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女性453さん

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良い意味でグロテスク

任侠ものは苦手なのですが、評価が高かったので購入。
なるほど、グロテスクなほど絵が綺麗でした。

刺青とボディーライン、受けがそこそこがっしりしている点が、いわゆる王子さま系とはかけ離れていて、苦手な方もいるかもしれませんが、はらだ先生が好きな方には特に刺さりそうです。

ヤクザで現実離れしている天授を、医者の聖高が医療的な言葉のチョイスで引き留めているバランスが絶妙でした。

是非白抜きなしで拝見したいです。

エモすぎた

今作は、3年に渡ってカラー表紙を描かれたものを、
1冊にまとめたコミックスなのだそうです。
短編の最初のページはフルカラーで、それ以外にも一部カラーが入っているのですが、
この一部だけカラーという手法と、
コマの構成がフィルム的な効果となって、
レトロでおしゃれな映画を見ているようなエモさがありましたら。

ストーリーは穏やか進行のDKBLですが、
敢えて全部が描かれていないので、
想像しながら読む作品となっております。
BLを読んだことのない、おしゃんな友人にオススメしたいです。

メタラーの壮志さんがかわいすぎて

40才まで┅でマミタ先生を知り、
過去作を追ってたどり着きました

メタラーいい人説に全面的に賛成。
しかも今作の受、壮志さんはとても器用で
お料理もお菓子作りも編み物も上手なのに
口下手というギャップがすごい!

まっすぐ見つめながらコクコク頷く姿が
めちゃくちゃかわいいです。
ピュアなハートを守るためのメタラーなので
恋愛耐性はもちろんゼロですぐ気絶しますが、
拒否はしません。

とことん良い人の壮志さんが、幸せになるまでの道のりを、
あたたかい気持ちで見守る充実感。

今年一読み返している1冊です。

つぐつぐと千晃くんのケミストリー

原作未読
面白かったです。大分笑いました。

つぐつぐ演じる陰キャオタクが、素顔の可愛らしさを
衣装製作とメイク能力の高いイケメンに見いだされ、
レイヤーとしてバズるまでに成長します。

それと同時にお互いの存在が友達に収まりきらなくなって、
恋に向かって進むという、男子高校性の初々しいお語でした。

陰キャがイケメンに肯定され、自分の好きを形にいていく過程は爽快でもあるし、微笑ましいです。

イケメン攻め様の千晃君が、声だけでしっかりイケメンに見えていて、流石の演技力でした。

それと対になるようにつぐつぐは、卑屈すぎないギャグ系の陰キャで、テンポも良くて、メインキャラ二人の相性の良さを感じました。

関係はスタートしたばかりの二人のお話ですが、とても楽しかったです。

続編を楽しみにしています。

美形DK、方言もの

ベリ子先生の作品を読むのは久しぶりです。
ページをめくって思うことは、ため息が出るほどの美形キャラ。絵がキレイ。
それでも王子様キャラではなくて、温かくも可愛らしい方言使いで、
クスッとしてしまうところがあるのがいいですよね。

To be orとあったので、ハムレット風の復習劇か?と思いきや、そんな部分は微塵もなくて
少なくとも1巻はほのぼのしたまま終わります。
これからの2人が甘々になることを期待しつつ
続編を楽しみにしています。

慶司がイケメン過ぎて

39歳恋人無しの受け雀ちゃんが
29歳イケメン高身長、クールゲイの慶司にグイグイこられ、
リストのイベントを一つずつこなしていく度に
距離が近くなっていく話。

どこかで読んだような気もしなくはないけれど、
とにかく慶司がカッコヨ過ぎた。
元バレー部のクールゲイで、眼鏡男子。
某バレー漫画の○っきーみたいで
気づいてから更に萌えました。
受けの雀ちゃんのファンシーさも相まって
ほのぼのした1冊ではありますが、
最後のエロは描きこまれておりました。
続編を希望します!

エロエロじゃなかったけどイロイロ良かった!

ファーザーズミルクガーデンをチラ見して
バインバインのエロエロなイメージが先行していたのですが、ストーリーが良かった!

国一の武将アントンが足にケがおをい、
軍の足手まといになるくらいならと、
性欲を引き受ける職種(実は位は高い)に転身するのですが、
彼を武将から退かせたくない第四王子が彼を囲い、
アントンの体を気遣い大事に過ごします。

アントンは職務を全うできず苦悩しますが、王子の、アントンより強くなるまで抱かない宣言を受入れ、彼に稽古をつけます。
そんな二人は半年後。。。

王子と武将の話なので、言葉遣いがキレイです。罵るシーンはありません。それが良かった!

BLでは稀有な、攻めより受けのものの方が大きいパターンです。新鮮で良かった!

とはいえ攻めの王子もアントンに鍛えられて、バキバキになります。
クールビューティ王子のバキバキ変身が良かった!

今後も読み返す1冊になりそうです。


あじーの敬語攻め!

原作未読
千葉しょー演じる桐生君は、口が悪いイメメン俳優で、最初は全く良さが分かりませんでした。
物語が進むに連れて、幼い頃に自分を肯定してくれた大前に再び見つけてほしくて、俳優を続けていた事が判明して、
ビビリイケメンの可愛さもあって、魅力が増します。
特に人魚姫のモチーフに沿って、好きな人を助けたのが自分だと言い出せない回想シーンは、不憫でなりません。

対する理系スパダリの、あじー演じる大前は、どんな理由があっても、桐生を忘れていた事と、再会して思い出せなかった罪は大きく、少しモヤッとさせられました。

そんな内容を大きくカバーするcd最大の利点は、あじーの敬語攻めが聴ける事!
硬質な声質の敬語が持つ破壊力がすさまじい!
ほんのり変態なのもとっても良かったです。

清々しいサディスティック

キラキラ容姿の陽キャ(攻め)が、
求められた自分像を演じることに疲れ、
素の変態に近しい陰キャ(受け)を捕獲して
無理やり落としたものの、
変態な自分を肯定され
最後は救われるという清々しい?話です。

加東先生の作品はこれを機に全部読みましたが、
どれも体のバランスが綺麗でエロいです。

物語にコメディの要素も多いので、
音声化されても面白いかもしれません。
このままギャグエロ路線で書き続けてくださることを、
心から願っています。

もはやBLであることを忘れる

小石川先生ワールド全開で
恵まれた、キラキラ容姿の攻め様と、
幸薄い真面目な受けの
童話をモチーフにした物語。

これだけ絵が綺麗でお話がしっかりしていて、
発情に関係ないファンタジーが満載だと
少女漫画雑誌に掲載されてもいいのではないかと思います。
もしくはフルカラーで大人絵本とか。
カラーの少ないBLコミックスなのが勿体ない。

個人的にはハッピーエンドのその先の
ラブラブな世界も見てみたい、
他の瑞獣の皆さんのスピンオフも
いつか見てみたいと思いました。