06/21 TaaRO先生、KimPhilip先生インタビュー 神秘的な年下美男子×傷を抱えたおじさん刑事が事件を追う!センチネルバースBL♥コミックス『C級エスパーの備忘録』
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2025/06/21 18:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4021回
TaaRO/KimPhilip/Contents Lab. Blue TOKYO
コミックス『C級エスパーの備忘録』 4月26日発売
デジタルサイン入りポストカードプレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
ガイドだけを狙って殺すという《ガイド殺し》に妻でありパートナーであったガイドを殺された、ケイデン・ウルフ。妻を亡くしてから自分を暴走の危機に追い詰めていた彼はセンターから派遣されたS級ガイド、ユーピテル・バレリックスとともに《ガイド殺し》を追跡することになる。妻に対する罪悪感と悲しみのせいでガイディングを拒んでいたケイデンはユーピテルのガイディングにより今まで経験したことのない幸福感と快楽を感じてしまう。そのため少しずつユーピテルに依存するようになると同時に自分自身に対する嫌悪感も大きくなっていく。一方、ただ好奇心と面白半分でケイデンをガイディングしていたユーピテルは不器用な彼にだんだん惹かれるが…。
――作品紹介をお願いします
【共同制作チーム:台湾クリエイティブ・コンテンツ・エージェンシー / Contents Lab. Blue TOKYO】
もっと刺激的で、もっとクリエイティブな作品を作りたい。
台湾のクリエイターたちにも、もっと世界で活躍してほしい。そんな想いで作品制作に取り組んでいます。
今作は、日本の制作チームと台湾のクリエイターがタッグを組み、
韓国の人気小説を縦読みコミック化するという、これまでにない初めての挑戦から誕生しました。
【漫画:TaaRO】小説のコミカライズ作品となります。
ガイドだけを狙って殺すという《ガイド殺し》にパートナーでもある妻を殺された、ケイデン・ウルフ。妻を亡くしてから自分を暴走の危機に追い詰めていた彼は、センターから派遣されたS級ガイド、ユーピテル・バレリックスとともに《ガイド殺し》を追跡することになる。
ケイデンが妻を失い自暴自棄になっていたとき、ガイドのユーピテルと出会い、ふたりは少しずつ惹かれ合っていく。という話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
【漫画:TaaRO】
攻め:ユーピテル(27歳)
神秘的な雰囲気を持つモデルのような美男子で、センターの看板ともいえるS級ガイド。愛情に飢えており、依存傾向がある。基本的には優しいが、性格はあまり良くない。
受け:ケイデン(45歳)
C級のエスパー。不器用でせっかちな一面があるが、情に厚くて温かい人。
年下攻めです!
――当て馬や重要な脇役は?
【漫画:TaaRO】ケイデンの同僚のジョイが好きです。性格が良くて好きなキャラクターです。
……一番の理由は描きやすいからなんですが。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
【漫画:TaaRO】ケイデンをかっこよく描くことです。
彼はがっしりした体格の中年男性で、私にとってはあまり得意じゃなく、普段あまり描かないタイプなんです。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
【漫画:TaaRO】今まで高校生や大学生ばかり描いてきた私にとっては、今回の作品は中年キャラが多くて新鮮でした(笑)。
やっぱり一番難しかったのはケイデンですね。でもたくさん描いていくうちに、がっしりした体格も少しずつ描けるようになってきました。
おじ受け、好きです。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
【漫画:TaaRO】今まで髪を首より上まで短くしたことはなかったんですが、最近あまりにも暑くて、思い切ってバッサリ切っちゃいました。
そしたらもう元には戻れません……! 髪洗うのがめちゃくちゃ楽です!
――今、何かハマっていることは?
【漫画:TaaRO】最近、日本語の勉強を始めました! 昔たくさん日本のアニメを見ていたせいか、意外と翻訳を見なくても何となく意味がわかる文章があったりします。
――韓国小説の原作を日本と台湾の共同制作でコミック化するという国際的な共同制作は初めての挑戦だったかと思います。作画を担当されたきっかけや特別な思いをうかがえますでしょうか
【漫画:TaaRO】実は当時、私はちょうどスランプや燃え尽き感を感じていて、前作の連載が終わったら1年くらい休もうと思っていたんです。
休んで、今後描きたいと思っていたお話の準備をしようと考えていました。
そんなときにこの企画が来て、国際的な連載ができるという貴重なチャンスでもあったので、「新しい挑戦としてやってみよう」と思い作画を担当することに決めました。
これまでにない形でのコラボレーションも経験できましたし、私は原作を読んでいなかったので、毎回まるで読者のように次の話を楽しみにしていました。
これも、優れた脚色やPDさん、そしてコミュニケーション面をサポートしてくださった台湾クリエイティブ・コンテンツ・エイジェンシーと翻訳者のおかげです。
……あれ?ぜんぜん休めてないじゃん(笑)。
――日台共同制作によってコミック化された本作。配信が始まった今のお気持ちはいかがでしょうか
【原作:KimPhilip】正直、まだ実感が湧かないほど嬉しくてドギマギしています。
素敵な形でウェブトゥーン化してくださったTaaRO先生、素晴らしい機会をくださった出版社の皆さま、そして作品をご紹介頂いたちるちる様に、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
私が想像していたより多くの方々へ作品が届くようにしていただき、誠にありがとうございます。
【漫画:TaaRO】とてもワクワクしています。もっとたくさんの方に読んでもらえたら嬉しいです!
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
【原作:KimPhilip】はじめまして、KimPhilip(キム・フィリップ )と申します。
ウェブトゥーンがとっても素敵に仕上がっていて感激しています。
楽しんでいただけると嬉しいですし、もしご興味を持っていただけたなら、原作小説の方もぜひ読んでみてください。
ありがとうございます。
【漫画:TaaRO】おじ受けが好きな方には本当におすすめの作品です!
物語が進むにつれて変化していく二人の関係に、私自身も描きながらドキドキしてワクワクしていました。
本当に面白い作品です!
◆担当編集より
TaaRO先生が作画を担当してくださる『C級エスパーの備忘録』の連載が4月末から始まりました! 台湾との共同制作で、両国同時連載ですのでTaaRO先生のファンの方々には嬉しいお知らせになると思います。
本作は謎の事件を追うハイスペック美男子と、全てを失ったおじさん刑事の物語となります。事件にセンチネルバースのファンタジー要素も自然と溶け込んでいて、独特な魅力を味わうことができます。
大人っぽい作画とミステリードラマのような演出が相まった素敵な作品ですので、事件もの好きのBLファンは必見です!
今後の事件の行方と二人の関係をぜひ見届けてください!
皆さんの感想が先生に届きます♥
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(C)KimPhilip/TaaRO/Contents Lab. Blue TOKYO