NEW!06/27 すずくこま先生インタビュー 無口で優しいドライフラワー屋店主×記憶を失くした宇宙人！優しい同居生活♥コミックス『リトル・バイ・リトル』
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2025/06/27 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4027回
すずくこま／インテルフィン／PriaLコミック
コミックス『リトル・バイ・リトル』 6月27日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
ドライフラワーの店を営む、明瀬 潤（みょうせ じゅん）。定期的に登っている山に、いつも通り花を持って向かうと謎の乗り物とたくさんの金属片に囲まれ怪我をしている人を発見する。急いで助けようと車に運んだが、すでに傷は治っていて…。明らかに人間ではない、記憶をなくしたゼレムと名乗る宇宙人。過去のトラウマから、人とは一定の距離を保ってきた潤だったがゼレムを放っておくこともできず…「記憶が戻るまでここに居ろ。帰れなくなったら困るだろ？」トラウマを持った無口なドライフラワー屋の店主と記憶をなくした宇宙人の奇妙で優しい同居生活がはじまる。
――作品紹介をお願いします
ドライフラワーのお店を営む青年の潤がとある日に山に登りに行った時、不時着した記憶を失くした宇宙人のゼレムと出会い、一緒に暮らすことに。
「愛」から遠ざかるように過ごしていた潤と、「愛」を知らないゼレムが、一緒に生活していく中で少しずつ距離を縮めながら知っていく二人のお話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
攻の潤さんは過去に心の傷を負っており、人と深く関わるのが苦手で常に他人にはクールな印象ですが、根は相手をほっとけない優しい人です。
受のゼレムは人間の生態を学ぶために地球に来た宇宙人です。感情や表情を持たない種族ながら一人だけ好奇心が強く、潤さんやお客さんを通して学んでいく素直な性格の子です。
――当て馬や重要な脇役は？
お気に入りの脇役はお店に来るお客さん達で、中でも小さな女の子を描くのが楽しかったです。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
感情や表情を表に出さない二人が、感情を強く出した場面は好きな表情を描けたなと思います。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
自然物をたくさん描かないといけないお話だったので、背景を描くのに一番苦労したかも知れません。
6話でおさめるには大変な設定にしてしまったので、お話の断捨離にも苦労しました。
――今作にまつわる裏話はありますか？
ゼレムの星のお話は入れられなかったのですが、植物のあまりない乾燥している岩と砂の多い火星に近い環境をイメージしています。
光合成に近いかたちでエネルギーを溜めていて、地球では雨の日は少し元気が無いかも知れません。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
好きなアイドルグループのソロコンサートへ関東に行った時に、ちょうど台風接近で体が飛ばされそうになる暴風雨の中会場に向かったことです。
まさかの最前列だったので行きと帰りのずぶ濡れが吹き飛ぶほど良い思い出になりました。
――今、何かハマっていることは？
ずっと引きこもり作業なので、動画を流す機会が増えてからホラーやオカルト系の動画や映画を観ることにハマっています。眠気も飛ぶので助かります。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
連載中は紙で単行本を出せるか不安な部分が多かったので、こうして紙でもお届け出来ることになりホッとしています。
本当に有難いことだなと噛み締めています。
読者様と紙で出す方向に動いてくださった担当さんに感謝でいっぱいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ここまで読んでくださりありがとうございます。
二人のお話に少しでも気になってお手に取っていただけると嬉しいです。
◆株式会社インテルフィンPriaL編集部 担当編集より
すずくこま先生の、切なくて優しいお話『リトル・バイ・リトル』が単行本で登場です！
心に傷を負った潤と、記憶をなくしてしまった宇宙人ゼレムが、お互いや人々との交流を通して「愛」を知り、ふたりの間で芽吹いた「愛」を育てていく物語です。
特にクライマックスでの、「愛しているからこそ」ふたりが感情をぶつけ合うシーンでは、私はチェック中に感情を揺さぶられ、何度も涙しました…！
先生の美麗な作画と思いの詰まった本作品をぜひお手に取ってみてください。
甘々でラブラブなふたりの後日談を描いた描き下ろし漫画や、各種特典も必見♡
お見逃しなく★
皆さんの感想が先生に届きます♥
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(C)すずくこま/インテルフィン
