かわい恋先生インタビュー

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

かわい恋先生インタビュー その恋は禁断… 角を折られた怒れる鬼×鬼狩りの村の献身青年! 小説アンソロジー『鬼恋』

2015/04/21 18:14

鬼と人のBLを濃厚に官能的に描く、小説3作品300ページ超!
角を折られ、弱った鬼の牙狼丸を介抱するのは人間の和氣。やがて牙狼丸は、甘い和氣の身体に溺れていきますが、実は彼の正体は……。かわい恋先生のほか、桑原水菜先生、夢乃咲実先生が、鬼と人の愛をテーマに読み切り小説を執筆! アンソロジー『鬼恋』が4月17日に発売されました。それぞれ特徴的なカップルの物語は、佐々木久美子先生によるイラストで彩られています。インタビューでは、かわい先生の勘違いかもしれない“鬼畜凌辱攻めエピソード”も! 真相は、どうだったのでしょう!? それでは「801 AUTHORS 108」第597回、かわい恋先生どうぞ!

Q. 作品紹介をお願いします!
鬼と人の恋をテーマにしたアンソロジーということで、現代ものよりは昔話風がいいかなと、舞台は昔の日本を設定しています。
角を折られて怒れる鬼と、村人への背信と知りながら鬼を癒そうとする鬼狩りの村の青年の禁断の恋です。
閉塞した空間の女神的存在に自我を与えて楽園から連れ出す、という「エデンのイブを誘惑する蛇」みたいなイメージで書きたいと思いました。

Q. メインカップルはどんな攻×受ですか?
角を折られた鬼・牙狼丸×鬼狩りの村の青年・和氣
角を折られた鬼・牙狼丸と、鬼を癒そうとする青年・和氣の恋です。
牙狼丸は鬼らしく短気で怒りっぽく、でも好きになると直情型で情熱的な攻めです。
和氣はひたすら献身的な受けを目指しました。佐々木先生のイラストで人形っぽい美人受けが見たかったので、健気美人受けです!

Q. 今作のこだわりポイントはどのあたりでしょう?
今作はあらかじめイラストの先生のお名前をお聞きしていたので、ずばりキャラクターのビジュアルにこだわりました。
あとがきでも書きましたが、私の個人的な萌えに「顔に刺青」というのがあります。人間の攻めではなかなか難しいのですが、今回は鬼ということで、ここぞとばかりに入れさせていただきました。
そして短髪攻めと完璧な顔立ちの青年受け!
イラストを拝見し、理想の攻め受けビジュアルに萌え転げました。
佐々木久美子先生の美麗な刺青鬼は裏表紙で確認できますので、お見かけの際はぜひお手に取って裏もご確認いただけると嬉しいです。

Q. 今作にまつわる裏話ってありますか?
担当さまと電話で打ち合わせているときに「オニゼメでお願いします」と言われて「鬼畜凌辱攻めですね、よっしゃ!」と張り切ってプロットを作りましたが、あれはもしかして「攻めは鬼でお願いします」という意味だったのかもしれないと、初稿が終わる頃に気づきました。
ど、どっちだったのでしょう…?
あと、モチーフ的に攻めの名前に蛇の字を入れたかったのですが、どうしても間抜けな名前しか思いつかず断念致しました。

Q. 執筆中の、思い出に残る日常エピソードをご披露願います!
10月末日に初稿を提出したのですが、ちょうどハロウィンで職場で仮装をすることになっており、完徹の恐ろしい顔でメイドコスをしてしまいました。鬼女のコスにすればよかったです…。

Q. 発売に関して今のお気持ちはいかがでしょう?
豪華な先生に挟まれて緊張を隠せませんが、 早く読みたい! と読者としても発売がとても楽しみです。

Q. ちるちるユーザーにメッセージをどうぞ!
はじめまして。もしくはこんにちは。かわい恋と申します。
アンソロということで、普段私の作品にご縁のなさそうな方にも読んでいただけるかもと、ドキドキしています。
複数作品に同じイラストの先生がつくという、珍しい試みに参加させていただけて光栄です。ぜひご感想をお聞かせくださいませ。
Twitterもやっておりますので、お気軽にお声をおかけください。
他の先生方の作品と併せて、どうぞよろしくお願い致します!

編集部コメント
「鬼と人の恋」がテーマのBL小説アンソロジー。各先生方の深く濃い萌えが詰まった読み切り小説が3作品、計300ページ超えの充実の作品集です。
耽美とエロスが融合した世界をぜひご堪能ください!!

(c)かわい恋/佐々木久美子/Libre Publishing

関連作家・声優

コメント3

投稿順|最新順

匿名3番さん(1/1)

今日、書店で見かけて、即買いしちゃいました。表紙に惹かれたのもあるけど、アンソロジーは新しい作家さんを発掘するのにいいですね。早速読んでみよっと。

匿名2番さん(1/1)

佐々木久美子さんの絵が素晴らしい

匿名1番さん(1/1)

表紙美しいと思っていたけど佐々木久美子先生だとは気付きませんでした。買ってみようかな。

PAGE TOP