NEW!06/16 笹野わぐま先生インタビュー 奉仕体質騎士×子持ちおじさんサキュバス!年の差異種族ストーリー♥ 小説『世話焼き騎士は今日も夢魔に食べさせたい』
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2026/06/16 17:00

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4326回
笹野わぐま/十月/心交社/ショコラノベルス
小説『世話焼き騎士は今日も夢魔に食べさせたい』 6月10日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
魔王が勇者に倒されてからおよそ二十年。平和な世界で『全ての人命の守護と尊重』を目的とする守護騎士のユールは「魔術師が子供を儀式に使おうとしているのではないか」と通報を受けてその家を訪れる。そこには変人魔道学者・セレミアとその子供・ジズが住んでいた。汚い部屋に最悪な食生活。呆れながらも彼らの世話をするうちに、実は幼いジズがセレミアの実子でないことを知る。それでも仕事は変わらないと家事をしていると、偶然ジズの頭に小さな角を見つける。隠そうとしたセレミアが咄嗟に魔術を使うと、ユールはなぜか彼に触りたくなってキスしてしまい──。
――ご刊行作品の紹介をお願いします
奉仕体質の騎士の若造が、生活能力の低い魔法使いの若見えおじさんとその連れ子の世話をするうちに厄介事に巻き込まれていくお話です。奉仕体質で身体がでかくて年下の攻め、感情薄めな研究者気質の見た目だけ若いおじさんの受け、頭に角の生えてる人、めちゃくちゃ面倒臭いおじさん、RPGアフターストーリー風のファンタジー、と好きなもの色々乗せで書けて楽しかったです。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
攻のユール君はすごくいいヤツなんですが、奉仕体質が強すぎて一歩間違えると相手を人間的にダメにしたり、トラックの前に飛び出した子供を庇って死んだりする可能性がある奴なのですが、当人が物凄く頑丈なのでまだ元気に生きて奉仕活動を続けています。
受のセレミア先生は一応サキュバスおじさんですが、サキュバスとしてのやる気も才能もあんまりなく、研究者気質で生活能力が低くて色気とかもそんなにない子持ちおじさんです。子供にはワケあって嫌われています。
――当て馬や重要な脇役は?
受のセレミア先生にはジズという子供がいるのですが、何故かこの子は頭に角が生えていてセレミア先生のことを物凄く嫌っています。そしてこの子が強く願うと、周りの人間にとってよくないことが起こるようです。クソガキめ……と思いながら書いたので、クソガキめ……と思っていただけたら嬉しいです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
23歳×42歳の年下攻年齢差CPであると同時に人間×人外の価値観不一致CPでもあるので、年上受の余裕に見えてたものが単に価値観が人外だから気にしてないだけのことだったり、ちゃんとご飯を食べなくてめちゃくちゃ叱られたり、時々本当に年上の人生経験を見せつけて来たり、人外としての圧倒的優位を見せつけて来たりするような、そういう変なギャップと最終的には完璧にそれに適応する若いパワーを書くのが楽しかったです。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
設定を作るのが好きなのでたくさん作ってしまったんですが、どう考えても一つの話の中ではそんなに書けないのでたくさん削ることになりました。もっと計画的に書けと思いました。
――今作にまつわる裏話はありますか?
受のセレミア先生の名前は両親の死後に自分で名乗ったもので、親に付けられた生まれつきの名前ではありません。なのでとあるキャラクターは先生を絶対に名前で呼びません。CPの外側にそういう厄介感情を仕込むのが楽しかったです。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
作中の建物の間取りが分からな過ぎて某建築ゲームで間取り確認用の家を作ったんですが、実際作ってみたらすごく変な家でした。
――今、何かハマっていることは?
運動しないとまずいと思ってプール通いを始め、どうにか平泳ぎができるようになりました。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
二次創作をひたすら黙々と書いていたところ、心交社の編集様に書いてみませんかと誘っていただき、書かせていただくことになりました。自分で書いたものに対して色んな人にアドバイスを貰えるのが新鮮で楽しかったですが、編集部の方々にはご迷惑をおかけしたかもしれません。本当にありがとうございます・・・!
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
本になった! うれしい! という気持ちと、早く次のやつ書きたい! という気持ちとがあります。また何か書けそうなら頑張りたいと思います。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
楽しく書けたので、楽しんで読んでいただけたら嬉しいです! 
担当編集より
笹野わぐま先生のデビュー作『世話焼き騎士は今日も夢魔に食べさせたい』は魔王が倒された後の世界で守護騎士として人を守るユールが人間と夢魔の半魔族のセレミアと幼い子供ジズをお世話することになり、トラブルに巻き込まれていくファンタジーです。
保護者としてだめだめなセレミアに最初は呆れていたユールですが、色々なことに無頓着な彼を心配するうちに目が離せなくなっていきます。しかしセレミアは他人や自身の感情に疎く、二人の価値観も異なるので、お互いに相手の考えていることがなかなか分かりません。それでも唐突にセレミアが口にした素直な思いにユールは驚いたり照れたり。そんなもどかしくも愛しい二人の翻弄され合う姿を楽しんでいただきたいです。特にセレミアの感情が少しずつ表に出てくる様には心打たれます!
そしてお話の鍵となるのが、二人がお世話をする子供ジズです! セレミアにいたずらしてはにたりと笑う様子がかわいい。ジズの行動や存在がトラブルを引き起こすことになるのですが、ちょっとやんちゃな二歳児をハラハラしつつ見守ってください。
真面目で世話焼きな騎士×半魔族の変人魔道学者の恋と絆と成長の物語をぜひ読んでみてください!
コミコミスタジオ:書き下ろしSS小冊子
電子書店:書き下ろしSS
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(C)笹野わぐま・十月/心交社
