原作と少し違う部分もありつつ概ね忠実
ドラマCD2巻は原作2巻の音声化。
原作と違う点は、社員旅行に向かうバスでのカラオケは実際に歌うシーンはなし。また、描き下ろしの軍港デートが社員旅行のイベントとして組み込まれていて話の順番が少し変わっている（ドラマCDはバス→軍港クルーズ→温泉→宴会の順）。そのため軍港クルーズは二人きりではなく六角や藤崎さんも出てくる。あとは概ね原作に忠実。
原作は何度も読んでいるけど、原作に足されたセリフや感情の乗った声を聞くことでこの時のリアクションはそういうことだったのか！と改めて気づくこともあり、聞いていて楽しかった。安達の戸惑いや塩対応もこの頃はこうだったなと懐かしかった。
個人的に気に入ったのが、2巻冒頭で黒沢が安達を軍港デートに誘ったところ、温泉での白玉発言、黒沢姉。軍港デートに誘うところは原作でRPG風に表現されていたのがドラマCDでもRPGっぽく音声化されていて、ナレーションの利根さんと劇伴GJ！「黒沢の攻撃『一緒に行こうか』」が最高ｗ白玉発言は黒沢の心の声がテンション高くて、それを聞いた安達が「ぽよってるお腹」を反芻してて笑った。黒沢姉は姉強し！なところが前面に出ていて、黒沢はどうやっても姉に敵わなそうな感じが良かった。
封入特典の描き下ろし8Pコミック小冊子は社員旅行の部屋での様子。安達視点と黒沢視点で4Pずつ。黒沢が安達を大事に想う様子が少し切なく、大分先に進んでいる原作の幸せそうな様子を見て良かったねとしみじみ。
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