1巻(狼殿下と身代わりの黒猫恋妻)は本当にストーリーが面白くて、2巻と3巻(本巻)を購入したのですが…。
まず、溺愛物を読みたい方には一切文句なくおすすめできます!
とにかく王道の溺愛ものですので、シチュエーションで癒されたい人は楽しめます。
なのですが、私は1巻並みのストーリー性を楽しみにして購入したので、2巻3巻はちょっと肩透かしでした。
受けサイド(狼獣国)の人たちが「完全無欠・常識人」という固定ポジションで悪役が「非常識・ただの馬鹿」。
2巻ともその一辺倒で、ただ悪役が自滅して主人公たちは迷惑した、という話。ストーリー性という意味では1巻ほどの面白みが見いだせず。
完全無欠の王様と王妃様と王子様(攻めの兄家族)が敵に滔々と正論ぶちかまして終わりです。
敵と相対するの受けではなく、敵から被害を受ける時だけ本筋に絡むという感じ。
狼獣国の人々の良識的な国運営ではなく、主人公や攻めがどう成長していくかを見たかったです。
1巻は主人公がストーリーの本筋にいるのですごく面白かったんですよね。
なので、なろう系のざまあや溺愛物シチュエーションが好きな方には良い作品だと思います。
この作品のレビューを書くためにここに登録したと言っても過言ではない。
とにかく演出が上手い!
こんなにハラハラしながら読んだ作品は久しぶり。
二週目を読むと別の味わいもあります。
絵も非常に好みで嬉しい。
作風は本格的なミステリーではなく、あくまで演出や要素のみなので軽く読める。
ハピエンなのでその点も安心して読めます。
が、演出が上手すぎてエンディングはすこし軽く感じてしまうかも?
それくらい演出がいいです。
1巻で終わってしまったのが本当にもったいない。
この作家さんなら本格的なミステリーものも描けると思いました。
個人的にはかなり大当たり。
電子のみで番外編が2つあるのでそちらもおすすめ。速攻買いました。