05/02 春田先生インタビュー 声を聞いた人を魅了してしまう!?特殊能力持ちの管理人×唯一効かないホスト♥コミックス『愛だの恋だの効く前に』
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2019/01/21 18:08
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1875回
ときしば／三交社／Charles Comics
コミックス『ヤギとオオカミの発情事情』1月25日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
地球と瓜二つの星“セリアン星”に住む獣人の八木と大上は高校入学と同時に地球潜入実習をおこなうことに。昔は仲がよかった二人は、今では口を開けば喧嘩ばかりしていた。地球人化薬と発情期止めを服用を命じられていた八木と大上だったが、ただの発情期にしては息も荒々しくどこか様子のおかしい八木…。そんな八木を心配した大上が声をかけると、いきなり服を脱がされ、そのままうなじを噛まれてしまい――!?
――作品紹介をお願いします
セリアン星に住む獣人、八木と大上。ある事件をきっかけに仲が悪くなってしまった幼馴染の二人が地球調査実習でルームシェアをすることになります。八木の発情期で大上が振り回されたり、すれ違ったりするお話です。ヤギ攻、オオカミ受です。
ウサギ攻、ネコ受のお話も入ってます。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
攻：八木明…美形で女たらしで少しミステリアスな部分を持つ俺様S気質。少しツンデレ。発情時に豹変する。
受：大上恭牙…強気でツンデレな男前。短気で怒りやすいが、八木のことをなんだかんだ心配している。
どちらも獣人の姿、地球人の姿があります。
――当て馬や重要な脇役は？
丸眼鏡黒髪の先生です。闇がある見た目で口調は優しいけれどねっとりしていて、全て見透かされているような気分になります。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
CPの設定としてはヤギ×オオカミというところにこだわりがあります。私が下剋上好きというところもあるのですが、1つで2度美味しいカップルになっていると思います。ストーリー部分に関しては、二人が喧嘩してしまったきっかけになった事件が今回のお話の大きな鍵となってます。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
苦労した点は、二人とも中々素直になってくれなかったところです。地球潜入実習の始まりが不仲なので、これから気持ちを近づけるためにはどんな行動と、言葉が必要なんだろう…と悩みました。
楽しかった点は、二人の表情です。表情豊かで強面寄りの大上と、そこまで表情は変化しないものの、美形でまつ毛バシバシのSっ気ある八木は対照的で、描いてて全く飽きませんでした！それから、交尾シーンの顔は楽しすぎて一生描いていたかったです。
――今作にまつわる裏話はありますか？
学校でのお話をメインにしたかったのですが、5話に入りきらなさそうだったのでプロット時点で没にしました。それから、八木の髪色は一般的なヤギの毛色を参考に、身体能力やツノは忍者と呼ばれるヒマラヤン・アイベックスというヤギをモデルにしていて、ツノはもっと長かったのですが、大上と色々致す上で邪魔そうだったので短くカットさせていただきました。大上はハイイロオオカミの黒毛をモデルにしてます。他、獣人なので裏設定大量にあります。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
年末は姪っ子1人と甥っ子2人が何週間か泊まりに来るのですが、いつも猫目的で部屋に遊びに来るんです。その時に画面を見て何描いてるの？ 男の人？ と訊ねて来るようになったので、成長を感じました…。そろそろ画面は見せないようにしないとな、と思いました。それと、部屋を出て行く時に「きすばーい」と言って投げキスして出て行くのが可愛すぎて元気になります。(ただの甥姪可愛い話になってすみません)
――今、何かハマっていることは？
友人が「劇団☆新感線」の舞台を観に行くのが好きで、今年2回ほど一緒に行ったら見事にハマりました。客席が回転する劇場の映像を使いうまく活用する劇団さんで、本当に感動します。興味のある方は是非是非観劇しに行っていただきたいです。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
趣味を詰め込んだので、1人でも多くの方に刺さればいいなと思っております…！
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
無事単行本を出させていただける形となりました。これも電子配信から応援してくださった皆様、単行本にしてほしいと言ってくださった皆様のお陰です。本当にありがとうございます！ 獣人だけではなく、地球人の姿もあるので、獣人を初めて見る方にも楽しんでいただければ嬉しいです。
担当編集より
『ヤギとオオカミの発情事情』はときしば先生がケモノ好きというお話を聞き、ケモノで連載してみませんか？ とご相談させていただ事がきっかけで出来上がったお話です。
今回メインの二人。八木と大上ですが名前からも分かるように、動物でいうとヤギとオオカミになるのですが八木の目はヤギと同じように黒目の部分が横になっていたり、大上はオオカミらしく八重歯(犬歯)だったりと細かな特徴が活かされています。また、3話に動物園へ出かけるシーンがあるのですが、こちらはときしば先生と一緒に本物のオオカミとヤギを見に行こう！ という事になり、某動物園に実際に足を運びました。特に苦労したのが広いオオカミエリアの中でオオカミがどこにいるのか中々見つけられず捜しまわり、見つけたはいいものの、オヤスミタイムだったのかほとんど動かず、動くまでねばって観察をしたことです。そうした苦労の甲斐があって完成したのが3話ですので、ときしば先生の努力がつめ込まれた動物のシーンを是非チェックしてみてください。
同時収録には『ヤギカミ』の番外編や描き下ろし、大上の同級生のお話でウサギ×ネコなど内容も盛りだくさん。ボリュームのある一冊を是非お楽しみください。
アニメイト限定：描き下ろし4Pリーフレット
中央書店コミコミスタジオ限定：描き下ろしペーパー＋A6カバークリアファイル
とらのあな限定：描き下ろし4Pリーフレット＋協力店舗限定描き下ろしペーパー
ホーリンラブブックス＆まんが王限定：描き下ろし4Pリーフレット＋協力店舗限定描き下ろしペーパー
協力店舗限定：描き下ろしペーパー
コミックシーモア限定：描き下ろしペーパー＋協力店舗限定描き下ろしペーパー
各電子配信サイト：協力店舗限定描き下ろしペーパー
詳しくはシャルルコミックスホームページへ
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(C)ときしば/メディアソフト
