08/28 やまだ亜麻先生インタビュー 横柄で独占欲の強い天使×純粋で共感性高い悪魔!恋に盲目な両片思いラブコメ♥コミックス『天使と悪魔と床と壁』
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2025/08/15 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4070回
蟹宇まい/オーバーラップ/リキューレコミックス
コミックス『高嶺の花には欲がある』 8月15日発売
サイン本プレゼントあり! 詳しくはインタビュー後に!
STORY
天性の美貌と手腕でコスメブランドを経営する・社長令息の怜(れい)。高飛車な性格も相まってスキャンダラスな噂が絶えないが、実は恋愛経験ゼロ。幼い頃憧れたヒーローのような理想の恋人を待ち焦がれていた。そんなある日、ストーカー被害から怜を守るため、雇われボディガードの一条(いちじょう)が手配される。真面目で硬派そうな見た目はまさに理想のタイプ!四六時中一緒でドキドキが止まらない怜だが、実は彼には裏の顔があって――。 「お前が僕をこんな身体にしたんだぞ…責任とれよ!」難アリな性格同士の二人が繰り広げる、24時間翻弄されっぱなしな警護ラブ♡
――作品紹介をお願いします
ストーカー被害に遭っている怜(受)の元へ理想のタイプが詰まった硬派なボディガードの一条(攻)が手配されるのですが、硬派とは真逆の本性に翻弄されつつも、初めての恋愛に戸惑ったりするお話です。
――主人公たちはどんな攻×受ですか?
怜(受): 容姿端麗だけど高飛車な物言いをするため周囲を振り回しますが、本当は天然で恋愛にウブなピュアっ子です。
一条(攻): 堅実な仕事ぶりと硬派な見た目から周囲には真面目なボディガードだと思われてますが、本性はオラついたチャラ男です。
――当て馬や重要な脇役は?
怜の友人である雄一や会社の秘書さんは、怜に振り回されつつも物語を回すきっかけになってくれたのではないかと思います。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう?
最初は悪い男(一条)が世間知らずの箱入り息子(怜)にちょっかいをかける構図だったのですが、怜の想定外の純粋さに心を揺さぶられた一条が、次第に振り回されていく関係性の逆転です。
不純な関係から始まったピュア受と遊び人攻が、大人になって初めて恋をしてるという意識で描いてました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
苦労した点は、オフ時の一条の性格を当初のプロットの段階では治安を悪くしすぎてしまい、1話はセリフの言い回しとかを永遠に直してた記憶があります。
治安悪すぎない悪男ってどうしたら良いんだとめちゃくちゃ悩んだのを覚えています。
――今作にまつわる裏話はありますか?
一条の実家は犬を飼っているのですが、最初に受の名前を決める際の候補のひとつで『きらら』と提案したら、やんわりと「一条家の犬の名前にするのはどうですか?」と言われ犬の名前になりました。
3話の一条の回想で一瞬実家の様子を描いたのですが、小さく一条母に抱きかかえられた『きらら(犬)』がいます。
今思うと受の名前にしなくて本当に良かったと思ってるので、あの時担当さんに止めてもらえて感謝しかありません。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
執筆中に腰を痛めて腰痛対策用のかっこいい座椅子を買ったのですが、残念ながら今や荷物置きになってます。
――今、何かハマっていることは?
タイ料理にハマってて、友達から「ナンプラーがあると家でもタイ料理の味を作れるよ!」と教えてもらって買ったのですが、分量を間違えて失敗してしまったのでいつかまたチャレンジしたいです。
料理自体もここ2年くらいでやり始めたので、色々挑戦してみたいなとレシピを眺めるのが楽しいです。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
趣味で絵を描いていた所を今の担当さんに声をかけていただきました。
普段は1~2枚程度の趣味絵を数ヶ月に一度SNSにアップするくらいだったので、私に連載が出来るだろうかと不安でしたが、お話を作るのも執筆も楽しかったので新しい世界が開けた気持ちです。
ただ私に声をかけて本当に良かったのかなって不安な気持ちは拭えてないので、担当さんが周りから「元いたところに返してきなさい」と言われてないといいな…とずっと思ってます。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
初めての連載作品で右も左もわからないまま必死で描いていたので、本になるのが怖くもあり嬉しくもあります。
自分の絵を紙で見る事もあまりないのでどんな風になるんだろうと不思議な気持ちもあります。機会をいただき有り難いです。
手にとってくださった方が楽しんでくれたらいいなとドキドキしてます。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
ここまで目を通していただき、ありがとうございます。
少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします!
◆担当編集より
蟹宇まい先生の初コミックス『高嶺の花には欲がある』が2025年8月15日にリキューレより発売いたします!
カバーから巻末描き下ろしまで、360度どの角度から見ても麗しいご尊顔を持つキャラクター達が織りなす、王道ラブコメディここに開幕です!
デビュー作とは思えないほどハイクオリティな絵柄で、コミカルな描写を交えつつも終始画面に『美』の詰まった珠玉の1冊となっております。
本作は、その美しさも相まってスキャンダラスな噂が絶えない受け・怜が、ストーカー被害に遭っていたところ手配されたボディガードの攻め・一条と、一目惚れの如く運命的な出会いをするところから始まります。
実は恋愛経験がゼロだけど、自分のことを愛してくれるただ一人に、側にいて抱きしめて好きだと言って欲しい…という欲望を内に秘めた怜ですが、理想のタイプである一条を前にすると「美しい」から「可愛い」に表情がくるくると変わるギャップが堪りません…!
また、一条も真面目で硬派そうな見た目や佇まいは、怜の理想を詰め込んだタイプかと思いきや実は裏の顔があり――。
本当はチャラくて夜の相手に困らない遊び人で、最初はちょっとつまみ食いしてやろうかなくらいの気持ちだったのに、警護していく中で怜の内面や言葉に触れ段々と絆されていく過程に思わずキュンとしてしまいます。
怜の前だけで見せる圧倒的攻め力に終始ドキドキです!
そんな二人が出会い、雇用主と警護対象の関係から互いに素を見せあえる関係に発展し、心も身体もどんどん近づいていき…。
けれども中々一線を越えない距離感にもどかしさが募ります。
高嶺の花こと怜の恋の行方や、時折現れるストーカーの影…二人の恋の行方とは!?
難アリな性格同士の二人が繰り広げる、24時間翻弄されっぱなしな警護ラブをお楽しみください!
皆さんの感想が先生に届きます♥
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(C)蟹宇まい/オーバーラップ