俺様スナイパー×ツンデレDKハッカー サバゲ部の日常はスリル満点❤ 危険すぎる恋の予感! ?

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表題作野良犬の犬

玄倉 哲 (元傭兵、アメリカを拠点に放浪中日本に滞在)
三園 ハル (サバゲー部所属、高3〜大学卒業後)

その他の収録作品

  • あとがき
  • HOLIDAY (描き下ろし)

あらすじ

「ねえ、俺を飼ってよ」

平凡な日常に突如現れた、いけ好かない男・哲。
諜報機関をハッキングした過去をもつハルは、哲の目的が自分の拘束ではないかと警戒していた。
素性をはぐらかす彼を胡散臭いと感じながらも、その刺激的な雰囲気になぜか惹かれてしまう。

そんなある日、哲を知る人物から怪しげなメッセージが届いた。
哲の目的を問いただすハルだが、突然抱き寄せられキスされてしまい――! ?

作品情報

作品名
野良犬の犬
著者
coco 
媒体
漫画(コミック)
出版社
イースト・プレス
レーベル
Splushコミックス
発売日
ISBN
9784781617305
3.7

(17)

(3)

萌々

(8)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
61
評価数
17
平均
3.7 / 5
神率
17.6%

レビュー投稿数3

個人的には好きですが……

テンポが良くてアクションもありエロもありでポイント高いんですが、人が結構ポンポンお亡くなりになるところは、えーって思いました^_^;
色んな設定要素を取り込んでなかなか面白いとは思いますが、もっとキャラの心情や背景を活かした内容があればなぁ、と思いました
(;-ω-)

1

スリル満点すぎる

元傭兵の凄腕スナイパー、哲
×サバゲー部の男子高校生、ハルという異色なカプ。

ミリタリーの専門用語が多く出てきたり、
銃などがとても細かく描き込まれていたり、
哲の謎めいた任務の背景や、ハルのなかなか衝撃的な
過去が絡んできて想像以上に色々な意味で
本格的なサバイバル作品でした。

ミリタリーにちなんだ見せ場のシーンもそれぞれ
魅力的ではあったのですが、2人が巻き込まれる
物騒な事件からのバイオレンス展開で、
日本の高校や山中で対人で実弾を打ったり、
ちょこちょこ出てくるミリタリージョーク(?)に
今ひとつノリきれない自分がいまして…。

もちろん、えろは欲しいんです!
でも、事件解決後敵を殲滅して気持ちが
昂ぶってるのはわからなくもないんですが、
友達のレイジとアレックス(犬)が眠ってるトラックの
荷台の上でのえっちにシチュ萌え出来ず…!
えろは欲しいんですよ…(しつこい)
成長したハルが哲と再会し、相棒として対等になった
かんじのえっちのほうが萌えました。


ラストシーンは映画のようでかっこよかったです。

2

えぇぇ〜?日本の高校生だよ〜〜⁉︎

高校のサバゲー部に所属するハル(受け)と、友達のレイジの家にしばし居候する元傭兵の哲(攻め)。

何故かハルに関心を寄せてちょっかいを出してくる哲。
そんな哲のことが、何となく気になり始めるハルですが、ある日突然キスをされてしまい…

高校のサバゲー部とレイジの家が営むシューティングカフェを舞台に、男らしい攻めと可愛い高校生がBLしちゃう話かな?と思いきや、ハルの過去のレイプ被害やアメリカの組織が絡んできて、先の読めない展開に。

そんな中、哲の持つデータを狙った海外組織にレイジが人質として誘拐されてしまいます。

これ、絵柄や雰囲気がほのぼのしているので油断したんですが、いきなりガチの殺人シーンが出てきます。
元傭兵でスナイパーという設定なので、アメリカでそういう任務を数多くこなしてきたのはわかるのですが、ここ日本ですぜ…
え!一般の高校生の目の前でナチュラルに頭撃ち抜いちゃったよ…⁉︎しかも何人も。

攻めが凄腕スナイパーであることや、ガチのミッションを描きたかったのかなとは思うのですが、サバゲー部でのんびり楽しそうにしていた前半部分との温度差がありすぎませんか…?
レイジを人質に取られている場面ではあるんですが、そのレイジも組織の人と談笑したりしていて、そんなに緊迫した雰囲気には描かれていないんです。
なので、ここは作品の空気を壊さない程度に、安易に殺さずうまく敵の動きを封じるような作戦を立てて欲しかったですね。
このシーンだけ余所の国の話みたいでした。

射撃シーンを見たハルの反応も、(エグいな… )と思うだけで、その後至って普通に、いや結構ノリノリでミッションをこなしていく感覚が『??』で…
いや、ハルくん、そこそこモラリストだったよね?と。
たしかに射撃練習で的の中心にヒットしたときに性的興奮を覚えるような描写は冒頭にあったけど、可愛くコミカルな描写だったので、まさかこんなガチなところに繋がるとは予想出来なかった…

(サバゲー部、案外楽しそうだなー!)とか、
(受けが可愛いなー!)とか、
(攻めとどんなふうにくっついてエッチなことしちゃうのかな〜♪)とか、そういう楽しい気持ちが一気にトーンダウンしてしまったのが残念。

レイプ被害のほうは、恋愛や性的トラウマにあまり繋がらなかったのかな?どちらかというと、ハッキングの才能を開花させ、技術を習得して使いこなす動機や過程を描くためのエピソードだったように思います。

最後は、自分の特性を活かして哲と同じ道を歩みたいとアメリカに渡るハルの姿が。
出会い、恋をし、自分の道を見つける、という本筋と、アメリカでの甘い2人の生活やバディとして活躍するラストはよかったです。
そちらが舞台のミッションシーンならガチでも全然ありなので、もっと見たかったですね。

好きなところや萌えどころもあったのですが、どうしても途中の違和感が拭えなかったため、評価は中立になります。

3

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