BLアワード2019|ちるちる

BLアワード2019|ちるちる

ついに今年もランキング決定!!
商業BLの祭典BLアワード2019!!

BEST コミック 8位

これぞイケオジ♥おじ様攻めの真骨頂

「恋が落ちたら」

ポイント:
2722pt
著  者:
上田アキ
出 版 社 :
コアマガジン
シリーズ:
drapコミックスDX
発 売 日 :
2018/10/25

紳士的で大人の包容力も持ち合わせながら、家事はからきしなオジサマと、恋に臆病になってしまったゲイの青年の年の差ラブ。菱本さんのイケオジっぷりは、間違いなくBLアワード2019ナンバーワンです。

ユーザーの声を紹介

ギャップも含めてイケオジ攻めが好き

2018年最高に思い入れ深い作品です。攻めの菱本さんが、イケおじっぷりのスタイルや包容力を持ち合わせているのに、家事全般ダメ男っていうのが萌ツボでしたと思いきや、計算的な側面もあって受けの伊瀬くんの翻弄され加減が楽しかったです。でも最後のえっちは伊瀬くん大変えっちで、本当にえっち(語彙力皆無)。
はじめてサイン会に参加させていただいたのも上田アキ先生の『恋が落ちたら』です。そういう意味でも2018年私にとって大切な作品になりました。
匿名さん

こんなにイケオジという言葉が似あう攻は今までいなかったのではないかというほど、ベストオブイケオジ。
おじさん攻のBLにあまり興味のない方でも、このカップルは好きにならずにはいられないのではと思うほどのイケオジっぷり…。
これからの二人の幸せを全力で応援したくなるほど、胸に沁みる素敵なお話でした。
匿名さん

とにかく菱本さんの全ての所作に打ちのめされました。少し古臭いような部分もあるのだけれどそれがまたイイ! いや、それだからイイ!
はじめに訪れるキスシーンではまるで二人の吐息や、動作の音が聞こえてくるような迫力がありました。
こんな菱本さんに愛される伊瀬くんは幸せですよね。あと二人の優しさがヒシヒシと伝わり、読後幸せになれる作品でした。
パラさん

昨年の10月。私は商業BLも忘れ、現実での人間関係に心身を磨耗しておりました。その時、商業BLをまた読もう! と思って購入したのがこの作品でした。結果、私の心身はこの作品によって復活を遂げたのでした…。
私は初めて、この作品でスパダリおじさんなるものに触れました!もうドハマりです!!
受けに紳士で、受けを優しく包み込むこむ…だけでなく、漢としての強さを見せたり、時には弱さも…受け共々私もメロメロです。しかしこの作品、攻めだけがステキなわけではありません…! 受けも大変魅力的なのです! 好きになるとその分入れ込んでしまい、お節介を焼いてしまう。そんなことから、最後は相手に振られてしまう。しかしそれは相手を好きだから。そんな受けが、攻めと出会うことで「甘えること」を覚えていく。受けがすごく人間らしくて、所作が可愛くて大好きです! このカップルが大好きです! ぜひたくさんの人に読んでいただきたいです^_^
アウストリさん

スパダリofスパダリ…攻の年を重ねて得た愛情の深さだったり優しさ、仕事のできる男なところが大人スマートでかっこいいのに家事だけはからっきし駄目なところがか、かわいい…笑顔にも心射ぬかれました///
元恋人のことや今までの恋愛で臆病になってる受にとくに特別な事をするわけでもないのに、逆にそれが居心地よくて…攻と過ごす日々一つ一つに満たされてる受を見てるのも読みながら幸せになりました。
攻の1番すてきだなぁと思ったとこは、自分の恋愛に自信がなく一歩引いてしまう受に最後叱ったシーン…甘やかすだけじゃなく、叱って導いてくれるのも愛情とあのシーンでぐっときました(泣)
部屋に入って崩れるように求めあう二人最高でした…手袋を脱がすとこに萌え///
匿名さん

