10/13 隈丸ミケ先生インタビュー 年下カメラマン×拗らせ健気医師！離島で再会した元カレと期間限定の同居生活♥初コミックス『揺蕩う雲を恋う』
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2025/10/13 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4124回
隈丸ミケ／一迅社／gateauコミックス
コミックス『揺蕩う雲を恋う』10月15日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
離島で医師として働く嵐山廉太郎は、都会の喧騒から離れたこの地で心豊かに生活している。そんなある日、島のPRのためにカメラマンがやってくる。
名は見兼想一 ――彼は廉太郎の高校時代の元カレだった。予期せぬ再会だったが、持ち前の明るさで島民とも自分とも分け隔てなく接してくれる想一。しかし、時折あの頃のように優しく触れてくる想一を意識せずにはいられなくて――。
――作品紹介をお願いします
離島の医師である嵐山廉太郎と、突然現れたカメラマンの見兼想一が再会するところから始まる、元恋人同士で後輩先輩なふたりの話です。予期せぬ再会から、現在の環境や過去のしがらみ、憧れと恋、未来のことなど……すれ違いながらもほのぼのと話が進んでいきます。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
年下大型犬なカメラマンの想一と、健気でちょっと素直じゃない医師の廉太郎。どこへでも自分の足で行く自由な人間と人生のレールを敷かれた人間……そんな正反対な2人が、期間限定の同居生活をしながら、島の人々を巻き込み巻き込まれ向き合っていきます。
――当て馬や重要な脇役は？
島民の皆さんです。田舎や島という狭いコミュニティならではの団結感や身内みたいな雰囲気って、外から見たらちょっとした疎外感があって嫉妬の対象になりそうだなあと思い、意識して描いていました。ただ、想一が明るく元気がいいので邪険にならなかったです！ 脇役はりょうくんが結構キーになってる子なので、気に入ってます。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
島の生活や雰囲気をどう伝えられるか、会話や背景の作画に気をつけていました。あとは瞳ですね！ 作品のキーワードの一つなのですが、瞳や口元を描くのが大好きなので、存分に描けて楽しかったです。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
背景の作画が楽しく大変でした。自然豊かな島を舞台にするということで、ネーム時点からある程度覚悟はしていたのですが……原稿が完成するたびに達成感がありました(笑)。あと、日常のやり取りや感情の揺れ動きが大好きなのでそこを描くのが楽しかったです。
――今作にまつわる裏話はありますか？
初めは廉太郎の過去や家族周りの話に想一が関わる感じの話を考えていました。廉太郎が実家に呼ばれ都内に帰省したり、想一が頑張ったり……ストーリーのテンポが悪くなるなあとボツになりました。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
実際に体験してみよう！と初めて登山をしたり、離島へ旅行に行きました。日頃から自然は身近にあるのですが、知らない土地に足を踏み入れる新鮮さがすごく刺激的でした。作中のシーンにも活かせたかなと思います。
――今、何かハマっていることは？
気になったことはすぐやってみよう！挑戦してみよう！という気持ちがより一層大きくなりました。ハマっていること……とはまた違うかもしれませんが、次は何をしようかワクワクしながら日々を過ごしています。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
webに載せていた漫画や本を見つけてもらい、お声がけいただいたことがきっかけです。プロの世界にこんな中途半端な自分がいいのだろうか……と悩みながら、とにかく漫画を描くことが大好きなんだ！の気持ちを胸に飛び込みました。常に学びの多い日々でした……大切な機会を下さった方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
本当に自分のコミックスが出るんだ！というびっくりした気持ちです。初めてのオリジナル漫画に連載に……支えてくださった担当さん、作品に関わってくれた方々、読んでくださった方々……感謝で胸がいっぱいです。心からありがとうございます……！
2人の話を楽しんでもらえたら嬉しいです。
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ここまで目を通してくださり、ありがとうございます。初めまして！ お初にお目にかかります、隈丸ミケと申します。少しでもキュンとしたり楽しんでいただけたら幸いです！ どうぞよろしくお願いいたします！
◆担当編集より
隈丸ミケ先生待望のデビューコミックス『揺蕩う雲を恋う』が、10月15日(水)発売＆配信解禁です！
離島で医師として働く嵐山廉太郎の元に、島のPRカメラマンとして元カレの見兼想一が現れるところから物語ははじまります。昔のことなどつゆ知らず、持ち前の明るさで廉太郎とも島民とも接していく想一に心を溶かされていきますが、時折優しく触れてくる想一をどうしても意識してしまい……。
想一に抱く想いは憧れなのか、恋なのか、それとも別の何かなのか――。
二人の感情の機微が、隈丸ミケ先生の描く美しい島の景色とともに繊細に描かれています。
ラストの登山シーンでの風景は圧巻です！ キャラクターはもちろん背景にもご注目ください。
各書店さま特典は、離島での二人の甘いいちゃいちゃが存分に堪能できます！
コミックスと併せてお楽しみください♪
アニメイト：描き下ろしペーパー
コミコミスタジオ：描き下ろしペーパー
ホーリンラブブックス：描き下ろしペーパー
応援書店：描き下ろしペーパー
電子版共通：描き下ろし漫画
詳しくはgateau公式HPへ
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(C)隈丸ミケ/一迅社
