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まさに好みな作品です!
白井悠介さんと斉藤壮馬さんの演技もピッタリでした。
この2人じゃなければ誰がやる?というくらいハマり役でした。

ドラマCD内で説明がありますが、
SMは痛いプレイというイメージがありますがそれだけでなく、加虐と被虐、支配と被支配とあるようです。
そこに焦点を当てた作品なので、付き合うまでがトントン拍子、付き合ってからの支配や被支配などのプレイがメインのように感じました。
(付き合うまでの過程を見るのが好きですが、これもまた良いなと新たな発見でした)

そして泉輝さんが、支配の顔を見せる時((特にコマンド(命令)の時やリワード(褒める)時))に敬語から命令語やタメ語になります。
泉輝は可愛いところもあるとディレクションがあったようですが、普段の可愛らしい時と、加虐の一面を見せる時のギャップを斉藤さんはうまく表現してくださってると思います。

一方白井さんは可愛くなりすぎないようにとディレクションがあったのかなと勝手に想像しています。
徹くんは泉輝さんと身長が同じですが7kg重いという設定ですし、もともと徹くんはストレート&SMについて無知ですので。

泉輝さんが心の中で描く徹くんと現実の徹くんで声に差があるように感じます。
泉輝さんの心の中の徹くんの方が、痛みも喜んでいるような高い喘ぎ声のような。
ここらへんが白井さんの真骨頂だなと。
同じ役のようでもどこか違うと分かる…さすがです。

コミックス1巻の帯にも書いてあるのがわかりますが、そこには純愛BDSMと書いてあります。
まさに純愛で、痛いのは苦手だけど好きだから相手に寄り添いたい徹くんと、過去のパートナーに心無い声を浴びせられてどこまで受け入れて貰えるか少しずつ確認していく泉輝くんの心情が丁寧に描かれていて大満足でした。

コミックス2巻も同日に発売されましたし、ぜひドラマCDの続編が出て欲しいです。