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映画館へ急げ!映画『フロントライン』の人間ドラマが激熱すぎた

2025/08/10 18:00

立松&結城、結城&仙道の「アダルティなコンビ感」(!?)に注目! 



2020年2月横浜港ーーあの豪華客船で何が起こっていたのか。
 
6月13日から絶賛公開中の映画フロントライン。ダイヤモンド・プリンセス号で起こった集団感染を舞台に、コロナ禍の最前線を描いた事実に基づく感動ドラマです。
 
多くの反響を呼んでいる本作ですが、人間ドラマが見応え抜群!
とくに、公式で「アダルティなコンビ感」(!?)と評されている、立松&結城結城&仙道2組のバディ間で生まれる絆に胸が熱くなりました……。

というわけで、今回はこちらの2組にフォーカスを当てて、本作の魅力をご紹介いたします!

※本編のネタバレを多く含みますので、未視聴の方はご注意ください。


◆目次◆
1.「事実に基づく」感動ドラマ
2.厚労省の官僚・立松&DMATの指揮官・結城
3.過去の悔しさを共有する結城&仙道


あらすじ

2020年2月、豪華客船ダイヤモンド・プリンセスで日本初の新型コロナウイルスの集団感染が発生。当時、日本にはウイルス災害専門の機関は存在せず、船内の救命活動に駆り出されたのは、災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」だった。彼らは地震や洪水の災害スペシャリストではあったが、未知のウイルスに対応する経験を持たない彼らに世界中から批判の声が集まり始める…。全世界がコロナを経験し日常を取り戻した今、この船で起きた出来事を果たしてどれだけの人が知っているのかーー。 
(映画『フロントライン』公式サイトより引用)

 

映画『フロントライン』は、映画向けに時系列や人物に改変を加えてはいるものの、実際に起きた出来事に基づいて展開される映画作品です。

小栗旬さんが演じる、主人公の結城英晴は普段は医者として勤務していますが、ダイヤモンド・プリンセス号での集団感染が発生した際に、災害派遣医療チーム「DMAT」として出動を要請されます。松坂桃李さん演じる厚労省の官僚・立松信貴に感染者の受け入れについて相談しながら、横浜港のダイヤモンド・プリンセス号内で現場を指揮する、窪塚洋介さん演じる仙道行義に神奈川県庁から指示を行います。

その他にも、池松壮亮さん演じる、DMAT隊員の医師である真田春人や、森七菜さんが演じるダイヤモンド・プリンセスのクルー・羽鳥寛子など、魅力的なキャラクターのほとんどにモデルが存在しています。

あの豪華客船で何が起きていたのか、ドラマティックながらもリアルな演出で描かれる物語は緊張感抜群です!

 


まず、注目していただきたいのは船外から全体を指揮するDMAT指揮官・結城(小栗旬)厚労省の立松(松坂桃李)のバディ。

最初はお互いを信頼していなかった2人ですが、「命」を救いたい一心で奮闘し、物語が進むにつれて唯一無二のコンビになっていきます。

特にその様子が伺えるのが、ダイヤモンド・プリンセス号を降りて受け入れ先の病院に長距離移動した後のシーン。立松は、幼い兄弟の兄が陽性反応が出た弟と一緒にいたいと訴えたところを、立松は両親の許可をとった上でこれを病院に認めさせます。

そのあと、結城に対して、自分は「判断」を他人に委ねていると悩みを打ち明ける立松。自分は善意につけこんで責任を回避しているだけだと自分を卑下する立松ですが、結城は彼を否定せずに、「お前みたいな役人がいれば現場は頑張れる、偉くなれよ」と声をかけるのです。立松をずっと見てきて、評価をしているからこその結城のセリフ。立松のコアの部分を救う結城のセリフに胸が熱くなりました……!

 

 

そしてもう一組、注目していただきたいのはこのバディ。DMATの指揮官である結城(小栗旬)仙道(窪塚洋介)の2人です。仙道の「結城ちゃん」呼びにも注目していただきたい……!

かつて、東日本大震災でDMATとして出動した2人は、避難の際に失われずに済んだはずの命について苦い経験を共有しています。その経験から、2人はダイヤモンド・プリンセス号の感染災害について、国内での感染者を増やさないための検疫に力を入れるのではなく、一人でも多くの命を失わないための指揮を行います。

筆者個人的に推したいのが、動画のこのシーン。ダイヤモンド・プリンセス号の感染対応に対するメディアの風当たりが強くなったとき、不安になる結城に対して仙道は

 
やれることは全部やる、それがDMATでしょ!
俺、好きなんだよこの結城ちゃんの言葉
 
と叱咤激励します。 2人のお互いに対する信頼感が熱すぎる……!

****************
 
 
いかがでしたか?

本作は公開から一カ月以上経ってしまっているので、気になった方は是非、お早めに劇場に足を運んでみてくださいね♪

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