ちるちる談話室:BLファンの掲示板 「初心者の質問」



同人の世界とは・・・?

匿名

15/04/12 15:58

回答数:14

匿名で失礼します。
同人って?商業って?は散々既出の質問かもしれないのですが、もう少し深く理解したいので、是非お力添えをお願い致します!
質問は大きくふたつあります。
ひとつめは、商業デビューされる同人作家さんが多くいらっしゃると知りました。素敵な商業作品に出会い、その方が同人作家さんかどうかにはあまり興味がないのですが、一般的には同人活動と商業活動は同名義でされるものなのでしょうか?
たまたま商業作品を知っている人気作家さんのPixivやTwitterを見かけて、二次創作の投稿と商業作品の宣伝を一緒に目にして、自分でもよく分からないのですがもやもやしました。多くの方は、同人作品でも商業作品でも関係なくその作家さんのファン、なのでしょうか?
同人作品でもオリジナルなら全然こんな気持ちにはならなかったと思うんですが・・・しかし決して批判しているつもりはありませんが・・・「そういうもの」なのでしょうか?
私は同人作品も読みますが、BLは専ら商業作品ばかりなもので、こういう裏側といいますか、事情が分からないものでして、純粋に疑問に思いました。
また、とても失礼な質問になってしまうかもしれませんが、同人作家さんはみなさん商業デビューがしたいものなのでしょうか?すみません、ただ単に興味本位です。出版社の方が同人作家さんにお声をかけて、というのを知り、商業作品を編集されている方は同人作品も読む、ということになりますが、もちろんBLは好きでしょうが、これはプライベートな趣味であってそれで偶然目に留まるのでしょうか。それとも期待の新星を発掘するための業務の一環なのでしょうか。
ふたつめは、アンソロジーとかは何?ということです。パロディコミックス?商業のアンソロジーといいますか、一般の書店でもよく目にしますが、あれは公式・・・なのでしょうか。参加されてるのは同人作家さんなのですよね?こういったものの位置づけを知りたいです。同人誌と同じように、こちらも購入されますか?購入基準なんかも知りたいです。
また、参加される経緯はどういった感じなのでしょうか?こちらも声かけとかですかね。一応商業作品ですが、未発表のものなのでしょうか?それとも再録なのでしょうか?
同人の世界にまったく縁がないもので、でもちょっと詳しく知りたくなりまして、こんなスレを立ててしまいました、すみません。良かったら同人活動をされてる方のお話も聞いてみたいです。楽しい、ですよねきっと。どんな世界なんでしょうか、すごく興味があります。

回答一覧

14. No Title

ほったらかしはダメよ~。だめだめ!!

13. No Title

同人の世界とは・・・?
とっても広い世界なので。
争いごとが起きちゃう場合も数知れず。


コミケなどの同人誌販売に行かれてみるのも良い経験ですよ。

12. 商業アンソロ補足

昔々、商業の同人アンソロジーが世の中に出た当時…●ゅーじょんぷ●だくとさんが1987年に旬のジャンルで第一冊目を刊行されてからしばらくの間、それらは作品集という側面と同時に同人誌の通販カタログという一面を持っていました。今では通販の情報を別ルートで入手できるからその側面はなくなったみたいですが。
●ブレ出版さんの前身のビ●ロスさん(創業時は●磁●ブロス)も1988年に会社を起こしてから最初に刊行したのが旬のジャンルの同人アンソロジーで、●ブロスさんの出した形式(A5版カバー付きISBN管理)が今でもアンソロジーの様式として採用されています。
オリジナル作品を出されるまでのビ●ロスさんは同人アンソロジーを精力的に出されてましたね。
以上、ちょっとした無駄知識でした。

11. No Title

モヤモヤをあえて楽しむのが同人。
そう思ってた。

10. 自分はどうして両方を好むようになったのか

またまたお邪魔して申し訳ございません。

自分の場合、二次創作と商業BL(30年近く前なのでJUNEですが)ほぼ同時に足を突っ込みました。
JUNEはオリジナルを、同人誌は二次創作を楽しむもの、と思っていたので。
でもある時ふと、同人誌のオリジナルだって、媒体が違うだけで、面白いものは面白いという事に気が付きまして。それからは二次創作も含め並行して楽しんでいます。気が付いたら、デビューされた方も増え、二次創作をしてた方が商業番外を出される事も多くなりました(むしろ、オリジナル同人をされてた方が商業を経て二次創作へより多いです)。
なので、商業BL作家が二次創作をやる事について、違和感のようなものはありません。

