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片想いと両想いの違いとは

本品は『夜明けの唄 5』のアニメイト有償特典小冊子です。 

本編幕間、エルヴアの小屋での出来事になります。

長年エルヴァに片想いしていたアルトは
エルヴァの世話をすべくせっせと小屋に通います。

人に慣れていなかったエルヴァが徐々に懐いてきて
無防備な姿を見せるようとなると
恋心が暴走しそうで・・・

B6版サイズで表面フルカラー、内面モノクロ印刷にて
本編幕間のアルトの内心を描いた小話になります。

しかし両想いになったらなったで
また別の想いがこみ上げてきて
ウルウルするアルトを揶揄うエルヴァの会話が
面白かったです。

突いた藪から出てきたのは

本品は『夜明けの唄 5』の協力書店ペーパーになります。

本編幕間、ジュノとエルヴァの小話です。

エルヴァとアルトの関係が気になるジュノは
エルヴァにアルトとの出会いや共通点など
訊ねてきます。

ただのおしゃべりというジュノに
戸惑うようにポツポツ応えていたエルヴァですが・・・

A6サイズ(書店によって型違い有り)片面モノクロ印刷にて
エルヴァにちょっかいを出すジュノの小話です。

ジュノはアルトが帰ってくるまで
2時間も惚気を訊かされることになるのですよ(笑)

ジュノはお腹いっぱいでエルヴァはスッキリって
オチで笑えました (^-^)

哀しい過去をどう乗り越えるのか

本シリーズは覡の墨痣を抑える力を持つ青年と
海の化け物と闘う南の覡のお話です。

亡くなったはず覡が生きていて島民に復讐し始める中
彼の過去と受様の過去が交錯して攻様が囚われるまでと
幕間的な短編を収録。

この島では髪が白く額に印の現れる花付となると
島を襲う黒海と呼ばれる化け物と戦う覡になりますが
覡は倒した黒海の穢れによる墨痣によって短命です。

しかしながら受様を慕う攻様はなぜか黒海に襲われず
墨痣を消す力まで持ち、受様を癒し続けたばかりか
墨痣が全身に広がっていた西の覡をも救います。

覡を救おうと動いた修道院の監査官によって
受様達は島が意図して閉ざされている事を知り
監査官と協力する事となりますが
貴族達が次々に襲撃される資源がおこります。

それは受様の親友で亡くなったとされた元覡の仕業で
彼は黒海によって過去の覡達の記憶を見る事となり
覡を利用し続けた島の貴族達に復讐するために
黒海に身体を差し出していたのです。
元覡は自由になるために
受様に一緒に復讐しようと誘うように手を伸べてきて
昔の彼を知る受様を混乱させますが

貴族を襲っているのが元覡らしいと知った島民たちは
覡達を襲撃してきて!?

覡をも癒す力をもつ攻様と化け物と戦い続ける受様の
「夜明けの唄」シリーズ最新巻である5巻目は

亡くなったと言われていた受様の友人だった元覡による
貴族が襲撃される事件が多発した事で
島内が不穏な空気に包まれるところから始まります。

元覡が黒海を取り込む事で知った覡の過去は
かなり悲痛で悲惨で彼が復讐を望むのは
当然と思わせるものがあります。

そして受様とともに復讐望んだ元覡は
受様にも同じモノを見せようとするのですが
読者は受様が領主館で受けていた非道をも
知る事となります。

今までもチラチラ見えていた事柄から
受様の過去があまりよくないのは想像できましたが
結果がっつり描かれていてキツイです。

攻様が黒海でもある事実が
希望となる道がどうやって示されるのかは
なかなか見えてこないので
攻様的にもかなり苦しい展開です。

ココからどう挽回していくのか
ハラハラだけでなくワクワクされてくれる展開を
期待したいですが2巻くらいですかね。

辛いだけでない未来を早く見せて下さい ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐

ダルニエからみたシャイン(とランフォード)の小話です

本品は『狼殿下と黒猫愛妻の献身』の
コミコミスタジオ特典ペーパーです。

本編後、ダルニエが体調をくずすお話です。

今年の冬は風邪の流行に加えて
ダルニエの周辺ではいろいろなことが起こります。

ダルニエの作業場で王弟妃が襲われたり、薬棚が全壊したり
王弟陛下が2度目の匂いづけを行ったり
王弟妃の声について質問が殺到したり
国王夫妻と王弟夫妻が夫婦喧嘩したり
王弟妃が2度目の恋煩いにかかったり等々。

