小牧のそばにいるんだろう。

「見えてはいけない」
小牧と同じ大学の1年、西田。
西田は見えてはいけないものが見える。見渡すと自分の他にも見えてそうな人が。それが小牧。
小牧に近付きたくて、仲良くなりたくて。
そこに現れる水野。『お前に小牧は無理だ』。視線の先には、多くの人ならざるモノに取り憑かれている小牧の姿…
なぜ水野は小牧に何も言わないんだろう。なぜ水野は小牧を助けるんだろう。なぜ小牧は霊に取り巻かれているのだろう。
なぜなぜなぜなぜ………この答えの出な続きいところの底知れなさ。

「To say goodbye is to die a little.」
日本で、日本人の部屋に居候しているヴァンパイアのお話。サヨナラをいうのは少し死ぬことに似ている…会えない日々は自分が死ぬような寂しさ、会わない時の自分は少し死人のような気分…
という意味なのかしら?でも物語は怖さもBL的にもあっさり系。

3

守りたい。

ホラーもBLも大好きなので(BLは言わずもがな)
ジャケからして赤の配色が効いていて
期待値が上がってしまいました。

大学生の小牧が体験する日常の中の不可解な出来事を
友人の水野がまさに彼自身が御札的な存在で
見守るお話です。

もし自分の身に小牧のような恐怖が降りかかったら
勿論怖いだろうなぁとは思うのですが
絵柄があっさりしているためか
読んでいるぶんにはそうでもないかも…?と
私は思ってしまってすみません…。

でも、最終話の『見えてはいけない』は
萌えたし怖かったです!!
見えてしまう後輩くんが水野に仲間意識を持ち、
淡い恋心も抱いていたにも関わらず
想いが増していく程に身の危険度も上がってしまう…。
電車のホームのシーンは
自分が電車通勤じゃない田舎者で良かったと
つい思っちゃいましたよ!!!
小牧が可哀想だと思いながらも
独占欲を表す水野に萌えた……!
自分だけが守ってやれるっていうね、イイね!!
少しでも平穏な日々が小牧におとずれますように…。

あ、『眼鏡』も水野が小牧を
さりげなく怖がらせないようにしていて
続きいいやつだなって思いました☆


『To say goodbye is to die a little.』
道路に倒れていた吸血鬼のミハイを
大学生の翔太が助けたことがきっかけで
同居するうちに情が移りますが…。

うーん、そもそもなんでミハイは倒れていたんだろうとか
人間の食べ物は食べないのに
なんで料理は上手なんだろうとか
(ミハイ曰く吸血鬼は人間より優れているかららしいけどw)
些末な事が妙に気になってしまって
萌えまでに至らなかったです…すみません…。
ミハイの為に自らの血を差し出す翔太は
健気だとは思いましたが…。

昔、ハロ○ィンとかほん怖とか読んでいたのが
とても懐かしいです。

ホラーとBL、どちらかに比重が傾いてしまうと
物足りないような気持ちになってしまいますが
『見えてはいけない』は絶妙だったので“萌”です!!

5

怪奇現象系。連作短編。

【霊感の強い大学生と霊が見えてしまう大学生/ヴァンパイアと人間】の2組。

どちらの作品もBL要素はかなり低い目です。

■めいめいの怪■
水野(大学生)×小牧(大学生)

出口の無い怪夢の中……君とふたり。
「霊のようなものが見えてしまう」青年・小牧。
怪異を恐れながらも天然な性格の小牧と、彼と共に居ようとする"友人"・水野だったが…。
上れるはずのない二階の窓ガラスを引っ掻く"女"、テレビに現れる"手形"、バッグの中からのぞく"手"、祖母の家にある謎の"部屋"――。
日常の中、じんわりと突然に、「異界」は垣間見えてくる――。
ひやりと背筋が凍る"怪談BL"。

連作短編ホラー。
凄まじく怖い((((;゜Д゜))))ってほどではなく、ほんのり怖い。
ってか無口で霊感の強い水野くんがいざって時に助けてくれる…って感じで読み進めてたんだけど…水野くんのおばあちゃんの家のあの部屋…!
水野くん、昔使ってたって…えっΣ(゚д゚lll)
あの御札で封印されまくり(?)の不気味な手の部屋使ってたの?
え…あなた“ナニ”ですか?(´・ω・`)
普通に霊感続きがとーっても強い子なんだと思ってたんだけども、違うの?
ってか繰り返される夢がじわじわ怖い。
少しずつどこか様子が違ってて、どんどん小牧の身に危険が近づいてくるのが読んでて焦燥感あった。