人気ジャンルでの売名は、商業作家さんより同人作家さんに多いように思います。
PNを変えている方は、同人誌でのPNが恥ずかしいから、なんて理由の方も多いです。編集さんにダメ出しされたという方もいます。

匿名4番さんのさらに補足(?)ですが、昔は同人作家が商業デビューするなんてことは許されないような風潮で、その先駆けがおおや和美さんや水城せとなさんかと。とはいえ、このお二方やC●AMPなんかは、スカウトではなく賞を取ったり、原稿を出版社に持ち込みで、かつBLでは無い作品でのデビューですが。
他の名前が上がった方のデビューの経緯は存じませんが、JUNEからBLへと飛躍する際に、同人作家の青田買いのようなものが始まり、それが今も続いている(ある意味悪化している)感じです。

本当に昔は、これ二次創作で書いてた話のキャラ名変えただけだ!なんて商業作品がありました(今では大御所な方にもいます)。当時は苦笑くらいでしたが、今思えばそれも商業BLの発展を担っていたのかな、と懐かしく思います。

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9. 回答ありがとうございます!

>>7

やはり今では全然珍しいことではないのですね。驚きましたが、同人市場や需要を考えると納得することばかりです。

同人誌から商業なのですね。確かに、商業BL盛況以前の時期はもちろんあるわけで、それを経験された方のお話が聞けて良かったです。何事も過渡期といいますか、現在私たちが享受するBL界は先人の方が切り開かれた市場なのですよね。商業BLの土台は同人界、というのが全ての疑問に対する答えなのかもしれません。そういう世界なのですね。
本当に不思議な存在ですね。奥深いです。
匿名3番さんのおっしゃるように、何が良くて何が悪いか、みなさんそれぞれの考え方があると思いますし、大体のルールや暗黙の了解などまだまだ分からないことだらけですが、人に聞くのではなく少しずつ自分なりに理解していければと思います。

8. 回答ありがとうございます!

>>6

もやもやしたというのは、「そういうもの」とは知らなかったもので、そう表現してしまいました。お気を悪くされましたらすみません・・・
商業作家さんもひとりのファンとして同人作品を創作される、というのはすごく分かります。(名義が違うので)絵柄で気づく、というのも、ファンとしても作家さんにとっても嬉しいことだと思います。そういうものなんだ、と教えて頂いて、今は納得したのですが、質問当初は売名・・・?と思ってしまった面もあります。本当に申し訳ないです。私がたまたま見つけたのは最近のランキング常連の作家さんで、同人作品もとても盛んなジャンルだったので、有名な作家さんが同名義で堂々と二次創作をするのは一般的なのか?の判断がつけられなかったからです。こちらでユーザーさんに回答して頂けて、助かりました。
アンソロジーは黙認、ですよね。グレーな感じなのでしょう。
好きなものをあまり深く考えずに楽しむ、これがいちばん良いかもしれませんね。頑張ってみます!

7. 補足(蛇足?)

同人誌から商業、は今では全く珍しいことではありませんが、バブル前、80年代頃までは珍しく、今の商業BLの土台を同人誌という観点から作ったのが高河ゆん、尾崎南、えみくり、そしてC●AMP先生、あたりであると思います。結構歴史があるんですよ〜。また、最近では少ない?ですが、昔の商業BLなんか、同人誌で描いている自分の押しメンを露骨に分かるくらいモデルにして発表されてるものもあったりとか(いまだと問題なのですが、当時はそういうものも笑って流せる雰囲気が...あったハズ)。そんな流れがあるので、商業BL出版社さん(男性向け成年雑誌も同じく)も同人界は無視出来ない土壌。商業BLに限らず、青年漫画家さんでも非常〜〜に多いですよ。