王宮勤務の医師としてダルニエは忙しく働いていましたが
風邪の流行に終焉が見えた頃に体調の異変を感じ
自身に過労という診断を下します。

しばらくの休養を宣言し、見舞いも断りますが・・・

A4サイズ両面にて
ダニエル医師視点の後日談になります。

弟子たちに私語を引き継ぎ
私室に引篭もって横になったダルニエですが
いろいろなことを考えていてなかなか寝付けません。

そのほとんどが王弟妃の事で
シャインが周りからどう見えているのかが
ダルニエが王弟夫婦に呆れつつも見守っている様子が
見えるほのぼのムードのお話でした。

最後に王弟夫婦がやっていてワチャワチャしているのも
楽しかったです。

護られるだけではなく

本シリーズは王弟の狼獣人と声を失くした猫獣人のお話です。 

交換留学の双子王子によって
王宮内で起こる騒動の顛末を収録。

受様は生国ヴェルニルの末王子の猫獣人ですが、
実は婚姻を嫌う王子の身代わりとなった庶民です。

攻様は敏感すぎる嗅覚で相手の感情を見抜く事から
受様が偽物と知りつつも純粋無垢な誠実さに惹かれて
受様を伴侶とし、

その後に本物の末王子が起こした騒動で
受様は本物の王子に、本物は偽物認定される事となり
受様は攻様への信頼を深めた結果
すこしづつ声をだす事ができるまでになります

そんなある日、
攻様の兄王の第一王子が留学した犬獣人のクアンツェから
双子王子が留学してくることとなります。

クアンツェの国王には遅く得た2粒種ですが
第一王子から見ても問題のあり過ぎる王子達なのです。

兄王子は攻様同様嗅覚に優れている事で
次期王は自分と公言している尊大な性格で
弟王子は考古学に傾倒しているものの
兄の資質が無さから仕方なく王位を継ごうとしている
残念な性格なのです。

兄王子は騎士団への所属穂希望しますが
配属先に不満を零して指示に従わないばかりか
猫獣人は奔放で兄王子の憧れの人である攻様に
受様は相応しくないと攻様に言い放つほどの
お馬鹿さんなのですよ♪

弟王子はそんな兄王子の言動にうろたえながらも
その場で兄を諭したり、謝罪を促したりもせず
結果的な尻ぬぐいをウダウダと行うだけという
こちらもバカと評されて仕方のない人物なのです。

こんな双子王子がウェロンにもたらす騒動とは!?

既刊「狼殿下と黒猫新妻の蜜月」に続く
人を寄せ付けない攻様と声を失った純真無垢な受様の
3巻目は他国から招いた王子が巻き起こす
悲喜交々になります♪

本シリーズは獣人それぞれの気質がキャラの性格に繋がり
ぶつかる事でさらに際立っているのが面白いです。

攻様の受様への溺愛が激しすぎて萌え
受様の言動が攻様や読書の思う以上にまっすぐで
きゅんきゅんされられる2人なのですが

本作もそれぞれの持ち味が十二分に活かされ
攻様の受様への匂い付けが普通じゃなくなっていたり
受様が攻様への信頼を深めた事で護られる存在から
自らも他者を護るように行動していて

ウェロン王城内の人々を振り回した双子王子の結末と
王弟夫婦が更に愛情を深めてのハピエンまで
たいへん楽しく読ませて頂きました (^-^)/

本作はシーンによって視点者が変わっていくため
先に留学してクアンツェ王族の事情を知る第一王子が
ちょっと気の毒というか可哀想ながらも
読者をニマっとさせてみもくれて面白かったです。

