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本日のゲスト:chi-co先生

801 AUTHORS 108 腐っていいとも! やおよろずのBL作家をゲストに迎え、新刊について聞く!

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2013/01/23 16:12

 本日のゲスト:chi-co先生

小説『遠藤主任の桃色閻魔帳』(二見書房)1月24日発売
1月24日に、二見書房・シャレード文庫より小説『遠藤主任の桃色閻魔帳』をリリースのchi-co先生。興味深い設定を元に展開するBLストーリーがchi-co先生の特徴! さて今回は? それでは「801 AUTHORS 108」35回目のゲスト、chi-co先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
シャレード文庫様からはお久しぶりとなります。
独特の思考回路を持つ下着通販会社、苦情係主任の遠藤と、デキるわりには何時も遠藤主任に振り回されている黒沢の、楽しくもおかしな社内恋愛。
ただし! 私が書くものですから、普通の恋愛とは少し違う、笑いも……いえ、笑いが占める割合の方が大きいかも(汗)。
多少の実体験と、大いなる妄想で書きあげた本です。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
攻め手である黒沢紘一郎は、顔も営業成績も良い男です。今までにあまり失敗もなくきたので、多少の俺様気質もあります。
しかし、一枚も二枚も上手の遠藤主任の手のひらの上で転がされる、案外可愛い男です(笑)。
受けである遠藤主任は、一言で言えば不思議ちゃんです。どんな過去があるのか、今何を考えているのかまったく読めません。
そんな彼がどうして黒沢にちょっかいを出したのか、それは本編後のSSで少しは明かされていますが、それでもなお、明かされない謎があるのが遠藤主任です。
同じ苦情係の鴨下と一柳さんも重要な登場人物です。彼らもそれぞれ謎な部分があるところがミソ。
私としては、鴨下がどうしてオヤジギャグにはまったのか、その経緯がとても気になります(笑)。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
何と言っても、遠藤主任がポイントです。課長でも、部長でもなく、主任というのもこだわった部分です。
彼は特に悲惨な過去を持っているわけでもなく、卑屈な性格をしているわけでもありません。
ただ、独特な思考回路を持っているだけで、しかも彼の中ではそれが普通なんです。
閻魔帳に書かれてあるチェック事項も点数も、誰かに見せたり、言いつけたりする手段ではなく、あくまでも自分の確認事項でしかない。
恋に堕ちちゃった黒沢こそ、ホントに変わった人なのかもしれません(笑)。

あ、あと、オヤジギャグもポイントにしといてください。
本文中に書いたのはわりとわかりやすいものだと思いますが、誰しもつい口に出るオヤジギャグが1つか2つはあるんではないでしょうか。
私の場合は、「すみま千円、二千円」と、「腹立つのり(原辰徳)」です(汗)。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
学生の頃、下着ではありませんが洋服通販会社でバイトをしていたことがあります。本とは違い、ほとんど女性ばかりの職場で、その人間関係や個々の性格とか、面白いことはたくさんありました。まだ気楽な学生だった私は、一歩引いたところから「大人って大変」と思ったものです。
苦情の電話も受けたことがありましたが、洋服への不満はもちろん、だんだんまったく関係のない世間話やら愚痴やらを言う人も多かったですね。

社会人になって初めて就職した会社では、新入社員にかかわらず修理&アフターサービス係という部署に回されました。いわゆる、苦情係です。
女ばかりで、部長だけが年配の男性社員で、他の部署とは違い、離れた部屋で仕事していました。これは、本の中と同じような感じです。
午前10時と午後3時のお茶は欠かさず、部長が文句を言わないことをいいことに、仕事中でもおしゃべりが多く、賑やかでした。
楽しかったですよ。
でも、上の人間は使えず、反対にお客様を怒らせては、頻繁に私たちに苦情の電話を回してきていました。残業時間が午後9時10時は当たり前。
遠藤主任のような人がいたら辞めることもなかったかも(苦笑)。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
今作にかかわらず、新しい本を出していただく時はいつもドキドキしています。
楽しんでもらえるかな、とか、私の萌えは通じるかな、とか(笑)。でも、今回は攻視点ということで、特に気になっています(あまり書かないので)。
話もそうですが、早く挿絵の方も見て楽しんでもらいたいです。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
こんにちは、chi-coです。
王道が好き! な、わりには、いつも何か変なものを書いてしまっている気がします(汗)。ですが、今回も書いている最中自分自身が楽しくて、「まあいっか」と悟りました。人間、開き直ると強いですね(笑)。
今年もこの路線を捨てず、さらに、今まで挑戦していないジャンルにも足を踏み入れてみたいと思いますので、今後もどうぞよろしくお願いします。

担当編集:シャレード編集部 Sさんより
前作『おーちゃんとちーちゃん』は巨根と粗チンのラブストーリー、今作はデ○ノートをつける奇癖の主任…。
一瞬色モノ枠のような気さえするお話たちではありますが、みなちょっとだけ心に鬱屈を抱えた、人間らしい人たちばかりなのです。
そう思うと、「奥の院」の鴨下さんや一柳女史は変わり者とされる遠藤主任よりも何かを悟ってしまっている気がします(鴨下さんのオヤジギャグのルーツ、気になります…!)。
年下を食っちゃうようないけない主任ではありますが、案外かわいいところもあるというギャップをお楽しみいただけると嬉しいです。
黒沢君はこれから毎晩大変そうですが…w

(c)chi-co/佐々木久美子/二見書房

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