100点満点だとすると、100超えて1億点。それほどまでにぶっ刺さった珠玉の一冊。手に取る前からかなりの期待をしていましたが、それを大幅に上回るとても素晴らしい作品でした。
今まで読んだ中で抜きん出て倫理崩壊していて、それがとにかく最高。倫理は崩壊してればしてるほどおいしい…
全員おかしいが、受が一番イカれてるというのがいいですね。
商業作品において、貞操帯はあまり見かけたことがなかったのですが、2作品ともに使われていて、まさか排泄まで管理されてるとはと驚嘆しました…。
「支配」って、こういうのを言うんだな、と…
吃驚することばかりで最適な語句が出てきません。
短編にも関わらず非常に濃密で、作品内でのしっかりとした時間経過が窺えました。「さらっと読める」という短編集に対する個人的イメージとは全く異なり、それぞれの作品で1冊、どころか上下巻、上下巻とまるで4冊程読んだような充足感で満たされました。
この作品を生み出して下さった先生、関係者さま方、本当にありがとうございます。