今井真椎先生インタビュー

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今井真椎先生インタビュー 「1冊にエロ5回以上!」を目標に執筆!小説『執着王と禁じられた愛妾』

2014/02/22 12:00

いにしえの王朝に実際あったBL的ならわし!? そこに萌えた今井先生は…
2月24日発売、中華風の王朝を舞台に繰り広げられる王×臣下の主従もの小説『執着王と禁じられた愛妾』。今井真椎先生が、実際にあった王朝の風習に着想を得て、さらにエロにこだわって書き上げた物語です。「あと何か入れるもの……入れるもの……」。えっ、何を入れるんですか!? それでは「801 AUTHORS 108」第290回、今井真椎先生どうぞ!

Q. 新作の紹介をお願いします!
愛欲渦巻く中華風の後宮を舞台にした、王と臣下の純愛ストーリーです!

昔、とある王朝では、結婚前の皇子に性交の作法を教えるため、夜伽役の少年をあてがう風習があったそうで、「何それ萌える!」と今回の話を思いついた次第です。

もし、その皇子が結婚後も夜伽役の少年を愛し続けてしまったら……?
正妃の怒りを買った、夜伽役の少年の運命は……?

一途な執着王と麗しき臣下のすれ違いラブを、お楽しみ頂ければと思います。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
烈雅(攻め):俺様で気難しく、玲深(受け)以外誰にも心を開かない執着王です。
玲深を愛しすぎる余り、鬼畜な行動に出ることもありますが、基本的には繊細で愛情深く、玲深のためなら死も厭わない一途な男です。

玲深(受け):幼い頃から烈雅(攻め)に夜伽役として仕える、黒髪美人な下級官吏です。
真面目で正義感が強く、烈雅をずっとひたむきに慕っていましたが、あることがきっかけで、烈雅を憎むようになってしまい……?

逃れられぬ運命に翻弄された二人の恋の行方をどうぞ見守ってください。

Q. 当て馬や重要な脇役は?
当て馬で、清雅という攻めの異母弟が出てくるのですが、このキャラが担当さまから「本当にゲスいですね!」とお褒め(?)頂いた筋金入りのゲス野郎なので、彼の登場シーンにも注目して楽しんで頂ければと思います。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
何と言ってもエロです!
今作の個人的な目標が「1冊にエロ5回以上!」だったので、ここぞとばかりに玩具はもちろん乳首責め・尿道責め…etc.様々な萌えプレイを詰め込みました!
とても楽しかったです!

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
エロを書くにあたって非常に制約のある設定の受けだったので、後半の凌辱シーンを書いてるときは「あと何か受けに入れるもの……入れるもの……」と血眼になって考えました。
なので、最終的にアレを思いついたときは、思わずリアルに「キター!!」と叫びました。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
上記で「キタ―!!」と叫んだ瞬間、地震が起きたことです。
私の煩悩が炸裂したせいで、ついに地球からも怒られたのかと思いました。
その節は関東にお住まいの皆さま、深夜にすみませんでした。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
全身に縄をかけられて、じわじわと吊り上げられていくMの気分です。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
こんにちは、またははじめまして。今井真椎です。
今作はずっと書きたくて温めていたネタを、奇跡的にも出して頂けることになりました。
読んでくださった皆様の記憶にきっと残るであろう、衝撃の展開をご用意しておりますので、良かったらぜひお手にとってみてください。
Ciel先生に描いて頂いた、いまだかつてない大胆なポーズの表紙&美麗な挿絵も必見です!
どうぞよろしくお願いいたします。


担当編集 二見書房 Sさんより
受けの玲深が、攻め様の弟・清雅から簪をもらったことでトンでもないお仕置きをされるのですが、そのお仕置きプレイもさることながら、烈雅に口ごたえしたときの玲深の長台詞が妙に印象深く、心に残っています。何かあったときには、こんなふうに言い返してみたいものです (笑)。
痛いのは嫌! という淑女もいらっしゃいますが、ここまできたらいっそ玲深のタフな受けっぷりを楽しんでいただくというのもアリかと思います。

特典情報
ホーリンラブブックス:イラストカード

(c)今井真椎/Ciel/二見書房

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