10/20 南あらた先生インタビュー ヤクザの最恐用心棒×崖っぷちウリ専ボーイ♡はぐれもの同士の裏社会BL！初コミックス『俺はお前の愛で痛い』
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2025/10/20 17:00
BL作家インタビュー「801 AUTHORS 108」第4130回
南あらた／シュークリーム／from RED COMICS
コミックス『俺はお前の愛で痛い』10月 7日発売
サイン本プレゼントあり！ 詳しくはインタビュー後に！
STORY
指名が取れなきゃ、クビ――!? 崖っぷちのデリヘルボーイ・ユイ。今日こそ最高の接客を、と気合を入れて迎えた相手は、“鶴美組の番犬”と噂される、刺青のコワモテ男・ギーチだった。ペースを握るはずが、ギーチに翻弄され触れられるたびに疼く身体に、惑いと快感が入り混じっていく…。けれど、終わった直後――ギーチの無遠慮な態度に、ユイはブチギレ寸前！「あんたみたいな奴、いくら金積まれたってお断りだ!!」二度と会うかと思ってたのに妙に気になるし、なぜか再会してしまうし、…しかもあの男――時々、やたら優しい。“番犬”と恐れられた男が、誰よりも甘くなるとき…最悪の出会いは、やがて 痛みさえ愛おしい恋に変わる。
――作品紹介をお願いします
ヤクザの用心棒とデリヘルのキャストがある男の思惑によって出会う話です。
最初は客とキャストという関係でしたが徐々にお互いに興味と情を持ち始め、関係が変わり始めます。
――主人公たちはどんな攻×受ですか？
ヤクザの最強番犬×崖っぷちデリヘルボーイです。
攻のギーチは半グレや反社でも良いから自分を必要としてくれる組織に属したい、受のユイは違法風俗でも良いから帰る場所を保持したいと願っていました。
生い立ちの影響から帰属意識に飢えている二人です。
――当て馬や重要な脇役は？
ギーチの属している組の先代組長の息子、修です。
ギーチに愛情を持っており、ギーチの居場所を作ろうと性格的に不向きなヤクザ稼業に手を付けた結果心が健康でなくなってしまい愛情と執着が自分でもコントロール出来ずギーチ対して試し行為を繰り返すようになります。
――今作のこだわりはどのあたりでしょう？
アクションシーンをきちんと描こうと思っていました。
今まで特にそういったシーンを描いてきたわけではなかったのでカメラアングルやシチュエーションなど考えるのが大変でしたが楽しかったです。ユイが原付に乗って飛び込んでくるシーンがあるのですが、描ける自信が無くてギリギリまで違う表現にしようか迷っていました。
またギーチの顔と身体は描くのに気を遣うので特に時間がかかりました。
私は美しくて強くてでかい男が好きな相手の前で情けなくなる瞬間が何より好きなのですが、今作はまず「美しくて強くてでかい」というところに絵で説得力を持たせないといけないという緊張感がありました。
――苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください
初めての連載ということもあり一巻に詰め込める分量が分からず話をまとめるのが大変でした。
最終的に限界までページを使ってしまい描き下ろしなどが一切入れられなかったのが心残りです。
――今作にまつわる裏話はありますか？
最終回ですが、起承転結の承転の部分が当初予定していたプロットから大きく変更されました。
最初に作ったネームがあまりにも自分本位なもので、これは担当さんのチェックが通らないだろうなと分かってはいましたが誰の目にも触れないのも気の毒かと思い修正案を構想した状態で提出しました。(ネームは案の定通らなかったです)
世に出ずとも担当さんに見て頂けただけで満足しました。
――執筆中の思い出に残る日常エピソードなどうかがえますでしょうか
会社員と兼業で漫画を描いているのですが、通勤電車の中でネームをするのが上手くなりました。
――今、何かハマっていることは？
麻辣湯にハマっています。
最初は週2くらいでお店に通っていましたが、家で作るようになり週4で食べています。
――BL作家になったきっかけを聞かせてください
出張編集部で今の担当さんに声をかけて頂き、丁度仕事も落ち着いていたので一度オリジナルを描いてみようかと思いました。
――発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう？
もう既に発売されてしばらく経っているのですが、自分が思っていた以上に多くの方に読んで頂いて嬉しく思います！
拙作を少しでも楽しんで頂ければ嬉しいです...！
――ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
ここまで読んで頂いてありがとうございます！
評価やレビューを付けてくださった方々に感謝すると共に、もっと楽しんで頂けるような作品を作れるよう精進致しますので引き続き見守って頂ければ嬉しく思います。
◆担当編集より
最強の番犬が、まさかの溺愛攻に…!?
ギャップと男気に萌える方、ぜひ読んでみてください！
はぐれものの二人が、交わるはずのなかった場所で出会い、やがて互いの孤独と愛に触れていく――
心をすり減らしながらも“居場所”を求めるギーチとユイの姿には、痛みと温かさが同居していて、読み進めるほどに胸を打たれます。
攻のギーチは、とにかく顔も身体もかっこいい！
そしてそれだけじゃなく、不器用な優しさがたまらないキャラ。
受のユイも、ギーチに引けを取らない芯の強さを持った子で、アンダーグラウンドな世界観を明るく照らしてくれます♡
当て馬の坊ちゃんも素直になれないいじらしさがあり、イチオシキャラです。
インタビュー内でも触れられていた最終話のネームですが、当初の構成は、裏社会描写をより前面に出したハードボイルドな内容で、また違った魅力のあるものでした。
個人的にも最後まで悩ましかったのですが、「ギーチとユイ、ふたりの物語だからこそもう少しだけ、二人の関係に深く迫りたい…！」と思い、南先生と相談のうえで構成を変更していただきました。
ご対応いただいた先生には、心から感謝しています…！
シリアスもラブも自在に描き分ける筆力と柔軟さに、改めて感激いたしました。
発売直後から大きな反響をいただき、即重版も決定！
BLにガツンとくるドラマとキャラ萌え、どちらも欲しい方におすすめの一冊です！
南先生のこだわりと萌えが詰まったデビュー作を、心ゆくまでご堪能ください！
〇アニメイト：【有償】描き下ろし漫画入り20P小冊子
〇ホーリンラブブックス：【有償】描き下ろしアクリルスタンド
〇とらのあな：イラストカード
〇コミコミスタジオ：描き下ろし漫画入り8P小冊子
〇電子&応援書店共通：描き下ろし1P漫画
〇コミックシーモア：描き下ろし1P漫画
〈グッズ発売中！〉
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(C)南あらた／シュークリーム
