ジョゼ先生インタビュー

踏み込めない美形と無自覚小悪魔のビターラブ♥

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第2970回
ジョゼ／白泉社／花丸コミックス　プレミアム
コミックス『その肌の熱さをおぼえてる』1月31日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！

STORY
美容師の弦は、自分の兄・奏を好きだという年上の幼馴染みの幸太郎に想いを寄せていた。兄が離婚するかもと聞かされたある夜、酔いすぎた幸太郎とホテルで一夜を共にした弦は、自分にも可能性があるかもしれないと浮き足立つ。ところが、幸太郎は弦ではなく、兄の奏と寝たと勘違いしていたのだった。兄の奏と間違えられるなんて慣れっこな弦だったが、熱を感じ合った一夜までも幸太郎に勘違いされていたと知って、胸苦しさが膨れ上がり―――。

――作品紹介をお願いします
自分の兄に何年も片想いをしている年上の幼馴染・幸太郎への恋心を自覚しつつも、今の関係を壊すまいとふるまってきた攻・弦があることをきっかけに幸太郎との関係を見直し、変化を求めるお話です。
攻も受も片想いをこじらせています。


――主人公たちはどんな攻×受ですか？
苦労性の美形美容師の攻・弦と、自分に向けられる感情に鈍感な無自覚小悪魔童貞の受・幸太郎です。
弦はモテも恋愛も、幸太郎以外の相手には自覚的にできていた人物でそれなりに遊んでいましたが、幸太郎はそんな風に器用に恋愛できるタイプではなかったので初恋をずっと抱えたままでいました。
物語の始まりの時点では弦も幸太郎も、自分の気持ちにはあきらめをつけようとしていました。


――当て馬や重要な脇役は？
弦の兄・奏です。
このお話は実は、彼の離婚話についてのエピソードを思いついたところから生まれました。
性格も性的にもストレートな奏は、色々な意味で主人公たちの憧れの人物です。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
「肌の熱さ」はタイトルにもなっているキーワードなので、ふたりの距離感とその間にある温度は常に意識して描いていました。

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
髪の毛を短くした幸太郎の顔がとても幼くなってしまって、年上受なのに！ と何度も修正していました。
また、今回攻が美容師さんなので髪の毛の描きこみを変えてみたのですが、描きこみが楽しい反面、線でベタを表現するのが大変で腱鞘炎になりかけたので、たぶんもうやりません…。

――今作にまつわる裏話はありますか？
幸太郎は地味顔だけど、落ち着いた色気のある顔という設定でした。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
引っ越しました！ 立地が便利すぎて引きこもりに拍車がかかっています。

――今、何かハマっていることは？
今までほとんどゲームに触れてこなかったのですが、友人に誘われてFPSを始めました。どヘタクソすぎて面白いです。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
また単行本を出していただける喜びと緊張で、今からどきどきそわそわしています。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
インタビュー、最後までお付き合いいただきありがとうございました！
ままならない想いを抱えたふたりがどのように幼馴染みから関係性を変化させていくのか、ぜひ、ご確認いただけると嬉しいです！楽しんでいただけますように。

担当編集より
ジョゼ先生の最新刊は、オシャレ美形でかっこよくて、でも最高に一途で、とびきり可愛い年下攻めがお好きな方にはぜひお手に取っていただきたい作品です！

モテ街道の真ん中をゆく美形オシャレ美容師の弦は、自分の兄に長年想いを寄せている地味顔童貞の幼馴染み・幸太郎に、不毛な片想いをしています。その関係に限界を覚えていたある日、そんな弦に絶好のチャンスが訪れて……という展開からの、恋する気持ちの行き詰まりが切なくて、幼馴染みならではの距離感と恋との境界線でもがく様にハラハラ。
二人の想いの行く末を、ドキドキしながら見守っていただけたらと思います！

一途な年下美形美容師と天然魔性な年上男子の大人の片想いが胸に迫る、幼馴染みラブストーリー。弦のファッションやヘアスタイルも見どころの一つです！

コミックス『その肌の熱さをおぼえてる』

特典情報

 ■書店共通
・描き下ろしペーパー

■コミコミスタジオ
・限定特典　4Ｐリーフレット付

・有償特典　アクリルコースター付

※紙版コミックスのみの特典です。
※先着順で、なくなり次第配布終了になります。

詳しくはこちら

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(C)ジョゼ／白泉社