落としどころが無いから続編期待しちゃう。
というかもうオチを付けずにこのままの調子で色んな怪奇に小牧が遭遇する連作短編集という形式でも面白いと思うのです。
水野の思惑は?俺も見えるよってなんで言わないの?とか色んなことにモヤモヤして、そういうわけのわからない感じすらも“ホラー”の味付けになるんじゃないかなーとか。

個人的に結構好きな雰囲気でした。

BL要素は無いに等しいけど、小牧のメガネを書けて「小牧の顔がよく見える」って水野が言ったときには思わず(・∀・)ニヤニヤしちゃいました。

■To say goodbye is to die a little.■
ミハイ(ヴァンパイア・221歳)と翔太(人間) ※現代日本

ゴミ捨て場で倒れているのを助けたのが切っ掛けで翔太の家に住み着き始めたヴァンパイアのミハイ。
眉間にしわを寄せて何かに耐えるように眠る理由は…?

再会出来て良かったー(ノ´∀`*)
ところでミハイなんで家出したんだろう?
しかもお父様…過激だなー…。
血を飲むことができなくなる呪いをかけるだなんて…いずれ死んじゃうことになるじゃないか。
まー解いてくれたから良かった。

6

怪談もの

大学生の小牧は霊のようなものが見える体質で、いつも怖いものを見ては怯える毎日を送っていた。そんな彼の友人、水野。彼にもまた事情があるようで…。


情報登録では受け攻め表記がされていますが、受け攻め不明どころか、ほぼBL要素はありません。水野は小牧の頼れる友人的な立ち位置で、何か事情と因縁があるらしい…というくらいの関係性です。
あらすじチェックして「へー霊が見える受けなんだ、面白そう」と思って買ったのですが、思ったより怖くてちょっと購入を後悔しました。二階の窓から顔が覗いてるとか、郵便受けから手が出てるとか、そういう実際にありそうなたぐいの怪異は苦手です…。

なんやかんや小牧を助けてくれて、裏でちょっと暗躍したりもしている水野ですが、それを小牧に伝えるつもりはないようで、なぜ伝えないのかとか、実は俺も見えるんだよとか、そういう展開にならないのがすごく中途半端な気がしました。結局作者さんはどういう話にしたかったのかな。それともまだ続編があるんだろうか。
すべて商業未発表作品らしいので、たぶん同人誌などで発表された作品だと思うのですが、それを載せるのならある程度オチ的なも続きのを描き下ろすべきだったような気がします。

もう一編、ヴァンパイアと人間の話が入っていました。
こちらは打って変わって可愛い話でした。こちらも、ヴァンパイアは呪われてるらしいけど、なぜそうなったのかという説明がなく、シリーズの最初と最後だけ載せてるみたいなイメージがありました。
大学生ものよりはまだBL的な描写もあったのですが、どちらが受けとか攻めとかはわかりません。でも個人的には、人間のほうがヴァンパイアと寝ててムラムラして困ったりしてるので、表記では逆になってますがどちらかといえば人間×ヴァンパイアかなと思いました。

12

彼は「友人」なのか。

怪談がとにかく大好きで、怪談BLなんて最高か!と発売日数日前から書店に通い、今日ゲットしました。

結果的には、嫌いではないけれどもやもや。

怪現象的はそこまで強烈ではないですし絵もさっぱりした感じなので、あまり怪談としては怖くないのですが、違う意味で怖い話でした。
水野くん。
彼は結局一体何なんでしょう。
ただの無口で小牧くんよりも霊感が強いだけならいいのですが、何か違いますよね。
彼が一番怖かったです。
個人的には水野くんは無口で霊感が強くて、いざという時は頼りになるよ!みたいな位置付けだったら、好きな話だったかもしれません。
BL要素はほぼありません。
ステレオタイプでもいいから安心する話でないと、不安定で落ち着かないです。
そういう意味ではとても怖い怪談話かも。
小牧くん、どうなっちゃうんだろう。

ヴァンパイアの話は、「そうかー、ヴァンパイアなのかー。へー。」と思ったまま、終わってしまいました。
表題作が「怪異」を恐れる話なのに、そのあとにいきなり普通に吸血鬼と暮らしてます!で始まる話で、………この話入れないほうがよかったんじゃ?としか云え続きません(汗)
うーん。

中の二色刷りは面白かったです。こういう装丁好き。

表紙と中の二色刷りだけならば高評価なのですが、色々もやもやするので中間の「萌」で。

あ、あれだ!きっちり全ての謎が解ける話ではなくて、「耳袋」の読後感に似てます。

11

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