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 本日のゲスト:いとう由貴先生

2013/03/08 16:04

小説『キスと野獣』(心交社)3月9日発売
いとう由貴先生の新刊は3月9日に心交社「ショコラ文庫」からリリースの『キスと野獣』。狼×少年の異種族間BLです! はたしてどんな展開に……? それでは「801 AUTHORS 108」66回目のゲスト、いとう由貴先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
ふとしたことから狼の嫁になってしまった少年が、与えられた現実の中で一生懸命頑張るお話です。
基本、受の子にはいつも頑張ってもらっているようで申し訳ないのですけど……。

Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
狼さんは真実の愛を追い求めるドリームな男(でも、数百年過ぎて現在は諦め気味)。
一方の少年は、嫁になった以上は(夜の)お務めも頑張らなきゃと真面目にお相手する子です。そこが狼さんのツボだったりするわけですが……。

Q3. 今作のこだわりポイントは?
こだわり……はやっぱり狼嫁というところでしょうか。異種族婚姻ものは楽しいですよね。
次に機会があったら、今度は宇宙人が攻の話をやってみたいな~。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
自分は犬を飼っているのですが、小型犬のうちの子を撫でながら、「この子の先祖が狼なのか……」と微妙な気分になったりしました。ガオッてなってもちっとも怖くない……。可愛くてグリグリしたくなっちゃうよー!
きっと、この話の狼さんも受少年相手にはこんな調子で、まったり穏やかなんだろうなと思いました。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
読んでくださった方が楽しんでくださるといいな、と願ってます。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
今回はほんわかラブロマンスな気持ちで書きました。狼さんと少年の恋物語を楽しんでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします!

編集部からのコメント
いとう先生初の狼ものです!
真実の愛を求める狼のマルコムと、家族のために「狼の花嫁」という現実を必死に受け入れようとする俊明とのピュアなお話です。
自分の与えられた花嫁という役目を必死に果たそうとする俊明がとても魅力的です。
一方のマルコムは先生自身がおっしゃっているように、かなりドリームが入っていて、一度花嫁と認めてからのいたれりつくせりぶりは、俊明も戸惑ってしまうほど。
ただ、ピュアなお話ではありますが、いとう先生の描く濃厚なラブシーンは健在です!
狼との……も、もちろんあります。お好きな方はぜひどうぞ。
緒田先生の美麗なイラストも必見です!
現代が舞台ではありますが、ちょっと非現実的でロマンティックな世界をぜひお楽しみください。

(c)いとう由貴/緒田涼歌/心交社

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