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2025/04/21 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第3966回
梅乃なごみ/花宮かなめ/ラヴィ/ラヴィノベルズ
小説『ツンデレオメガの白雪姫は過保護な暗殺者の甘い毒に絆される』 4月26日配信開始
サイン入りグッズプレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
王族のアルファとして生まれた少年シラユキは、王の希望で“白雪姫”と呼ばれ“女の子”として育てられていた。だが突然変異でオメガになってしまったうえに、十四歳の誕生日に「世界で最も美しいのは白雪姫」と鏡に告げられたことで、継母である女王に命を狙われてしまう。恐怖と絶望の中で城を飛び出したシラユキは、妖精が棲む誰も近づかない森で、正体を隠しながら静かに暮らしていた。そんなある日、赤茶の髪に金の瞳を持つ青年・ロベルトが現れる。初対面で蹴り飛ばされたにもかかわらず「結婚してくれ!」と求婚する彼の正体は、なんと白雪姫の心臓を奪うために差し向けられた暗殺者だった。けれどロベルトはなぜか任務そっちのけでシラユキに夢中になり、過保護なまでに世話を焼きはじめる。一方のシラユキも、彼の香りに触れたことで、生まれて初めて“発情期”に襲われてしまい……。バレたら殺される、でも離れたくない――交差する秘密と本能。「こいつ、なんで俺にこんなに懐いてんだ……」これは、忠犬最強暗殺者とツンデレ美人な白雪姫が出会ってしまった、甘くて危険なお伽噺。
――作品紹介をお願いします
今回、ラヴィノベルズ様より配信される『ツンデレオメガの白雪姫は過保護な暗殺者の甘い毒に絆される』は、童話『白雪姫』をモチーフにした、異世界×オメガバースの作品です。
白雪姫と呼ばれ、女の子として育てられたオメガの主人公・シラユキは、その美しさから継母である女王に疎まれ、ついには命の危機を感じて城から逃げ出します。
森の奥で七人の小人たちと新たな生活を始めるシラユキでしたが、彼を狙う刺客・ロベルトが現れます。
追う者と追われる者として出会った二人。
最悪の事態でしたが、ロベルトは少年がまさか白雪姫だとは思わず、一目惚れしてしまいます。
開口一番「結婚してくれ」と言い出し、事態は思わぬ方向へ。
しかもシラユキはロベルトの前で、人生初の発情期を迎えてしまいます。
性知識が乏しく怯えるシラユキに、ロベルトは「自分はベータだ」と嘘をついて鎮める手助けをします。
その後も、なぜか森から出られなくなってしまったロベルトを、シラユキは成り行きで匿うことになり、毎日愛を囁かれるうちに、次第に絆されていきます。
けれど、いくら惹かれ合っていても、白雪姫であるという正体を隠しているシラユキと、白雪姫を暗殺する命を受け、自分をベータと偽っているアルファのロベルトには、向き合うべき課題が多く、一筋縄ではいきません。
運命に翻弄されながらも自らの生きる道を探し、シラユキとロベルトがゆっくり番(つがい)になっていくお話です。
今回は「もし白雪姫が男性でオメガだったら?」という視点から着想しました。
属性がてんこ盛りではありますが、童話の雰囲気を残したファンタジックな溺愛ストーリーです。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
ツンデレ&イキり美人オメガ受け(シラユキ)。
黒髪に白い肌を持つ、王族出身のオメガ(16歳)。可愛い白雪姫として育てられ、その印象を必死に守ってきた反動から口と足癖が悪く、無駄にプライドが高い。実は情に厚く仲間想い。誰かに守られるだけの存在には絶対になりません。必死に強がっていますが、恋愛ではピュアな反応を見せてくれます。
忠犬最強暗殺者アルファ攻め(ロベルト)。
女王の命を受け、シラユキを仕留めるために動く暗殺者。しかし、シラユキの圧倒的な美しさ(とイキりっぷり)に惚れ込み、一方的な溺愛モードへ。シラユキには頭が上がりません。ワンコ攻めです。
――当て馬や重要な脇役は?
七人の小人たち
シラユキを匿う仲間たち。全員が彼の「イキり」に慣れており、ツッコミが絶えません。素直になれないシラユキの核心を、さりげなく突いたりします。
女王
「女王」と周りに呼ばせていますが、実は男性です。なぜそこまで暴走するほど美しさに執着しているのか? その理由を覗いていただけると嬉しいです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
童話の白雪姫×オメガバースの設定です。
童話の可愛らしい雰囲気や毒りんご、魔法の鏡といったアイテムを活かしながら、シラユキとロベルトに降りかかる、童話かつオメガバースの世界に生きる十代ならではの悩みや葛藤を書きました。
「もっとお互い素直になっていれば……」と感じるシーンも多いかと思いますが、未熟な恋が少しずつ愛に変わっていく過程を見守っていただけたら嬉しいです。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
本作の執筆にあたり、童話『白雪姫』を改めて読み返しました。何十年ぶりかにページをめくるうち、子どもの頃に夢中になった場面が思い起こされ、どこか懐かしい気持ちになりました。
当時は気づかなかったことや、今だからこそ見えてくる描写にも新たな発見があり、本作に取り組むうえで大きな刺激となりました。こうして物語を紡ぐ中で、改めて物語の力を感じる機会をいただけたことに、感謝しております。
――今、何かハマっていることは?
一緒に暮らしている二匹の猫と遊ぶことです。気分屋なので、私が遊びたいタイミングでは無視されがちですが、たまに相手をしてもらえると、その幸せを噛みしめています。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
こうして作品をお届けできることに、感謝の気持ちでいっぱいです。執筆中は悩むことも多く、本当にこの形で良いのかと何度も考えましたが、最終的にシラユキとロベルトの物語を形にすることができてほっとしています。読んでくださる皆さまに少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
童話の世界観を活かしながら、BLとしての魅力もしっかり詰め込んだ物語になっています。楽しんでいただけるか緊張していますが、シラユキとロベルトの関係を温かく見守っていただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!
◆ラヴィノベルズ編集部より
ラヴィノベルズ創刊の際にお声がけさせていただいた作家様です。
梅乃先生の作品はかわいらしく、やわらかさがあります。
今回ご提案いただいた『白雪姫』をテーマにした『ツンデレオメガの白雪姫は過保護な暗殺者の甘い毒に絆される』は梅乃先生らしが詰まった素敵な作品に仕上がっております。
ツンデレ美人のシラユキが忠犬最強暗殺者ロベルトと……! なシーンから始まる本作。
最初から最後までドキドキが止まらない⁉ のでじっくり読んでいただけたら幸いでございます。
童話モチーフが好きな方も、オメガバースが好きな方も楽しく読んでいただける作品です。
また、花宮かなめ先生のイラストもとてもかわいらしく、梅乃先生×花宮先生の最強タッグで『白雪姫』をお届けいたします…!
是非沢山の方に読んでいただけたら幸いでございます。
またこちらの作品でショート動画も作成予定です。
よろしくお願いいたします。
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(C)梅乃なごみ・花宮かなめ/ラヴィノベルズ