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本日のゲスト:今城けい先生

801 AUTHORS 108 腐っていいとも! やおよろずのBL作家をゲストに迎え、新刊について聞く!

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2013/04/19 15:59

 本日のゲスト:今城けい先生

小説『高機能系オキタの社員食堂』(二見書房)4月24日発売
今城けい先生の新刊は、4月24日に二見書房「シャレード文庫」からリリースの『高機能系オキタの社員食堂』。このタイトル、「え、何?」と二度見してしまう方も少なくないのでは? さて、どんなお話なのでしょう!? それでは「801 AUTHORS 108」92回目のゲスト、今城けい先生どうぞ!

Q1. 新刊の紹介をお願いします!
商社マンの沖田は食料専門商社勤務。日々忙しく働いているうちに、いつしか味覚に異常を感じ、自社にある健康管理室の世話になります。そこで面倒をみてくれた管理栄養士の安芸に対して尊敬の念を抱き、自分の仕事の協力を頼みます。
大手IT企業が新ビル移転を機に社員食堂の刷新をする、そのためのプレゼンテーションを勝ち抜いてビッグチャンスを掴みたい。
この沖田の頼みに栄養のスペシャリストである安芸は誠実に応えてくれます。そして、打ち合わせを重ねていくたび、彼の真摯な仕事ぶりや、穏やかで公平な性格に、沖田は(このひと、ほんとにすごくいいな)と懐きっぷりにますます拍車がかかっていきます。
そののちも“大好きな安芸さん”を追っかけていた沖田ですが、あるきっかけからそう単純な想いばかりではなくなってしまいました。
長年、安芸には片想いの相手がいて、しかもそれが沖田とおなじ部署で働く先輩社員の真下である。そのことを知った沖田は自分でもよくわからないもやもやした感情が湧きあがります。(これはいったいなんだろう?)沖田は戸惑いをかかえたまま、けれども次第に抜き差しならないところまで安芸にハマっていくのですが……。
こんなふたりがつくりあげる社員食堂とはどんなものか。彼らの仕事と恋の行方を見守っていただけたらと願っています。
 
Q2. 主要キャラは、どんな子たちですか?
沖田は学生モデルの経歴もある華やかなイケメンで、仕事に対する能力も高く、周囲の人間に対してもそつのない対応を欠かさない、ちょっと嫌みなくらいに万能型の男です。
対する安芸は、一見地味な容姿ですが、わかるひとにはたまらない色気が無自覚に滲んでいて、かつ仕事では専門家としての能力を発揮します。
見た目も性格も似たところのないふたりですが、たぶんそれゆえにこそ仕事上のパートナーとしてうまく回るのじゃないでしょうか。仕事を通じて互いにないものを認め合い、惹かれ合うのも、高機能系オールラウンダーな沖田と、未亡人系スペシャリストの安芸にとっては自然な成り行きだったのかもしれません。
 
Q3. 今作のこだわりポイントは?
沖田の“大好きな安芸さん”は、自分ではない男が好きです。
こんなふうに同性を好きになったのも初めてなら、片想いをしたこともいままでにはない経験です。自分が好きになったひとから、好意を寄せてもらいたいのにどうしていいかわからない。期待をもったり、もう駄目だと思ったり、こんなふうにぐるぐるする感情は誰しも覚えがあるように思います。
沖田も安芸も大人ですが、恋愛には結構不器用な人間です。仕事ができても、大人でも、やっぱり本気の恋愛を前にすれば、スマートではいられない。そのあたりをお楽しみいただければと思っています。

Q4. 近況、今作にまつわる先生の日常エピソードなど教えてください!
このお話はまずタイトルから入りました。皆さまもお気づきかと思いますが「こら!」って言われてしまいそうな元ネタがあるのです。笑われるか、呆れられるかと思いつつ担当さまに相談したら、ありがたくもOKをいただきまして、プロットに着手した次第です。
ちなみに、このタイトルは広島への日帰り旅行の最中にふっと思いついたものです。安芸の宮島に向かっているフェリーのなかで浮かんだので、それにちなんで“安芸さん”です(笑)。

Q5. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
今作は、みずかねりょうさまの表紙がシックで素敵です。作者は基本、沖田視点で眺めているので、大人可愛い安芸さんを見たとたん、尻尾を振ってしまいました。
(あっ、すっごく安芸さんカッコいい! 可愛い、頼もしい、色っぽい! ほんとに好き好き大好きなひと。ああもういますぐにでも安芸さんを押し倒してしまいたい。抱きしめて、キスして、服を全部脱がせてしまって。この凶悪に艶めかしい泣きぼくろをしつこく舐めて、ちっちゃな乳首もいっぱいいじって、あそこもたっぷり……)
すみません、以下自粛です。つい我を忘れました。

Q6. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして、今城けいです。
『高機能系オキタの社員食堂』は食料専門商社で働くひとたちのお話です。その会社は食材の買い付け、販売はもちろん、メニュー開発やそれに伴う企画の提案など、食に関する事柄を専門的に扱っている職場です。
食べることは生きること。食べたいと思う気持ちは命を繋ぐ営みである。
そんな想いをベースにして仕事に恋にと真摯に向き合う彼らの姿をお楽しみくだされば幸いです。

末筆ではございますが、ここまで作者のコメントをお読みくださりありがとうございました。
皆さま、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!

担当編集:シャレード文庫 Sさんより
ワンコはワンコでも、アフガンハウンドやボルゾイを彷彿とさせるゴージャスなワンコ、沖田さんもさることながら、密かな読みどころは安芸さんの無意識の色気! あんな貞淑そうな人があんなことも、こんなことも…! という殿方のロマンを具現化したお人です。ゲラを読みながら、隣家の新妻を眺めるエロ親父のような気分に何度させられたことか…というのは冗談ですが、ぜひ安芸さんのお色気も堪能いただければと思います!

(c)『高機能系オキタの社員食堂』今城けい/みずかねりょう/二見書房

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