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切なすぎる

佳境に入ってきた凍る月シリーズです。
ここまで、梁井と光陽、組織(須王と巴)、銀と佐倉の各サイドの話があって、それぞれに納得できる考えもあれば、ん?と思うような考えもあって、誰かが絶対的な悪役ということもなく、勧善懲悪ではないので、読んでいて切なくなってしまいます。

今回驚いたのは銀の変貌ぶりでしょうか。
"銀の月"の時は、信念を貫くキャラだと思って好きだったので、この変化には正直がっかりしました。が、以前のままでも彼は停滞したままなので(本人はそのつもりはなくても)、これも通らざるを得ない道なのかなぁ、と思いました。

また、蓮が残酷な爆弾を「えぇぇぇ~!ここでそれを言う!?」という場面で思いっきり炸裂させます。ブラックなキャラだとは、ずっと仄めかされていたのですが、、"花の~" の2作でいつも巴を可愛がっていたので忘れていました。油断してました。
私はこういう傷つけることを意図して言葉を発するキャラは、通常あまり好きではないのですが、巴に優しかったのを思い出すと、嫌いになれない…。

展開が殺伐としてきているので、いつもはたまにイラッとさせられる光陽の頭の中のお花畑が、ありがたく感じるくらいです。
巴は相変わらず可愛くて、強烈な人生を歩んでいるにも拘わらず、周りを癒してくれます。挿絵も可愛いですし。

次作で完結とのことですが、皆が幸せになれたらいいのに、このままでは皆が不幸になってしまいそうで、悲しいです。
好きなシリーズでキャラみんなに思い入れもあるので、バッドエンドは勘弁してほしいのですが…。
どういう風に話をまとめていただけるのか、とても楽しみにしています。


勢いで読み進めました

シリーズ4作目で最終話になります。
この前の3作、読み進めるごとに、イライラとモヤモヤが募る作品でした。

この4作目は、これまで受視点だけの話だったのが、攻視点だったり、上司の視点だったり、と別の人の視点で語られています。なのに、なぜか、「そうだったのか!」とか、真意が分かって萌える、というようなことは無かったんですよね。

萌えるどころか、呆れて説教の一つもしたくなるようなことばかりで、30前の "仕事ができる編集" という設定なら、透也には、もう少しそういった面の説得力のある記述がほしかったです。シリーズ通して、H覚えたての高校生男子レベルにしか感じられず、設定と言動の違和感がひどくて、そこらへんにもイライラしました。

他の方も書いてらっしゃいますが、ストーリーにはまる、というわけでもなく、キャラには全く萌えを感じず(それはもう見事に全員に)、始終、イライラさせられるシリーズだったのですが、なぜか、本当になぜか、先が気になって読破してしまいました。もう、このダメな子を最後まで見届ける、みたいな気分なのか、本当に不思議なシリーズでした。