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青春。

今まで、絵柄があまり自分と合わず、敬遠していた作品でした。
最近になって評価されている作品を読んでみよう!キャンペーンを自分の中で始め(笑)
なんで、もっと早くに読まなかったのだろう!と後悔した作品であります。笑

一言でいうと、青春。
八代の抱えてる負の感情だったり、それを最初から真正面に受け止めきれない百瀬。
そんな2人が、だんだんと理解し、思いがつながる。
最高に明るい作品なんかではないのだけれども、
2人とも「キラキラ」と形容できるキャラじゃないのだけれども、
読み終わったあと、キラキラしていて涙が出ました。

苦しくて、でもちょっとずつでも前に歩こうとする人たちを勇気づける作品だと思います。

全3部作品、有終の美

全3作の最終巻である全寮制桜林館学院ロマネスク。シリーズ全て大好きですが、
ロマネスクは1,2の要素が織り混ざってできている、3部作品ならではの面白さがあります。

メインカップルの穂高と千聖ももちろん素晴らしいのですが、
私が声を大にして言いたいのは
ロマネスクでの春実の立ち位置です。
春実は第1作の主人公ですが、ソムトラムというゲームの当事者であった彼が3年生になり、穂高を支える。
私はこのCDでの福山さんの演技を聞き、彼を追うようになったほどです。笑

ぜひ、3部すべて、小説でもCDで楽しんでほしい作品です。