六時先生インタビュー

日常の中にそっと寄り添う等身大の恋のおはなし
新卒サラリーマンの三浦は、就職を機に実家を離れて3ヶ月。仕事でヘトヘトな毎日をおくっています。そんな彼の唯一の潤いは、行きつけの弁当屋で働く松本の存在。いつも優しい笑顔をくれる松本への想いが、日に日に大きくなっていって……。2月16日発売、六時先生の初コミックス『満たす恋とランチボックス』。表題作とスピンオフ、高校生同士の恋など、5つのほのぼのラブを収録した短編集です！ それでは「801 AUTHORS 108」第541回、六時先生どうぞ！

Q. 新刊の紹介をお願いします！
就職を機に引っ越してきた主人公(攻)がお弁当屋さんと恋をする『満たす恋とランチボックス』のほか、八百屋×花屋のお話や高校生カップルのお話など、5つの恋をまとめた短編集です。どれもほのぼのした話ばかりです。
Q. メインカップルはどんな攻×受ですか？
わんこ系の新卒サラリーマン×おっとり系のお弁当屋さん。描いていくうちに2人とも天然属性になってしまいました。

Q. 当て馬や重要な脇役は？
受けの幼馴染の宗介というキャラクターです。唯一のツッコミ役なのでこの子がいないと話がまとまりません。
Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう？
短編なのでどうしても話の展開が早くなってしまうのですが、男同士で恋愛することへのとまどいも少し入れつつ描くようにしました。

Q. 苦労した点、また楽しかった点など聞かせてください！
普段ぼんやりしたBLばかり描いているので、Lの部分を強めに描くのが難しかったです。「もう少しラブを…」と何度も言われていた気がします…。
あとは「かっこいい」とか「大人」なキャラを描くのが苦手なのに登場人物が大人ばかりになってしまって描くのに苦労しました。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露お願いします！
胃を壊したまま友達に会いに行ったらお粥の店を探してくれました。
執筆中は自分の力不足におちこんでばかりで荒んでいたので、優しさが沁みました…。

Q. 今、何かハマっていることは？
流行りの刀のゲームを始めました。ちょこちょこやってます。
Q. BL作家になったきっかけを聞かせてください！
二次創作で同人活動をしていたところ、イベントで声をかけて頂いたのがきっかけです。とても貴重な体験をさせて頂きました。

Q. 発売前の今のお気持ちはいかがでしょう？
まだ実感が湧かないというのが正直なところですが、ここまで支えてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ！
はじめまして、六時と申します。
記事に目を通してくださってありがとうございます。
拙いながらも一生懸命描きました。あまりBL感は強くないかもしれませんが、お手にとって下さった方に少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
担当編集より
六時先生の初コミックスはあまく・かわいくをぎゅぎゅっと詰め込んだ短編集！
学生～社会人まで、ほのぼのとした日常の中にそっと寄り添う等身大の恋のおはなしは思わず一緒に応援したくなるようなじれったさとキュートさがあります＾＾
初々しさが光るキャラクターたちの恋の行方をご覧ください！

特典情報
アニメイト：描き下ろしペーパー
文教堂・アニメガ・JBOOK：描き下ろしペーパー
中央書店サンモールC.C.店(コミコミスタジオ)、芳林堂書店ほか ※一部店舗除く(ホーリンラブブックス)：描き下ろしペーパー
※特典ペーパーはすべてのチェーン店で配布できない場合があります。詳しくはお近くの各店舗にお問い合わせください。

詳細はgateau公式HPまたはツイッターにてご確認をお願いいたします。

(c)六時／一迅社