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女性すいかさん

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好きです☆ダメ人間☆

この本面白かったです!

圧倒的な権力と腕力を持っている攻めに対し、
受けはまだ何の能力もなくフラフラしてる若者。ハンパなダメな奴です。
その構図になんか萌える…

弱い雄ってマジかわいそうだなぁって思う。
カワイソウって思うのと萌えが繋がるのはなんでだろうって気もするし、
元々はダメな受けより、凛とした女王様受けが好みだった私なのに、我ながら不思議です。

☆話の説明☆
この話の受け(悠:主人公)は適当に毎日を遊んで暮らす大学生です。
行動を共にするのは遊び仲間の佐々木瑛太。
この英太の方は体格も良くて、車の運転も得意だからいいんですけど、
悠はこの頃(出だし)からして、
ナンパするとき瑛太がいないと女が引っ掛けられないとか、
自分は車の免許持ってなくて瑛太に乗せてもらってるだとか、
何かに付けてなーんかダメなんですよ。
能力的にも大して目立った良いところがないが、
それ以上に性格がダメダメです。

その悠は友達だったはずの瑛太に裏切られます。売られてしまうんです…
元々運転が得意だった瑛太はもっとちゃんとした速く走る車が欲しくなり、
自動車チューナーの飛鷹に借金!
そのカタとして友達の悠を差し出したというわけ。

悠も悠で逃げることもできるはずなんだけど、
この飛鷹というオーナーは元々そのような人身売買的なことにも手を染めていて、
快楽の虜にすることがとても上手いのです。
『生意気盛りでケツの小さいガキに男の味をたっぷり教えこむんだ』
ってセリフがむしょーに萌え。
いたぶれらまくって、たっぷり屈辱的なことをされて、すごくカワイソウになるけど、萌え。








まさに変態と言っていいイタブリ!でもそれには理由が。そのまた裏にも理由が!

あらすじ部分に、〈監禁され淫らな写真を撮られ…。〉って書いてあるので、そういうプレイが出てくる話だと、しっかり分った上で手に取った一冊。でもここまでとは思わなかった! だって、帯には、〈またしたくなっちゃうだろ〉って書いてあるので、その語感からもう少しライトなのを想像してたんです。雰囲気としては、わたなべあじあさんとか?そっち系の、可愛げあるSMかなぁと思ってました。でも全然違った! これは、かわいそうになっちゃう系。「もう止めてあげて~」って言いたくなるほど執拗な仕置きでした。というか陵辱監禁。

まず、受けのキャラ設定がポイント。かなぁと思いました。
いわゆるパシリの下っ端で、腕力も無ければ根性もなく、ただ怖いから従ってるだけの奴。そのくせ社会に対しては変に反抗心があり、強い自分を見せようとしてみたり。しっかりとした自分の意志ってものがないので、上に頼まれれば簡単に悪いこともしちゃいます。でもそれは怖いから。臆病者なんです。

しかし、そんな彼にもただ唯一の長所があり、それは男にモテる容姿であること。それのみだけど、それがあることによって、強い男が寄ってくる寄ってくる。しかし本人はノンケ。のつもり。いっちょ前に女を追いかけてみたり。女にモテたくて仕方がありません。
だけど!! チンコ勃たない!!不能くんだったりもするんです( 一一)

正直ダメダメな奴すぎて、萌えという観点からみると好みでないです。でも、よく人物像が伝わってくる書かれ方をしていたと思う。読み終わってこんなに、受けについてメモりたくなることは初めてです! 

それにまた、このダメダメっぷりが陵辱にはぴったりなんですよ(笑) キャラ的には好きじゃないのに、プレイシーンになると、なんとも言えない味わいがあります。

ちなみに、このダメ人間俊也は、半ヤクザの(一応こっちも攻め)渡辺って男の子分なんですが、その渡辺に対峙する存在であるチアキ(こっちが本攻め)からも弱みを握られてしまい板ばさみになるんです。チアキにも抗えず、渡辺にも抗えず。そして、どちらからも利用されるという屈辱的な状況。

で、このチアキの繰り出す責めの数々がすごいんですよ! なんでここまでするのかってのにはちゃんと理由があるのですが、裏の理由もあったりで、一筋縄じゃいきません。

受けの俊也は色んな意味でかわいそうになっちゃう奴だけど、
チアキの気持ちは分るけど、ちょっと変態すぎだし、
渡辺は普通に嫌な奴だけど、

でも好き! 面白かったです。

大丈夫なのかしら?

