07/03発売イラストあり・電子限定ショートストーリーつき
小説

今回は守護騎士と魔術師兼魔道学者のお話です。
守護騎士の攻様が通報で向かった一軒家にて
訳ありな子育てをする受様と関わる顛末と
本編後日談続編を収録。
おそよ20年前人類最大の脅威である
魔王が勇者によって倒され
魔王配下の魔族はまだ生き残っていねものの
魔物による世界を滅亡の危機は去ります。
攻様は祈道教会が運営する世界最大の騎士団
祈道騎士団に所属する守護騎士です。
騎士団は機動騎士として魔物退治をしたり
守護騎士として紛争地で難民救護をしたり
人々を守る活動をしています。
ある日
学術都市として名高いバリボアにて
街外れの魔術師の家から
子供の声がするが見た事がない
怪しげな術に使われようとしているのでは?
という通報で攻様が向かいます。
都市の外苑に近く古めかしい家が多い中
件の家は更に古めかしい石の家で
悪い魔術師の根城にぴったりな様相です。
ドアを叩いて読んでも反応がなく
玄関を開けるとどこかから子供の声が聞こえ
ダイニングの奥のキッチンのさらに奥の扉を
開けると柵の中に暖かそうな帽子を被った
子供がちょこんと座っていました。
攻様が声をかけて手を伸ばすと
子供は大人しく抱きあげられますが
さらに奥にあるドアに向かうには
ひっくり返った本棚が邪魔でした。
攻様がどけようと近づくと
血の気の薄い細い男の腕が見えて!?
世話役体質な攻様と訳ありの子を育てる受様の
ドタバタ人外ファンタジーです♪
人外ファンタジー好きなのと
タイトル&あらすじに惹かれて手にした1冊ですが
キャラの性格故か少し文章が固く感じましたが
面白かったです。
本棚の下敷きになっていた人物が
今回の受様で虐待の疑いで通報された
魔術師でした。
受様は子供自分について問われると
「親権は私にある」という
なんとも微妙な言い方をした上に
平然と子供に嫌われていると言うのですよ。
先ほども抱きあげようとしたら
大暴れされて本棚を倒されたと言いますが
攻様の腕には大人しく抱かれて
真偽も真意もわかりません。
まずは家中の片づけから始めると
毎食ミルクがゆという食生活を知り
魔術師の受様が変人なのは仕方ないけれど
子供の扱い方から人間性の問題ありと判断し
攻様は経過観察する事にします。
家中を片付けた後に
馬で数時間の騎士団の詰所に戻ると
魔物討伐専門の私設騎士団である
夜狩り団騎士団長に声を掛けられます。
騎士団長は受様は半魔物なので
子を成せず、子供は実子ではないと言い
子供の素性気にするそぶりを見せますが
どうしてなのかは明かしてくれません。
攻様は受様親子と関わる事で
受様の過去や子供の正体が明かされ
子供を預かる事になった経緯に
20年前の魔王討伐事が関わっていて
危険が迫るハラハラ&ドキドキな展開に!!
攻視点で受様の目指す未来が見えず
どういう結末が彼らにとってのハピエンなのか
なかなかわかりませんでしたが
受様親子が無事に新たな生活基盤を整えるまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/