仕草のひとつひとつに注目♥

圧倒的大人の色気を感じる一冊です。
キスのシーンだけで胸を撃ち抜かれた読者も多いと思うのですが、菱本さんが顎クイっとしたり、伊瀬君の腕を掴んで自分の首にまわしたり、指や腕の表現力が素晴らしく「キスってこんなにエロいっけ…」とドキドキしてしまいます。
絡みのシーンは挿入前からエロすぎてもう…
手袋脱がせるところとか、そっと指で唇に触れるところ…コマひとつひとつが艶っぽくてたまらなかったです。
ぐり茶さん

いじらしくて健気な伊瀬くんがとても可愛い! その伊瀬くんをまるっと溺愛してくれる菱本さんも大人の色気たっぷりで、スーツ姿めっちゃトキメキます。ずっと伊瀬くんを甘やかして欲しいです。電子と紙と両方持ってるのですけど、電子のおまけの「これじゃオレをダメにする菱本さんだ…!」のとこがめっちゃ好きです。当然のように自分の膝をたたく菱本さんとそこに収まる伊瀬くんがちょー可愛い…。
吉井哉さん

キャラクター1人1人の動きや心情描写がとにかく素晴らしく驚きました。特に攻めの菱本さんが時計を外すシーンが大好きで、「これが本物のイケメンだ」と思わせる仕草でした。続きが気になる展開と細かい動きによって、映像を見ているようでした。大人のラブストーリーを堪能するならばこの作品は欠かせません。オジ様好きには堪らない作品ですし、まだオジ様の良さを知らない方も是非読んでほしいです。ちなみに私はこの作品でオジ様の沼に落ちました。
匿名さん

ああ、もう、菱本さんのスパダリ力に完落ちしました!
優しい紳士で思慮深く完璧な包容力・ビリヤードのポーズもバッチリ決まって、なんてイケオジ…
2人の出会いから1つ1つのエピソードがしっかりとつながっていて、流れる様な展開と2人の心情が丁寧に描かれていて、切なさがとても伝わってきました。だからこそ、想いが通じた後玄関からのベッドシーンには言葉がなく「よかったね!」の一言です。この攻様だったら、受の不安や心配をきちんと解決してくれて「幸せに暮らしました、めでたしめでたし」という未来を感じさせてくれます。
kapyさん

グイッとクイッとガンッが本当にグイッとクイッとガンッだった。

菱本さんが伊瀬くんの腰を引き寄せ、顎を持ち上げてキスをし、閉まってくる玄関ドアを片足で遮るシーン。いかにもな言葉なんて全く出てこないのに、攻めがこんなにも情熱的なスパダリ攻めだと表現してくれています。それにこれらの擬音が本当にマッチした画力に一気に萌えがMaxでした。これぞコミックスの醍醐味!

とにかく、顎をクイッなんて現実世界ではわざとらしくてコミカルにさえなってしまうのに、菱本さんのキャラでそれが堂に入ってしまうところがすごい。ビリヤード、スリーピース・スーツ、革の手袋、時計などで作り込まれた人物像がさらに現実味をプラスしています。

でも完璧な紳士で仕事まで出来る菱本さんは家事が苦手。反対に伊瀬くんはオカンタイプの受けで、一般的な男女の役割を投影していると言えなくもなく、BLファンには物足りなさを感じてしまうストーリーなのかも知れません。なのに、こんなに嫌味がなくストーリーにはまってしまうのは、やはりキャラや物事の細部にまでこだわって丁寧に描かれているからなのだと思います。

そのディテールにおいて特筆すべきは最後の肌色シーン。「ベッドに行き着くまで」が、あらゆる角度からの描写と細かい動作と表情の積み重ねで丁寧に描かれています。こんなにドキドキ高揚する肌色シーンにはそうそうお目にかかれません。そして紳士な菱本さんから囁かれる『ベッドどこ?』のタメ口に伊瀬くんともどもノックアウトでした。「行き着いた後まで」含め十分なページ数でしたが、あまりにも素晴らしいのでもっともっと見たかったな~。もしかすると先生が新たな潮流を生み出したのかも知れません。
桜麻のさん