さて私の場合、本格的にBL世界に入ったきっかけは同人誌。昔(12~3年前?)商業BLは、土壌は出来上がっているものの今ほど活発ではなかったので。最初は原作→同人誌という流れで萌えを補填していたのですが、だんだんと同人誌特有のテンションの高さというか、原作との齟齬についていけなくなり、商業に流れたのが本音です(原作ではライバルなのに...みたいな)。今でも同人誌は50:1くらいの割合で読むので'好き'ではありますが、作者さんと自分の好きな'キャラの魅力の解釈'が一致していないと同人誌が面白い事は少ないです(これ以外と少ないんです)。
商業で活躍している方で、この人なら同人誌も面白いんじゃないか!と思って読むことも多いので、pixivでのことはあまり気にしていません。実際、好きな作家さんなら原作を知らなくても同人誌を買ってしまうことがあり、また楽しめます。不思議な存在ですよね、同人誌。

6. 参考までに…

私の場合は、好きだったジャンルの二次で注目していた人が後にBLや一般でデビューしていて絵柄で気づいたというケースが多いのですが、やっぱり二次をやっていても独特の世界観や解釈だったりする、個性の強い人がデビューしている事が多いので、オリジナルの話ではその個性を全面に見るのが楽しいです。

私の知る範囲では女性向けでも男性向けでもほとんどの人が二次と創作の名義を分けているように思います。
二次同人は大手を振ってやれるような性質のものではないからだと思うのですが……。
とはいえ、その作家さんも仕事ではなく一人のファンとして同人をやっているのですから、私としては特に引っ掛かりは感じません。

まれに、二次の人気ジャンルで売名しているとか、パロキャラを自作に流用する作家もいると聞きますが……そう言われていた人が息の長い活動をしている印象はないので、ちゃんと切り分けている人が大勢なのだと思います。

もやもやしたというのが、プロの作家として、著作権侵害を助長するような同人を認めたり、やったりするのはいかがなものか……ということでしたら、うーん……海賊版のような、著作権者の利益を侵害する行為と、同人を別物として考えているプロの作家さんもいらっしゃるので……。

何が良くて何が悪いかの線引きは、過去の同人トラブルや炎上をひととおり勉強したりすると、いろんな意見に触れて理解が深まってくると思います。
そこまで深く考えずに、好きなものを楽しむのも全然良いと思いますが(笑)

商業アンソロはかなり微妙なところですが……。
同人誌を買う方法がわからなかった頃は結構お世話になりました(笑)
最初の方が言われていたように、「黙認されている」というのを心に止めながらなら、 利用するのもひとつの楽しみ方だと思います。

5. 回答ありがとうございます!

>>3

やはりスカウトが多いのですね。
二次創作同人は読みますが、あまり盛んなジャンルではないというのと、商業BLは商業BLで独立して好んでいたので、同人作品と関連して考えたことがなかったんです。商業作品の続編が同人誌として頒布されたりといったことがあると知り、へー、って思っていたくらいです。なので商業作家さんのオリジナル同人作品すら読んだことがありません。二次創作活動をするなら別名義なのだろうと思い込んでいました。完全に偏見で申し訳ないです。好きな同人作家さんが商業に活動の幅を広げられるというのは、ファンとして嬉しいことですよね。勉強になりました。
確かに、絵が描けて、好きなキャラがいて、そしたら創作したくなりますよね。素敵な才能ですもんね。

アンソロジーについてですが、プライベートが落ち着き今更ながら黒バスにハマりたくなりまして、どうしようかな・・・と悩んでいたのですが、クロバスカレシ系統の本を見つけまして、商業でもあり同人でもある、というのは消費者にとってはどういう位置づけなのかな、と気になった次第です。まさにおっしゃる通り、遅すぎる新規開拓です。手っ取り早いのでアンソロから享受してみようと思います。

本当に、思っていた通り奥が深い世界ですね。みなさん逞しくて羨ましい限りです。分かりやすくありがとうございます!

4. 回答ありがとうございます!

