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表題作ALLURE-蠱惑

赤間海斗 患者
氷月透 眼科医

同時収録作品終わらない恋をしている

杉浦浩一 酒屋の息子
氷月透

あらすじ

事故によって失っていた視力を角膜移植で取り戻したカイは、執刀医である氷月に心が惹かれるのが押さえられずに戸惑う。
それは、闇の中でかいだ彼の蠱惑的な香りのせいか、それとも移植されたのが氷月の死んだ恋人のものだからなのか…

作品情報

作品名
ALLURE-蠱惑
著者
海老原由里 
媒体
漫画(コミック)
出版社
心交社
レーベル
Chocolat comics
発売日
ISBN
9784778100865
3

(2)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

表紙のこの淡い感じがすごく好き。

海老原さんの作品久しぶりに読みました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
結構しっとり系というか、センチメンタル系。
基本明るく楽しくアホっぽくのワタクシとは極端にある作品だったりはしますが、ホロリと泣かせてくれる作品は正直好きです。こころ痛みますが。
今回の代表作『ALLURE』は、眼科の先生と患者さんのお話。
視力を失った攻。待ちに待った角膜移植は見事成功し、失った視力を取り戻した。
そして、目を開いて一番に目に捉えたもの。
否、目を奪われたのは、白衣に身を包んだ一人の男だった。
その男は、自分の目を手術した眼科医だというが、あったことのないその先生をどうしようもなく胸が騒いで・・・・!?という感じでしょうか。
臓器移植で生前の~なんていう話はよく聞く話ですが(本当かどうかは知らないけども)、角膜でもそういうことあるんだろうか?それで好きになるとかちょっと強引じゃね?
なんて冒頭想いながら読んでいたわけですが、後半に、「雪の女王」と話をかけてくるのはうまかった。
思わずキュン(*´∀`*)
一目見たときに恋に落ちた。これはいいな~とおもいました。
攻クンが、受を雪の女王とたとえましたが、逆に受サンは攻クンを太陽にたとえます。
こういう関係って好きですね。
登場したときの雰囲気と攻が変わるのも良い。
なんていうか、すごくわんこになってたwwwww
最初は今風の男子だったんですがね。これ、わんこ。
攻なわんこはたまらんですよ奥様!!ジュルリ

最後の最後に収録されている読みきり。
受の過去、失った恋人の話ですね。
これがまた切ないんだ。
素直に言葉を伝えられないまま。
いや、ようやく、気持ちを伝え、すがって。
お互いにこれから幸せになろうとしていた矢先につД`)・゚・。・゚゚・*:.。
うん。すごく切ないんだけど、本編でのあの先生の飛び切りの笑顔の後だからこそすごく深みが出たような気がします。よかったよ。よかったよぉ。

1

なかなか切ない

角膜の移植手術をした眼科医と患者のお話なんですが、切なくて少しファンタジーっぽい所もあって、私は好きなお話でした。
眼科医の先生が美人で海斗を寄せ付けないクールビューティという感じなんですが、ストーリー中に「雪の女王」のお話が出てきて、そのイメージとぴったりでした。
お話全体にもなんとなく雪のヒヤッという冷たさが漂っている気がして、雰囲気的にもよかったです。
対照的な攻めの雰囲気で受けの心情が溶けていくような・・・そんな感じのお話でした。

0

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