多幸感溢れるストーリー

優しく温かく幸せに溢れたお話でした。タイトルの「恋が落ちたら」恋にではなく恋がなのが気になって手にして、あぁ…パンツと一緒に落ちてきたんだとか、恋が落ちてきて恋に落ちるのかとか、色々な解釈ができてステキなタイトルだなぁと思うと同時に、菱本さんのイケオジっぷりに惚れました! これまでおじさんBLに興味がなかったのに、イケオジにハマり上田先生にハマり、先生に新しい扉を開いて頂きました!
ミルラさん

言わずと知れた今年ナンバーワンだと思う作品です。
丁寧に書かれた上田先生の絵柄に思わずうっとり。
こんな紳士がいてもいいのかな? いいともー! な素晴らしい攻めと
ちょっとおかん気質なおせっかいなところも臆病なところも可愛らしい受け。
バランスが最高で、そして最終回に向けての盛り上がりと濃厚なシーンは息を吞む素晴らしさです。手袋がこんなエロいアイテムだと思ってもなかったです(笑)
コトロさん

発売から売り切れ、重版の繰り返しを誇る、上田アキ先生の描く最強の年の差カップルです。互い失敗した恋からまた前に進もうとして、甘え方を学びながらダメなところを見せ受け入れ、不安な様子から安心感に変わった表情や仕草は何よりも尊いですし、仕事のできるスタイルも良い年上ですがドジなところもある攻め&年下ですが家事もできて面倒見るの上手な受けに沢山癒され(マイナスイオンカップル)、男同士で更に年の差という「問題」を克服して互いの存在、一緒に居られる時間だけを大切に想い合うふたりに胸キュンが止まらないです。
上田アキ先生が見せてくれた年上の余裕+年下の焦り+色っぽい焦れったい感、最高です。続編も待ち遠しいです!!
カザマフェイトさん

とても素敵な大人な恋のお話でした。
何度読み返してもとても幸せな気持ちになります。
菱本さんの大人の魅力満載で、一つ一つの仕草がとてもカッコ良く、スーツ姿に心奪われました。
伊瀬くんの素朴で真面目なところが可愛かったです。
2人の気持ちがすれ違いそうになる時に菱本さんの必死に訴えるところがめちゃめちゃ素敵でした。
最後のセリフが何とも言えず、涙しました。
とても大好きな作品です!
れおままさん

真面目で良い子で世話焼きでいじらしい伊瀬くんを丸ごと包んで愛する菱本さんが本当にカッコ良く、姿や立ち振る舞い、言動の全てが紳士的で胸を鷲掴みにされました。2人が恋に落ちていく様子を見守ることができて胸がいっぱいです!
上田アキ先生の描く臨場感あふれる物語の虜です。一生胸に残る素晴らしい作品でした。
maki助さん

BEST コミック 9位

いびつな疑似家族、愛と再生の物語

「雛鳥は汐風にまどろむ」

ポイント:
1898pt
著  者:
南月ゆう
出 版 社 :
徳間書店
シリーズ:
Charaコミックス
発 売 日 :
2018/1/25

事故で亡くなった姉の子どもを引き取り、海の見える街に引っ越して来た勇が出会ったのは、元ホストの惣菜屋・陵。二人が出会うことで過去のトラウマから救われる描写には、思わず涙が込み上げます。恋愛を超えて、家族愛をも感じさせる名作。