読んでいてオカシな気持ちになりました。
この話の受けは、表紙を見てもらえば何となく分るかと思いますが、ナヨナヨしてます。正直ウザイくらいでした。まだこのルックスでも性格がツンデレとかならいいんですけどね~。性格もすごいジメッとしててプライドらしきものはほとんど感じられません。
しかし、そうかと思えば、攻めの気持ちを全く考えず、他の男と仲良くしちゃったり……。本人は焼きもち焼かせようとかそういう駆け引き的なことは何も考えずやってるんですが、オイオイ、おバカにもほどがあるでしょ!って感じ。自分を好いてくれる人間なら誰にでも愛想振りまくの?みたいな。無邪気っていうより、ただ周りの人の気持ち考えてないだけじゃん!って思った。
そこで当然、攻めは気分を害されるわけですが、その辺での受けの反応もこれまたウザかったです。自ら問題を作っておきながら、その問題が広がっていくと私分らないのーって投げ出してるみたいな、まるで恋愛が上手くいかなくて感情的になったり甘えたりを繰り返すムカつく女のようだ。

って……散々、受けのウザさについて書きましたが、まぁこれには一応もっともらしい理由があるんですよね~。

【ネタバレ】
受けは実の親から虐待されていた過去がある。ネグレクトなんだな~。これがっ!
だから何かあるとすぐ『僕は誰からも愛されない』『全然役に立たないダメ人間』とか、すごいマイナスな思考になる。
うん、確かに、この設定がなかったら、それこそマジでダメなヤツだと思う。
自虐的なんだよね。基本。

“愛を知らない可愛そうな僕”である、受け(雄矢)は、悲劇のヒロイン。せいぜい本郷に幸せにしてもらうがいい。


受けはこのくらい高慢ちきじゃなきゃ!

村上左知さん「プライベートレッスン」

映画の「ピアノレッスン」みたなエロスを期待して読みました。期待通り、結構エロかった。高校生同士だから爽やかだけど、ピアノを教える側×教わる側という構図がなんかエロくて好きです。
だけど、思ったのは、先にレビューされてる方も書かれているように、表題作がメインじゃないでしょ!ってことです。表題作の子たちもそれはそれで良かったんだけど、メインは二話からの貴史×那智。この二人は小さい頃からの知り合いで、(那智が貴史の兄ちゃんがやってるピアノ教室に通っていたという設定)半分遊びでキスしちゃったこともあったりします。っていっても、当時の那智が好きだったのは、先生である貴史の兄ちゃんなんですけどね。
高校生になってから那智と貴史は再会します。昔は一途だった那智は遊人になってます。いろんな男とヤリマクリ。でもプライド高いキャラなので萌えます。その遊びっぷりを陰ながら心配している貴史にも萌え。とても面白かった!
だけど、やっぱり本全体の構成が分りにくい。カプがごちゃごちゃしているのと、ごちゃごちゃしている割にはぱっと見では人物が判断できない…。だから何回か読むとより面白いと思える本だと思いました。

アレク、アレク!

こういう腰を超えてる長髪って、
あまり好みでないんですが、なぜかファンタジーだと許せてしまう。
それどころかトキめいてしまうので不思議です。
そりゃもちろん、日常生活にアレクみたいな人いたらかなり引きますけどね…。
性格も頑固者でちょっと怖いし。
でもその抑えた感じが良いのですよ~

それと、この話がツボったのは、
攻めが年上でヘタレじゃないって点も影響でかいです。
ヘタレもいいんですけど、最近飽きてきたなーなんて思ったところ、
ちょうど良かったです。

それと、この作家さんはエッチシーン描くの上手いですね。(体位的なあれこれ)
でも何故剣の練習シーンはスルーされてるの!?みたいな、
これだけ絡みが描けるなら剣のシーンがあってもなぁとか思ったんですが、
BL的にそういうのはいらないと判断したのでしょうか。

ま、いいや……

面白かったですよ!

アリーが好きです

王子よりも、受けよりも何より、アリーが好きです。わたし、王子×日本人の青年じゃなくて、アリー×誰かが良かったな! アリーが出てくるだびに、クールに事務的な発言をするたびに、ステキ~って思いながら読んだ。

ところで、アラブものの良さってどういうところですか?私の場合、この「ロマンティック・デザート」が記念すべき初アラブBLとなりましたが、読んでみた感じでは、お手軽にゴージャス感、お姫様感が味わえるっていうところが魅力でしょうか。王子や王様といった、アラブ側の人間は向こう見ずでとりあえずホレタカラGO!みたいな、そういうバカな雰囲気があまり好きじゃなかったんですけどね。そんなこと言いつつ、ところどころ心を持って行かれてる自分がいたり……。アラブアラブ。。。
それはそれでアリなのかもしれないな。
あまり考えなくても読める、そこがいいかも。
これをきにアラブBLを極めてみようかな。

