04/23 朝葉 紫先生インタビュー 美形商人の奴隷に!?イケメン商人×会社員のほのぼの異世界BL♥小説『売れ残り異世界奴隷ライフ』
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2018/11/24 15:27
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1815回
恋緒ジノ／日本文芸社／KAREN COMICS
コミックス『色にも出せず』11月29日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
明治初頭。吉原で二階廻しの仕事をしている一ノ介は、女をひどい目に合わせて生きる自分に暗い気持ちを抱えていた。それを表面上は隠して過ごしていたある日、花魁よりも花魁の着物が見たいという変わり者の客・藤二郎が店にやってくる。その純粋な目も行動も癪にさわり二度と関わらないと思っていたが、藤二郎は境遇が重なる一ノ介に好意的で…。真っ直ぐな藤二郎と誰にも心を開けずにいた一ノ介。二人の出会いはやがて一ノ介に初めての気持ちをもたらし――。
――作品紹介をお願いします
明治初め、吉原で下働きをしている男の子の話です。
以前何かの文献で「実は吉原では働いている男の人の身分が一番低い、彼らはその仕事から世間からさげすまれ、社会的な権利が平民とは区別されていた」と聞いて興味深いなと思っていました。
花魁は借金が返せれば町人に戻ることも出来ますが、彼らは一生その身分から出られません。相手役の藤二郎は、大きな商家の若さまにしようか迷ったのですが、それだとお金を使って主人公を買い上げてしまえば終わってしまうなと思ったので、ふたりで考え、戦ってほしいと普通の職人になりました。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
天然ワンコな染物職人と、裏表の激しいツンデレな吉原の従業員です。
受は攻の「かまって攻撃」に大体うんざりしています。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
主人公・一ノ介は困難な環境で生まれ育ち、しかも「身分制度」があるためそこから逃げることも出来ず。しかしそれでも少しでも「まっとうな人」でありたい、でもそれをおおっぴらに表に出したくない、とものすごくめんどくさいやつです。
表情も眉をしかめたままあまり動かず、色々考えてしまうので腰が重く行動も遅い。どうやったら彼がちょっとでも主人公らしくしてくれるのか・藤二郎を好きになってくれるのか、2話目など特に難しかったです。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
毎度大混乱したのは日本髪です。
それから今回は初めて他の方に背景を書いていただいて(1話目2ページ目、2話目見開きなど)、あまりの綺麗さに感激しました！
――今作にまつわる裏話はありますか？
一ノ介の上司である楼主さんは1話目の2コマくらいしか登場シーンがないはずでしたが、後半どんどん出てきて「なぜこんな小太りのおっさんのアップをたくさん…」という感じでした。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
資料をすべて買うわけにもいかず、図書館に通いました。見たい本はほぼそろっていて図書館てすごいなと思いました。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
同人誌から声をかけて頂きました。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
単行本を出すということは、色んな方の手がかかっていて本当に大変なことなんだなと思いました。
担当さんやデザイナーさん、印刷会社の方、手伝ってくれた方々、本当にどうもありがとうございました。
わたしほんにんはものすごくきんちょうしています!!!
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
次はもっと表情がくるくる変わる素直な子も描いてみたいです、どうぞよろしくお願いいたします！
担当編集より
恋緒ジノ先生の初コミックスは、明治初頭・吉原を舞台にした純粋で真っ直ぐな染物職人・藤二郎×意地っ張りな遊郭下男・一ノ介の物語です。
普段は一ノ介の方が強気に出ている感じですが、基本ワンコの藤二郎もただの天然ではなく、大事な時は決める男です!!
殻に閉じこもって変わろうとしなかった一ノ介が、藤二郎との出会いによって恋を知っていく様子を、ぜひお手にとってじっくりご堪能ください!!
アニメイト限定：描き下ろしペーパー
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(C)恋緒ジノ/日本文芸社
コメント1
匿名1番さん(1/1)
絵も上手いし面白そう。ポチりました。