>>1

99%というのは、私にとっては驚くべき数字でした。なるほど、そうなのですね。みなさん同人活動をされていて、人気になられた作家さんだったのですね。納得しました。
確かに、同人を読む友達で商業も読む人はあまりいません。ちるちるユーザーのみなさんは商業を好んでいらっしゃる方が多いと思いますが、同人ももちろん読む、創るという方は、自分はどうして両方を好むようになったのか、きっかけがはっきりしているというか分析できるならば教えて頂ければ嬉しいです。なんとなく、とかでも。何故好きなんだろう(笑)とかでも。興味が湧きました。

3. 続きです


1番さんの補足程度ですが。
書名で作品名やキャラ等が分かり辛い本は、まず非公認です。公式のものは公式と書かれてますよ。
公式はほぼ描き下ろしですが、非公認は同人誌から再録や描き下ろし様々です。
作家さんも、その作品の同人誌をやってて誘われた(非プロ含)、編集さんと付き合いがあるから呼ばれた等、やはり様々のようです。
昔は、同人誌を募集しているアンソロジーもありましたが、最近はどうなんでしょう?

私がアンソロジーを手に取るのは、自分がその作品ファンに足を踏み入れた時に、すでに二次創作が充実していて、作家さんの新規開拓を手早くしたい時や、エロ無しで幅広い作品を読みたい時ですね。


正直、同人誌の世界は実際に足を踏み入れていても、奥が深いです。理解を深めるというより「好きな作家さんが、好きな作品のキャラを描いてるラッキー♪」位で楽しめれば良いのではないでしょうか。

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2. 同人作品も読みますが、BLは専ら商業作品

という事は、二次創作同人は読むけど商業BL作家が描く二次創作同人は読んだこと無い、で良いのでしょうか?


同じPNを使っている方、違うPNを使っている方様々です。商業でも一般とBLのPNを分けてる方もいますし。
Pixiv等に二次創作の絵を上げていても、同人誌は出してない方もいます。好きなキャラが出来て自分が絵を描けるのなら、好きなキャラを描いてみたくなる、そう思いませんか?また、完全に分けている方もいます。

好きな商業BL作家さんの二次創作同人誌も読むかですが、私の場合は様々です。
商業BLは好みでも、二次創作が自分に合うとは限りません。原作に馴染みがなかったら、心から楽しむこともできませんし。絵や作風やギャグ等が本当にどんな作品でも好みに合う方なら買うこともありますが稀です。逆に二次創作はどの作品でもツボだけど、商業はイマイチと思う方もいます。
またこれは商業BLとオリジナルBL同人誌を描かれている方でも当てはまります。商業BLは少なからず編集さんや雑誌等の方向性が入りますので、商業BLの番外同人誌ならともかく、完全オリジナルBLとなりますと、やはり好みが別れます。

商業デビューについては、1番さんと同意見です。
スカウトについては、プライベートからの偶然もあれば、最初からスカウト目的の方色々でしょう。


どうしても800字で収まらなかったので、続きます。
ごめんなさい。

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1. 習うより慣れろ

【商業作家が二次創作同人活動をしていることについて】
作家さんの自由です。「そういうもの」です。
ピンとこないかもしれませんが、いま商業BLを描かれている漫画家、小説家の99%は二次創作同人を経てスカウトされるなり賞を取るなりしてデビューしています。超大御所のよしながふみ先生や中村春菊先生も当然そうですし、ちるちるランキングに入っている作家さんもほぼ全員パロディ同人が古巣です。

【同人作家はみんなプロデビューしたいものなのか】
大多数の人は商業BLデビューにはまったく興味がないと思います。そもそも同人界では商業BLを読まない人も多いです。商業BLデビューを狙うのはごく一部の「デビューしたい!」という作家だけです。

【パロディアンソロジーは公式なのか】
公式のものとそうでないものがあります。明らかに同人ぽい雰囲気であれば非公式です。非公式なのになぜ平然と本屋で並んでいるのかというと、版権を持っている企業(たとえば少年誌の出版社など)が黙認してくれているからです。
厳密には違法性のあるものです。どうしても気になるようなら買わないほうがいいです。しかし、買っている人を悪く言ってはいけません。書店で売られているものを買っているのですから、購入者が非難されるいわれはありません。

つらつら書きましたが、同人の世界は一朝一夕で理解できるものではありません。結論を急がず、また偏見で決め付けず、人に聞き回ったりせず、ゆっくり眺めて理解を深めてください。

この質問に関する回答は締め切られました

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