桜咲く季節に

本品は『ポメ耳絵本作家は見習いパパと・・・~』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、響の入学式のお話です。

つぐみの幼い頃の入学式ではソメイヨシノが定番でしたが
近頃は季節が早くなっているせいなのか
響の入学式では満開の八重桜が咲いていて

八重桜の華やかさは気持ちを明るくさせ
新しい門出に相応しいように思えます。

式が終わると昼食がてら入学のお祝いをするため
つぐみの勤務するカフェにむかいますが
響は店長にランドセルを見せるからと
2人を置いてタタタと駆けて行ってしまいます。

響を引き取ってから既に2年近くの月日が流れ
つぐみが2人と暮らし始めてからも
同じ年月が過ぎ・・・

A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームにて3人のその後のお話です♪

前半は白石よりの第三者視点で昼間の3人の情景を
後半はつぐみ視点での夜の2人のラブラブが
描かれています。

2年の月日が流れていますが
仲の良い親子の様子が伺えるほのぼの風景に
濃厚な夜の様子を楽しませて頂きました。

タイトル通りでした (^-^)/

耳付き症の世界

今回は出版社の編者者と耳付き症の絵本作家のお話です。

耳付き症のためにアパート退去を余儀なくされた受様が
亡き従姉妹の子を引き取った攻様の大切な人になるまで。

この世界には耳付き症と呼ばれる疾患をもつ人がいます。
その症状とは動物の耳と尻尾が生え、発情期がある事ですが
それ以外は普通の人間と変わりません。

発症傾向は様々ながらも先天性は稀で
多くは第二次性徴とともに耳や尻尾が生える後天性で
原因は判らず、完治はしません。

受様は高校生の時に耳付き症が発症、
良き主治医を得た事で耳付き症という変化を受け入れ
折り合いをつけながら生活しています。

絵本作家デビューを果たすもそれだけでは食べていけず
難治性疾患研究機関を併設する病院内のカフェで
アルバイトをしています。

小型のポメラニアンの耳付き症である受様は
小型犬のように警戒心を抱かせない可愛らしさと
朗らかな笑顔はどの客層にも受けがいいものの
時として獲物として認定して粘着される事がありました。

今日も好色そうな視線を世こそ会社員に目を付けられますが
常連客の対応で助けられます。

この常連客こそが今回の攻様です♪
攻様は受様のデビューからの担当編集でもあります。
受様は秘かに攻様をいいなと思っていましたが
今の関係を変えるつもりはありませんでした。

しかしながら
受様の借りていたアパートの大家が変わった事で
耳付き症の受様は退去を余儀なくされると
攻様から思いがけない提案をされます。

攻様は急死した従姉の葬儀の際に
耳付き症である従姉の子を巡る親戚たちの対応に腹を立て
その子を引き取っていたのですが

受様の次の部屋が見つかるまで自宅マンションに同居して
なれない育児を手伝ってもらえないかと言うのです。

部屋が見つからず困っていた受様は
攻様の助けにもなると同居をする事となるのですが・・・

耳付き症の受様と耳付き症の子を引取る攻様の
もふもふファンタジーなります♪

攻様の提案で同居生活を始めた受様なので
なかなか告白できなくてのジレジレ展開かと思いきや

受様の初恋の人だった元主治医が帰国したり
攻様の元想い人が亡き従姉だった事が判明していく事で
耳付き症である受様の事情だけでなく

ドーベルマンの従姉の子には出生の秘密や
攻様も家族と折り合いが悪さなどの攻様事情も
絡んでいく事で2人の気持ちがすれ違っていき

ハピエンはお約束と思っていても
受様の恋が実るまでハラハラ&ドキドキ
楽しく読ませて頂きました。

ただ攻様事情の見せ方がちょっと強引な感じがしたので
今回は「萌」評価に留めます。

厨房より

本品は『月神の愛でる花~芽吹の章~』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編幕間、料理人視点の番外編になります。

