評価を下げて申し訳ないです。
前半は本当におもしろく、疑惑のキャラクターたちも魅力的で、ワクワクしながら読み始めました。
しかし読み進めるにつれ、何度も酒で記憶を飛ばし、相手を悪者で強○と決めつけたり、全員の気持ちを欲しがり甘える世にとにかくイライラ。
早々に犯人はわかるのですが、その後もキープしつつ同じようなところを行ったり来たり…真人が不憫で辛い。
当て馬たちは、世が自分で気づく前に先回りをして、世の都合がいいように行動。
それにまでプンプンしている世。
とても人間臭いですが好きになれない。
そして、そんな世を可愛いと思ってメロメロな攻めたちにまたイライラ。
表面はいい上司として取り繕いつつ、世を想い続ける柳瀬さんも、自分が優先すべき家族に不誠実ですごく嫌。
話としては悪くないのですが、とにかくキャラクターが好きになれず、読み進めるのが辛かったです。