朱西美佐さん

これからがとても楽しみな作家さんです。

このお話、多分泣かす話じゃないと思うけど、
思わず切ない気持ちにさせられて、
ウルッとくる場面が何度かありました。

攻めは実力はあるけれどまだあまり売れていない俳優で、
受けはその俳優に新しく付けられたマネージャーです。

でも芸能界のキラキラした部分よりは、
その厳しい裏側にスポットが当たっていてリアルっぽさがありました。

攻め・勝野は俳優といっても、劇団出身の売り出し中という設定なので、
その辺もからみつつ、
大変な世界である様子が上手に、ただし簡潔に書かれていると思いました。
実力もコネも愛想も全部必要なのね……みたいな。

そして、受けの雅之もひたむきな青年で素敵です。

※少しネタバレ
まず、勝野は元々ゲイで、マネージャーの雅之はノンケなんです。
そして、勝野は一目見たときから、雅之を気に入りヤッちゃおうとするのですが、
雅之は、“あなたがメジャーになったら抱かれてもいい”と、取り引きします。
でも、俳優はキャスティングされなければ仕事ができないわけで、
それを勝野に指摘されると、
雅之は“僕が仕事を取ってきます”なんて!!

少しじゃなくて、かなりネタをばらしてしまいましたが、
この感じ素敵じゃないですか?

受けがただのセックスの相手になり下がらなかったところが好きです。

「シンクロ率100%の男」は、
続編になっていて、勝野にとってビッグチャンスとなる映画撮影中のお話です。

あまり何も考えずに読んだら、結構当たり! いい作品ですよ。

先生×生徒 それ自体好きなので!

もーぉ、またまた萌えさせてもらいました(*´Д`*)

教師×生徒の設定に弱い私にはもうこれでもかってくらい萌え!
家庭教師でも学校の先生でもいいんですけど、
教師×生徒がとにかく好きなんです。

というわけで、全体的に良かったんだけど、
やっぱり教師×生徒の表題作が一番良かった~!

次点は1コ目の話かな。
攻めが優しいところがツボ。
これは先生×生徒にも共通するところだけど、包容力は大切です!

で、また先生×生徒についてに戻りますが……、
先生×生徒だと自動的に受けはまだ世間に出ていない若い男の子ですから、
ちょっぴり弱気だったりバカだったりワガママだったり……、するわけですよ。
それを攻めが優しくスマートに導くところとかぁ、
でも注意したりとか色々一緒に過ごしてるうちに、
実際は受けの魅力にメロメロ参っちゃっていて、
必死に冷静さを保とうとしているのとかぁ
そういうところが大ーーー好きなんです!
だから、このお話で、
百瀬が繁に頼まれて仕方なくキスしちゃうシーンがすごく好き!
「1回だけ」って限定にするところが効きますわ~。

あぁ~寒い日の読書ってなんて楽しいんでしょうO(≧∇≦)O

前屈みになる!

面白かった!!

人気の作家さんの作品がつまってるし、
全体的にめちゃレベル高いと思います!
エロエロじゃないんだけど、色気があって、
読んでいてドキドキする話がたくさんありました。どの話も好き!

あと、思ったのは、
みんな絵自体上手くて、それだけでドキッとする場面が沢山ありました。
例えば、このアンソロって上裸がやたら多かった気が……。
もしかして多いというより、
ただドキッとさせられる上裸が多かっただけなのかもしれませんが、
男の人は全裸より上裸のほうが断然エロイなぁ~と思いました(^O^)/

中でも「MEGA 恋 マニアック」に出てくる由利の背中とか!!
表紙も上半身だけめくられて裸だし……。
「食卓の乱」なんてずっと全員上半身裸だし……。

とにかく良かった!
私はアンソロジーでここまで満足感あるのって初めてかもってくらい(´∀`*)

中萌え

個人的に「天使か悪魔か」が好きだった越智千文さん。
久しぶりに新刊を読んでみました。
ふむふむ……、 中萌えでした。
(神まではいかないけど面白い!)

執事の伊織は最初、東悟と朝日自分で妨害しといて、
自分で手助けしてるところが、
なんか引っかかったけど。
メガネで執事なんで細かいことは別にいいや……。

朝日はめちゃめちゃ幸せな子です。
こんなお屋敷でずっと片思いだった人にバージンを捧げるなんて( ̄∀ ̄)!!
とってもロマンチックですね~。