ユーザーの声を紹介

温かいストーリーと美しい情景

何度読み返しても胸にしみる作品。
心を鷲掴みにされるシーンもいくつかありました。
生い立ちゆえに傷つき屈折した陵が、ひたむきで心のきれいな勇一に魅かれるのは必然だったような気がします。
愛する人、そして自分を愛してくれる人は誰かから奪うものと思っていた陵が、そうではないことに気づけて良かった。歩くんは2人にとって決して邪魔な存在ではなく、むしろ2人の結びつきを強めてくれていると読んでいて感じました。
その歩くんはまたかわいすぎ! ちょっと大人びてるなと思ったけど、涙ながらに訴えるシーンはかわいいし、こちらも涙涙。
単にBLというより、共に愛し合い、寄り添うことの大切さを教えてくれた作品でした。2人いえ3人のその後が気になるので続編、ぜひお願いします!!
ジョン子さん

ストーリー性が強くて、ちゃんとエロもあって、陵の過去ごと抱きしめた結論になった時はホロリと涙が出てしまいました。ほんとにほんとに何度も読み返しています。
歩の「嫌われたら ひとりになっちゃう」というセリフには、胸がキリキリ痛みました。大人びてる歩もちゃんと小学生なんだな〜〜と感じて、切ないセリフですがなかでも大好きなセリフです。
ワガママで子供っぽいほんとの陵がこれからの未来たくさん笑えるといいな〜〜と思っています。また展開してほしい作品です。
のし。さん

这是今年最感动我,最有共鸣的漫画。故事设定在海边小镇,海容易令人联想起:人生命起源与终结、包容等的事情。心灵寂寞的主角【陵】站在海边,常回忆起与已经去世的那位最包容他、最爱他的人一起的经历,我很有同感。最爱的人去世后多年,【陵】遇到太多无情的人。当另一个主角【勇一】出现,跟【陵】还不是很熟,却为了【陵】的事而流泪,【勇一】这么心灵温暖的人真的很罕见,所以【陵】被打动到、于是变得很渴求【勇一】的心情,我很有共鸣。【陵】经历过挫折、性格上还有很多扭曲的地方,他自暴自弃、认为自己是碎玻璃,【勇一】却认为他是“被打磨圆滑后的宝石”,愿意包容和守护【陵】,真是天使一样的人啊。故事的最后,【勇一】劝说【陵】放弃自杀时,说(就算会受伤多少次,只要最后能露出笑容,那就是幸福)这句台词,我每次看到都忍不住想落泪。非常感谢南月老师带来这部美好的作品。希望今后有续篇,可以看到他们热恋的模样。
(今年一番感動、共感したマンガ。物語は海辺の小さな町。海はよく命の起源と終末、すべてを包み込む存在として連想できる。
寂しい主人公・陵は、いつも海辺に立ち、すでにこの世にいなくなった、最も自分を愛した人との思い出に浸ることを共感できた。
最愛な人が亡くなって幾年が過ぎ、陵はたくさんの人に出会った。もうひとりの主人公・勇一が現れ、陵とはまだ深く付き合ってないのに、陵のために涙を流す。勇一は心優しくて温かい人は珍しい。だから陵も感動して、勇一の気持ちを求めるようになったのを共感できた。
陵は挫折から性格がひねくれているところがあり、自分のことを諦めて、脆いガラスのように砕けていると思い込んでいる。だけど勇一は彼を「磨き上げた宝石」だと話、陵のことを守ることにした。まるで天使のような人だ。物語の最後、勇一は陵が自殺することを諦めさせようと説得しようとする時、「陵が何度傷づいても、最後に笑顔になれたら、それが幸せだ」(うろ覚え)というセリフに、何度読んでも泣いてしまった。こんなすてきな作品を描いた南月先生に感謝です。続編を待ってます。これらの恋模様をもっと読みたいです。)
匿名さん

