MAM☆RU先生インタビュー

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MAM☆RU先生インタビュー京言葉責めがたまらんッ♥男前な妖×麗しい龍神の歴史ファンタジー！コミックス『恋ヒ時雨―猪と龍神―（合本版）』

2023/07/07 17:00

しっとり紡がれる大人のラブ♥粋な駆け引きにも注目！

BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3406回
MAM☆RU／eBookJapan Plus／BLfranc
コミックス『恋ヒ時雨―猪と龍神―（合本版）』6月30日発売
サイン色紙プレゼントあり！詳しくはインタビュー後に！

STORY
迷える魂を効率よく冥府へ送る方法を探すため、江戸から京まで旅をしてきた眉目秀麗な龍神・龍原が旅の終わりに出会ったのは、旅篭を営む美丈夫・猪（いの）だった。別世界のように美しい温泉宿に自慢の料理、疲れが浄化されるような心持に目的の手掛かりを得る。猪から伽の相手をどうするかと問われた龍原は「お前でかまわねぇ」と、白い腿をちらつかせ…。

――作品紹介をお願いします
『恋ヒ時雨―猪と龍神―』を読んでいただきありがとうございます。
麗しい龍神様が、美丈夫なお料理男子妖にガッツリ胃袋をつかまれ恋に落ちるお話です。
前作『カラスとゆき妖し陰間の恋草子』で陰間茶屋を営む頭とお料理番によるスピンオフ作品になります。

――主人公たちはどんな攻×受ですか？
京言葉のお小言攻め×誘い受けなのに最中はちょっと初心い受け、になります。
攻めの『猪(いの)』は美丈夫な料理が得意な月代男子です。
京言葉で龍原の痴態を窘めつつも胸の内は大変盛り上がっております。
受けの『龍原(りゅうげん)』は江戸から上京してきた美貌の龍神様です。
奔放な性格を窘めてくる猪に愉快さと愛着を募らせていきます。
猪の料理が大好きな食いしん坊さんです。

――当て馬や重要な脇役は？
スパダリ系の閻魔様はこのシリーズの根幹に坐する御人です。
暴れん坊将軍とか水戸黄門みたいなポジションで大好きなのですが相棒が欲しいですね。

――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
猪の「可愛らしいお人や」という言葉に対する龍原の含んだ笑み。
二人の馴れ初めをまったりとした大人の関係で描きたいと思い、会話での展開に気を付けプロットをじっくりしっかり練りました。
龍原さんの美麗な銀髪と、猪の月代もポイントです。　　

――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
龍原さんの銀髪が予想以上に作画カロリー高かったのです…！
月代も結い方や様々な角度やカツラに見えないようになど色々調べました。
「エッチの時に髷が緩むといいですね」という担当さんとの打ち合わせがとても心に残って、エモい！と思いながらおくれ毛をいそいそ描いていました。

――今作にまつわる裏話はありますか？
龍原さんが番付を見ながら京の町で食べ歩くシーンも入れたかったんですが、猪の立ち回りをたくさん入れてしまいました。

――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
執筆が決まった頃、空を見上げると大きな龍神様の頭をした雲に遭遇しビックリしました。
ちょうど皇族の眞子様が嫁がれたタイミングだったので吉兆だったのでしょう、大きな朱雀雲や天人や須弥山やとても賑やかで縁起がいいなと思いました。
今でもスマホの待ち受け画面にしています。
雷雨の後に出かけると大きな虹の下をくぐることになり凄いなと思ったり、本当に縁起の良い作品だったなという思い出です。

――今、何かハマっていることは？
最近ピン〇レストを見ていると筋肉の描き方が次から次に表示されるので、雰囲気で描いてた部分をブラッシュアップしています。
あと、金魚さんが好きでぷりぷり泳いでる姿に癒されてます。
毎日見ているとだんだん心の声が聞こえる気がして、アテレコして遊んでいます。
だいたいは餌に関することなんですけども。

――BL作家になったきっかけを聞かせてください
某戦国ゲームが好きで好きで、5年かけて50冊同人誌を作りイベントに参加する日々。
ある日メールで電子BL漫画を描きませんかと声をかけていただきました。
まだ電子が珍しかった頃でしたが、コミスタで作画していた自分には運命を感じました。
メンズのスーツが好きでよく雑誌を購入しうほうほしていたので、スーツ男子＆眼鏡でデビューさせていただき感謝しています。

――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
大好きな時代物とファンタジーの集大成をまとめていただき感謝いたします。
墓標に飾ってほしい…！と思える作品です。
エッチはもちろんですが、その他のファンタジー部分も面白いと思ってもらえましたら何より嬉しいです。
と、ちょっとそわそわしています。

――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ちるちるユーザーの皆様、インタビューにお付き合いありがとうございました…！
漫画も読んでもらえておりましたら何より果報者でございます。
現在ファンタジー作品に色々ご縁をもらっています、今後もお見かけもらいましたら覗いてくださいませ、よろしくお願いいたします！

担当編集：BLfranc Kより
『恋ヒ時雨―猪と龍神―』電子単行本（合本版）のPRをする機会をいただけて光栄です。

月代男子…お好きですか？私は好きです。

こちらのお話は元々、書籍化もしていただいた『カラスとゆき　妖し陰間の恋草子』に登場した陰間茶屋のお頭・龍原さんと板前の猪さんがあまりにも素敵で耽美だったため「いつかこのふたりのお話を作りましょうね！」とMAM☆RU先生に熱く語っていたのが具現化した作品になります。

前作を読んでくださった方は、陰間茶屋がなぜできたのか、作中で醸し出す長年連れ添った夫婦のようなあの関係性はどのようにして築かれたのかを知ることができますし、この作品から読んでも分かりやすく楽しめる構成になっていますので、「筋肉質な月代美丈夫×長い銀髪と白肌が美しい龍神様」にピンと来る方はゼヒご一読ください！
(描きおろしもエッチで可愛いです！)

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