chill chill ちるちる


ファンタジー特集


ファンタジーBLっていえば「擬人化」じゃないですか
評者:ミドリさん
ここ最近の擬人化ブームはすさまじいものがありますね。
国から始まって、駅、都道府県、日用品にいたるまで、擬人化フロンティアは森羅万象あらゆるものを人間化してしまいました。
いったいどこまで突き進んでいくのかわからない「萌えの底がわからない」擬人化は、BLの中でも究極ファンタジーなのかもしれません。

私の中でファンタジーといえば“擬人化”です。
これもファンタジーですよね??
擬人化人気といえば某外国擬人化漫画が発端かと思うのですが、私の擬人化萌えを誘ったのは、夏水りつさんの『ブル○ン貴族』でした。そしてコミックス巻末で語られる数々の擬人化話…。中でも「ナッツ萌え」が私の心を大きく揺さぶりました。お酒のつまみに食べているお豆の彼ら、実はそんな男の子達だったの…!?そう思うとなかなか豆が食べられないのです。
そんな私が一番萌えているのは「楽器萌え」です。私は中学・高校と吹奏楽部に所属していたわけで、楽器ひとつひとつにも容姿から音からいろんな特徴があるわけでして…。萌えないわけがない。

そんな私の中の、楽器の彼らを紹介します。
フルート:乙女受男子。フワフワの髪の毛。ハーフとかでもいいな。
クラリネット:しっかり者の生徒会長。部内だけでなく、学園中で人気者。攻も受もこなす器用な男。
サックス:モテ系遊び人男子。ちなみに超イイ声。ちょっと長めの髪色男。攻です。
サックス家はソプラノ・アルト・テナー・バリトンの4兄弟です。
オーボエ:メガネ黒髪優等生受。これは個人的な趣味で受にしました。ちなみに童貞。恋愛とか性にはとことん疎い。
ファゴット:無口な長身男子。実は腹黒い総攻。オーボエと仲が良く、なにかと疎い彼を密かに狙っている。
ユーフォニウム:穏やかぽっちゃり系。受が望ましいが、喘ぎながら攻めても良し。チューバ部長を尊敬している。
チューバ:頼れる部長。色黒。老け顔。ガタイもいい。彼も一見攻めだが、受けてもいい。
ホルン:長髪パーマの芸術系奇人。彼も攻めで。変態プレイ希望。
トランペット:目立ちたがり屋でわがまま。ツンデレ。彼は受!ツリ目で背は低い。
トロンボーン:密かにトランペットに思いを寄せる年下ワンコ。長身で穏やかな外見だが、案外鬼畜プレイがお好き。
ピアノ:いいとこのお坊ちゃま。黒髪美形。受け。

ちなみに私の中では各キャラクターの外見や声優さんまで決まってます(笑)
擬人化の何が魅力って、萌えの底がないとこですかねぇ!自分でかってにどんどん妄想して各キャラを膨らませていけるし、何しろどんな小さなモノでも簡単に萌えられるところが素晴らしい!ホラ、あなたの周りにも擬人化に適している素材はいっぱいあるはず。ある日突然彼らが人間に見えてきませんか?あーんな男の子やこーんな男の子になって私たちを妄想の世界へと引き込んでくれますよ。次の日にはあんなモノもこんなモノも萌えの対象にしか見えなくなります。レッツ萌え!

紹介者プロフィール
ミドリ
9月でBL歴1年を迎えました!
この1年で気づいたのは、浮気ダメ、強姦・監禁・凌辱ダメな、意外に純愛作品好きだったこと。
でもエロエロは大好きです。
BL読み始めて本棚3つ増えました!
コミック主体で山田ユギ、ヨネダコウ、山本小鉄子、日高ショーコを神と崇めてます。

最近は榎田尤利にハマり中。
このコラムに寄せられた感想
2012年03月07日 つべ
素晴らしいですね!
何だろ、これ、吹奏楽やってない私でも共感できちゃいます!
トロンボーンの鬼畜がツボでした。どことなくトロンボーンは強気な感じしますもんね。ファゴットは…すごい、長身で無口ってあたりピッタリですね。ダブルリードのオーボエと仲がいいのも萌えます。
サックスが四兄弟なのも可愛い………バスサックスはいとこ的なあれだとなおさら萌えますが!でも四兄弟可愛い!バリトンが長男とかだったら!もう!
突然来てすみません^^;にわか知識なのであまり楽器を詳しく知ってるわけではないのですが…凄いです、これ!



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