愛を求めて生きる

仕事と歩の世話に追われ疲れ果てていた勇一に、イケメン総菜屋の陵が助けの手を差し伸べてくれる。ここでパパが増えたね♪とほのぼの三人家族ものになる展開と思いきや、陵は面倒見のよい外面の下に歩と同じく大きなさびしさを抱えており、なんと勇一の愛情をめぐり微妙なライバル関係に。ある意味歩よりも子供であり、愛に飢えた陵の姿が痛々しかった。最初は頼りなく見えた勇一が二人とともに成長していき、二人が勇一に愛されていることを信じさせるまでになって…ほんと感無量だった。
ゆずコさん

傷みと孤独を癒してくれる、愛情への渇望。喪失と再生の優しい物語。
男同士の葛藤などというものでは無く、BLという枠を軽く飛び越えた、「愛情」というものを真摯に描いた物語。
「愛情は奪う必要なんてない。」
「愛情は半分になったりしない。きっと何倍にも増えるんだよ。人を愛するって、そういうことだから。」
心に刺さりまくる、セリフのオンパレード!!
大切な人の死を乗り越えて、生きて行く覚悟。
愛情とは何かをついに悟る、孤独な陵。
涙無しには読み進めません!!
きっとこれからも。何度でも。涙しながら読む作品です。
chikakumacoさん

事故で大切な家族を亡くして新米親子となった勇一と甥の歩、一癖ありそうなイケメン惣菜やの陵、それぞれの想いが切なく胸に沁みる作品でした。
母親を亡くして悲しみと不安を抱え、勇一の愛情と居場所を失うことを恐れ、せめて何か勇一にできることをしようとする歩が健気で切なかったです。
そして逆に、幼い頃の境遇で心に傷を負い愛情に飢える陵が、勇一の愛情と温かい居場所を渇望する姿に胸が痛かったです。
そんな2人を、不器用だけど深い愛情と天然パワーで包み込む勇一の温かさに癒されました。
NILEさん

悲しいくらい求めることとうまく重ならない心が歯がゆくも切ない作品でした。歩を通して自分の心を眺めて勇一を求める陵、勇一を失いたくなくて陵に譲れない! と言った歩、どちらの心も埋められない隙間を持っている哀しさにぐっときました。歩と陵の関係性も共闘だったり、ライバルだったりして可愛いかったりもしますが、それぞれにちゃんと愛情を注ぐ勇一は最高でした。好きは言葉を超えて、目に見えない強く温かな想いだから伝わるのだなと感じさせてもらいました。
叶夜遊さん

闇を抱えた陵が勇一と出会って変わっていく姿に感動しました。
陵も歩も勇一の真っ直ぐで裏表の無いところに救われているんだろうなと。
二人には勇一をめぐっていつまでもワチャワチャしていて欲しいです。
匿名さん

家族愛に涙

両親を亡くし不安を抱える歩。甥の歩を引き取ってはみたものの、子育ての大変さに戸惑う勇一。過去に負った大きな傷が今も癒えない陵。孤独な三人がそれぞれに向き合い、寄り添うことで、新たな絆が育まれる。子育てものは大好きですが、ここまで三人の心の内に入り込んだお話はない気がします。素敵な物語でした。
心に染み入る台詞がたくさんあり、和也母のナイスアシストも素晴らしい。
豊華さん

ツライ過去のある2人が、島でひっそり生きていく姿や、お互いの存在が心の支えになり、助け合いながら小さな喜びに幸せそうな2人を見て胸が熱くなりました。もがきながら一生懸命に歩んで、途中から涙が溢れて、何度読んでも素敵な作品だと思いました。
ritzdropさん

紙で買い、読み終えてからこれは電子でも欲しいとシーモアで買い直しました。シーモア限定おまけに萌え転がりました。陵は元ホストのオラオラ系男子なのに時折見せる子供のような態度…反則級の尊さです。それに勇一の成長っぷり。ボーイズラブなのに家族愛に溢れてるとてもいいお話でした、ありがとうございます。
ぷりぼんさん