ヤスミンは
地方の小料理屋の料理人の六男として生まれ
山羊や牛の乳を飲んで育ちますが赤ん坊の頃から
味の違いを判別し、味に煩いと評判の子でした。

両親にしっかり料理の仕方や手順などを叩きこまれるものの
ところ変われば品代わるで、様々な場所で修行し
前任者の怪我で王城料理人への誘いを受けます。

腕には自信があっても
頭はからっきしで王宮勤めが務まるかと思いますが
丁寧な仕事と誠実さが必要と説かれて面接に臨みます。

その年はお妃選びの年でもあり
人手が足りなくなる奥宮の勤務となると
差ながら戦場のような謀殺の最中に放り込まれますが
やがて後宮に残されたのはサラエの姫だけが1人になり・・・

A5サイズカラー表紙(カバー同イラストト)2段組12頁の
大ボリュームにてモブキャラ視点のお話になります♪

ミオや侍従長などサホの身近な人達とは
また違った本宮の人々から見たサホが描かれています。

沢山の姫達がいた頃の厨房の多忙さ
サホだけのために変わっていくメニューへの指示、
さほの気に入りのトーダの菓子店に負けない菓子作りを
目指す職人の意気込みなど

料理人の目を通して変わっていく本宮の様子が
とても面白かったです。

幕間的な小話を詰めた短編集です

本シリーズは毒の皇帝と呼ばれる皇帝と
界渡りした稀人の皇妃のお話です。

本作は受様達の日常の悲喜こもごもを描いた7話を
収録した短編集になります。

巻頭作の「本宮にて」をご紹介します。

平凡な日本の高校生だった受様は
攻様の治めるサークィン皇国に界渡りします。

優しい人達との縁で稀人として平和に暮らしていましたが
毒の皇帝と呼ばれる攻様の花嫁の身代わりを務めた事から
彼の正妃となります。

攻様の周りの人々も攻様が望んだ受様を認め
2人を支える事を誓い
受様も攻様の正妃に相応しい振舞や知識を身に着けるため
日々努力を重ねます。

その一環として編入の許された高等学術院でしたが
受様の拉致まで発展した騒動により
急遽3日間の休校となります。

受様を心配する本宮の面々にとっては
気が気ではない時間を過ごす事にもなり
受様は巻き込まれた被害者ではありましたが
彼らに心からの謝罪と感謝を伝えます。

受様はぽっかり空いた休日で棒術を学びたいと思い
受様についてわかってくれている人物で
受様の補佐を目指して宰相筆働く侍従に
師事を求めるのですが・・・

朝露先生の3カ月連続発刊の最後となる本作は
人気シリーズ「月神の愛でる花」の最新刊になります。

本シリーズは元々同人誌が初出で
商業誌となっても同人誌で番外編が書かれています。

同人誌は本編では書き切れない裏事情的なものから
本編では書かれない脇キャラ達の日々などの小話が多く
物語世界をより深く楽しめるモノとなっていますが

本作はそんな同人誌収録の小話に加筆修正したもの5話と
書き下ろし新作2話が収録されています。

本編は前巻でひと段落着いたので
本作は次のターンまでの幕間として本編よりも
ほのぼの&ラブラブを増し増ししたお仕立てで
ニマッとしたり、クスクスしたりと
とても楽しく読ませて頂きました。

巻頭作も侍従が折れて師事をする事となり
その練習に騎士団長や副団長が顔をだして
調査に関わった副団長の女装話なども暴露されるオチで
とても面白かったです。

次の新刊も楽しみにしています (^-^)/

2ラウンド♡

本品は『純愛ラブハウリング』のアニメイト有償特典小冊子です。 

本編から続く"もう1回"を描いた小話です。

2回目は宏文がめぐみにのっかって・・・

B6版サイズで表面フルカラー、内面モノクロ印刷にて
本編に続いてのラブイチャエッチになります。

本編から流れてのエッチなのですが
宏文が騎乗位でめぐみを攻めたてております♡

経験の少なかったはずの宏文が・・・な流れですが
めぐむ的にはすごく興奮するらしいので
問題ないみたいです。