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 松本ミーコハウス先生 インタビュー

2013/10/25 17:15

コミックス『美しい野菜(1)』(祥伝社)10月25日発売
自分史上たぶんいちばんえろいです。松本ミーコハウス先生がそう語るのは、本日10月25日に祥伝社「on BLUE comics」からリリースの新刊コミックス『美しい野菜(1)』。描かれるのは、ゲイの八百屋×ノンケの作家くずれの関係。偶然の出会いとちょっとしたきっかけで体を重ねた2人は、徐々に互いにハマっていく……。1巻だけでは終わりません! 松本先生は、2人をどこに導くのか!? それでは「801 AUTHORS 108」220回目のゲスト、松本ミーコハウス先生どうぞ!

Q. 新刊の紹介をお願いします!
人との距離のとり方迷子で作家くずれの太郎という男が酔っ払って性的に正直になり、明朗快活な八百屋の治樹に少々強引に自分の淫蕩なところを暴いてもらい、なにか開放されてシラフでも正直になり、自分のこととか人との関係とかを見つめ直すのか直さないのか許され許すのか(どうなのか)そういう話……だと思います。
太郎のクセというか、体内事情というか、天然のM加減というかで思ったよりえろい展開になりました……。
わー
自分史上たぶんいちばんえろいです。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
明朗快活な八百屋の倅です。
良くも悪くも人のために何かすることを優先して生きていて、人のしてほしいことをかなえるのがうまいです。
面倒見がいいのに自分のことをあんまりわかってないです。
体力もあり、良い嫁みたいな気質。

陰鬱な作家くずれのフリーライターです。
良くも悪くも自分を優先していて、ときに人を蔑ろにする一方で、そのことを罰して欲しい、ぬくもりがほしいという面もあります。
保身のために人の世の正誤によりかかり、清く正しくありたいと願い、でも理性だけでは生きていられないので、鬱憤を溜め込んでいます。
性欲処理に罪悪感はなく、探究心もあり、あまり歯止めがありません。
一人でしてもそれで鬱憤が晴れます。

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
思ったよりえろい展開になってるのでそこであわあわしています。
してあげたいことっていう、いたわりというか愛というかの世界と、してほしいことや自分の成形を意識したりする、思春期というか恋というかの世界をなんとか共存させたいなと思っています。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください!
アレなシーンって本当に体力がいるんだな……! と痛感しました。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします!
スケジュール管理をちゃんとしていなかったせいで、遊びのダブルブッキングをかましてしまいました。
片方はキャンセルを快諾してくれたので首の皮一枚で繋がりましたが、もう二度としないと心に誓っています…… 。
YちゃんSちゃんまじごめん……!(ここでか)

Q. 今、何かハマっていることは?
金魚を飼い始めました。民間療法で病気を乗り越え、かなり愛着が沸いています。和金です。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう?
夜中のテンションでもそもそ描いていたものが編集者さんや本屋さんを通って、誰かの手元に届くというのは感慨深いものがあります。
緊張でうう……となる気持ちもありますが、無事に発行されて、編集者さまにご迷惑をかけないように、自分がこの仕事を続けられるように売れることを祈るばかりです。
どうぞよろしくお願いします。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
いつもお世話になっております。
BLに熱く、目の肥えたたくさんの方々に、色々なレビュー、身に余るレビューをしていただき、深い洞察力に感嘆するばかりです。ありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いします!

担当編集:on BLUE編集部 Kさんより
ときめきの名ストーリーテラー・松本ミーコハウスさんの新作は、大人のだめ性生活BLです。
上で著者自身もお書きになっていますが、松本さん史上いちばんエロい。
カラダから始まるセフレの2人が、セックスと食事、そして少しの会話で関係を深めていく様が本当に面白く、夢中にさせられます。
松本さんは本当にマンガがうまい…。

おためし読みを編集部ブログにUPしておりますので是非ご覧ください。
以下あらすじです。

「女だったらど淫乱になってるねこれ……」
小説家くずれの太郎は、自炊ナシの不健康生活を送る31歳。
ある日、ハツラツとした八百屋・治樹と出会い、家呑みをすることに。
酔っぱらった太郎は無自覚にエロ発言を連発し、ゲイの治樹の理性は崩壊。
ノンケだというのに、太郎は「挿れられる」セックスにいやらしく乱れる。
その後も肉体関係を続ける2人だったが、太郎のMっ気を察した治樹は甘くサディスティックに責め始め――。

特典など on BLUE応援書店さんで購入特典ペーパーがつきます

(c)松本ミーコハウス/祥伝社

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