壱あらた先生インタビュー

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壱あらた先生インタビュー ワンコ大学生×鈍感“お兄ちゃん”!! 再会に膨れ上がる想い… 初コミックス『それを恋と呼ばずになんと言う』

2019/05/23 19:52

引っ越し先のお隣さんは初恋の幼馴染! 年下がグイグイ~っと♥

 


BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第1994回
壱あらた/笠倉出版社/カルトコミックスequal collection
コミックス『それを恋と呼ばずになんと言う』5月25日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!

 

STORY
幼い頃、近所に住むハル兄こと神崎晴斗に密かに恋心を抱いていた光樹。それから五年。気持ちに踏ん切りがついたと思ったのに、一人暮らしのために引っ越した先でまさかの再会…! 夕飯に誘われたり、バッタリ部屋の前で会えた時は一日中ハッピー…だけど弟扱いされるたびにがっかりする日々。でも、一緒にいる時間が増えれば増えるほどフッ切ったはずの気持ちが昔以上に膨れ上がり…!

 

――作品紹介をお願いします
幼い頃、近所に住むハル兄こと神崎晴斗(受け)に密かに恋心を抱いていた桜庭光樹(攻め)。
会う機会がなくなって五年後、気持ちに踏ん切りがついたと思った頃に、一人暮らしのため引っ越した先で再会します。
久々に一緒に過ごしていく中で晴斗のある勘違いをきっかけにただの「幼馴染」から少しずつ関係に変化が起こり始めます。

最初はひたすら光樹が晴斗のことを好き好き! って感じなので話が進むにつれての晴斗の気持ちの変化なども楽しんで頂ければなと。作中えっちなシーンもありますがどちらかと言うとストーリー重視な作品になっているかなと思います。


――主人公たちはどんな攻×受ですか?
年下ワンコ系大学生×鈍感で天然ちょっとドジな社会人です。
攻めの光樹はとにかく表情豊かで晴斗のことがひたすらに大好き! って感じの子で、受けの晴斗は柔らかく優しい雰囲気を持ちつつ鈍感だったり少しドジな部分がある子です。


――当て馬や重要な脇役は?
当て馬などではないんですが、光樹の友人として岩倉慶四郎という子がよく登場します。光樹の良き友人です。しかし基本デフォルメ顔で描かれてることが多い子なので数少ないちゃんと描かれてる(?)コマはある意味見所かもしれません。
あと個人的に晴斗の職場での先輩もけっこう気に入ってます。


――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
デフォルメ絵なども交えつつ明るい雰囲気の作品にできたかなと思ってます。
あと年下攻めのお話が大好きでデビュー作では出来ることなら年下攻めを…と思っていたので描かせて頂けて嬉しかったです。


――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
趣味ですらこれまでオリジナル漫画というものを描いたことがなかったのでお仕事を引き受けたはいいものの何から手をつけたらいいのやら…状態でした。なにせゼロの状態から生み出していかないといけないので。
自分でキャラ設定や名前を決めるというのも最初はどこか気恥ずかしさもあったんですが執筆しているうちにすっかりそんな気持ちもなくなりキャラクターへ愛着が湧いていました。
あと作画で言うと光樹はほんとに表情豊かな子なので描いていて特に楽しい子でしたね。


――今作にまつわる裏話はありますか?
実は晴斗の実家ではゴールデンレトリバーと猫ちゃんを一匹ずつ飼っているという謎の裏設定があったりします。お話の中で二人がメッセージのやりとりをする際に晴斗のアイコンが写ってるコマがあるんですが、よく見ると実家の猫ちゃんとワンちゃんが写ってます。更に言うと晴斗のお母さんが撮って送ってきた写真なのでワンちゃんは尻尾しか写ってなかったり。お母さんもちょっと天然でドジなとこがありそうなので晴斗はお母さん似でしょうね。
あと晴斗の漢字を決める際に「はる」の部分を季節の「春」にしようかと最初思ったんですが、基本性格も雰囲気も柔らかい子なので良い意味でそういう雰囲気だけの子じゃないんですよという思いを込めて「晴」にしました。


――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
連載中になんとなく見始めた『風が強く吹いている』という箱根駅伝を題材にしたアニメにどっぷりハマってしまい執筆中もずっと流してました。見る前は正直駅伝アニメ…? と侮っていたのでまさかあんなに心に響いて泣ける作品とは思いませんでした。既に最終回を迎えてしまったんですが未だにロス中です。コミックス作業などもひと段落ついたので以前購入したコラボランニングシューズを下ろして私もランニングを始める予定です。


――今、何かハマっていることは?
数年前からモーニング娘。さんが好きなんですが作業中BGMにしたり、ついついライブ映像を見返してしまいます。バキバキに踊りながらも力強く歌い上げる姿が本当にかっこいい。そしてつんく♂さんは天才だなとしみじみ感じさせられます。因みに推しは小田さくらちゃん。推しであると同時に尊敬してる人でもあります。


――BL作家になったきっかけを聞かせてください
趣味で漫画を描いていたところ今の担当さんが声を掛けてくださいました。 本当に有り難いです。


――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
まもなく発売なんですが、正直なところまだあまり実感がないです。
書店に並んでいる光景を想像すると不思議な感じがします。
でもきっと発売前日頃からソワソワしてしまうんだろうなと思います。


――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
このたび有り難いことに初の単行本を出して頂くことになりました。
単行本化に伴いそれなりのページの作画修正もしたのでもし単話配信で読んだけどコミックスも買うよって方がいらっしゃいましたら修正部分の違いも楽しんで頂ければと思います。
拙い部分もあるかと思いますが、少しでも作品を楽しんで頂き晴斗と光樹を好きになって貰えれば幸いです。
読了後もしよかったら感想を聞かせてやってください。

担当編集より
壱あらた先生のデビューコミックスは、そのタイトルの通り相手への恋する気持ちがぎゅっと詰まったピュアラブストーリーです。
ある日一人暮らしの為に引っ越した先のお隣さんが、ハル兄という初恋相手で偶然の再会を果たします。嬉しい気持ち反面、気持ちをフッ切ったのにという複雑な想いもあった光樹でしたが、夕飯に誘ってもらえたり、廊下で会ったりするたびにテンションが上がっていきます。
一緒にいる時間が増えれば増えるほどフッ切った気持ちは再熱し、やっぱりハル兄が好きだと一途に思う光樹を思わず応援したくなってしまうこと間違いなしです。
そしてこのお話のもう一つの魅力は光樹の非常に豊かな表情ではないかと思います。最初から最後まで光樹の真っ直ぐな「好き」という気持ちが色々な表情で見ることができますので、ぜひそこも楽しんでいただけたらと思います。

 

コミックス『それを恋と呼ばずになんと言う

 

 

特典情報

 


初回封入特典/描き下ろしマンガペーパー
アニメイト様/4Pリーフレット
アニメイト池袋本店/描き下ろしマンガペーパー
コミコミスタジオ様/4Pリーフレット
とらのあな様/描き下ろし漫画付き両面イラストカード
ホーリンラブブックス/ブロマイド

電子書店共通特典/描き下ろしマンガペーパー

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特典やフェア情報など詳しくは公式HPまたは公式Twitter

 

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(C)壱あらた/笠倉出版社

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