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男同士でしか成立しない関係性/誘い受け万歳

結論から言いますが、めちゃめちゃ面白いです。
野球もの??20年以上前の作品??面白いの??と思うかもしれないですが、そんなのは全く気にならない。とにかく聴け。

この作品が出された2000年ごろってBLという言葉や概念が生まれて、一般に男性同士の恋愛者が市民権を得た時代だと思うのですが、メジャー化する程男同士であること自体の「意味」というものは作品から失われていったように思います(あくまで個人の見解ですが)。例えば、男女の関係性をなぞるようなBL(大人な男性×可愛い年下男の子)作品が人気になったり。でも、この作品はあくまで「男同士でしか有り得ない深い繋がり」を描こうとしているところがとっても良い。

この物語においてこの「男同士〜」っていう要素支えている大きな柱のひとつが「キャラ設定」だと思います。
このキャラがね、本当に良いんです。
攻めの塔馬巽(森川さん)はワイルド系大人で包容力のあるキャッチャー。
受けの千堂頼人(石田さん)は低音頭脳派誘い受けな一塁手(と言っても一塁手らしい描写は出てこないですが)。

この受け、結構高飛車で攻めを翻弄するんですよ。モーションをかけて攻めを誘ったり、困らせたり。攻めにやられっぱなしの受けではなく、自分から行動を起こせるタイプ。パワーバランス的にものすごい二人は対等なんですよね。

こんな美味しい受けキャラを上品な石田さんの低音でやられたらそりゃぁもうたまりません。石田さんを受け止める森川さんも大人の色気が溢れてて相性バッチリ。なんかこいつらバカップルじゃねーのって思うような会話とかもあったりするのですが、お二人の声だとあくまでバカップルを演じて楽しんでいるみたいな大人の余裕が感じられます。萌。

昔の作品ということで敬遠される方もいるかもしれませんが、本当に面白いです。平成生まれの私も楽しめました。とにかく聴いてください!