とても感動しました。
歩が、勇一にシーグラスをみつけられて、勇一のために集めていたと泣きながら話す場面は、涙があふれでてきました。
陵の過去を、ちゃんと受け止める勇一が、かっこ良かったです。
最後の陵が海に入っていく場面は、心がギューッとなりました。
だけど、陵には勇一がいて良かった。
スマホの電源は、きっと勇一の想いが届いたんだろうなと思います。
これから3人で幸せに暮らしてね!!
れおちゃんさん

子育て物すごくすきです。個人的に
世界で一番大切なのは 家族だ!感が すごくて おいとおじちゃんの やり取りが もう 可愛くてたまらない。やっぱ 子供は 最強だ。
そんな中に 芽生える おかずやさんとの 恋も よくて 不安を ぬぐって あげるストーリーが ものすごく すきでした。
ゆやんさん

「家族」の意味を強く感じた作品です。例え血が繋がってなくても、一緒に過ごした時間を重ね、最初は不器用だけどどんどん気持ちを素直に話せるようになった3人から家族ながらの愛と幸福感が伝わり、とても感動しました。勇一を独占したくて嫉妬したり拗ねたりする歩くんも陸もかわいくてたくさんの感動と癒しをありがとうございました…!!
カザマフェイトさん

私が家族愛に弱いからかもしれませんが、何度読み返しても泣いてしまう作品です。
過去の大きなトラウマを埋められる素敵な出会いに乾杯! 主要人物だけでなく周りの人たちもとても温かい人たちばかりで(一人を除くw)非常に癒された一冊です。
くろの.さん

まるで映画を観ているような美しく感動的なストーリー! 過去の傷を抱えた3人が、互いを癒してかけがえのない絆を結んでいく姿に涙せずにはいられませんでした。陵、勇一、歩が出逢えて本当に良かった...!! 南月先生、素晴らしい作品をありがとうございます!
ハルウタさん

何度も何度も読みました。何度読んでも胸に響きます。
勇一と陵の恋のお話でもあり、勇一と陵と歩の3人の家族のお話でもあり、とても心温まる作品です。
勇一と陵はもちろんですが、やっぱりこの作品には歩の存在が欠かせないですね。
序盤はなかなか歩の考えていることが解らず、過去の出来事がきっかけで勇一に対しても心を閉ざしてしまったのかなぁと思っていたのですが、中盤で泣きながら自分の気持ちを吐露する場面…
南月先生ズルいです! あんなの泣くしかないッ!!!
普段は漫画で泣くことはない私もボロボロ泣きました。
歩よかったねえぇぇぇ~と頭を撫で回したいです。サッと躱されそうですが(笑)

勇一と出会ったことで陵の傷が癒されていく過程にジ~ンとしたり、描き下ろしや特典での陵の子供みたいな表情にキュンとしたり、勇一を取り合う陵と歩に笑わせられたり、とにかく私の感情の変化が忙しい作品でした。
またどんな形でもいいので、3人の姿が見られることを願っています。

ノミネート作品はほとんど読みましたが、やっぱり私の中ではこの『雛鳥は汐風にまどろむ』が№1です。
SAKさん

海辺の街がとても素敵でこんなところに住んでみたいと思いました。ストーリーも誰か1人だけではなく、勇一、陵、歩 それぞれが心を通じ合わせ3人とも成長することがとても心に残りました。陵と歩が勇一を取り合うのがとてもかわいくてずっと見ていたいです。
みすみ❁︎さん

これはホロホロと泣けました。3人のそれぞれの気持ちと思いやりが読んでるこちらにしっとりと染み込んできて、読後に優しい気持ちになれる作品でした。
マツリlamentさん

すごく感動した! 泣いた。
BLだけど子供がいて、でも、大人だけが幸せなんじゃなくて子供も幸せそうで、すごく素敵な3人だなって思った。
それぞれが、それぞれで何かしら辛いことはあるけど、お互いに理解し合って前に進んでいく姿が頼もしかった。
こんな素敵な3人ならきっと、大変な事にぶつかっても一緒にずっと戦っていくんだろうなって心から思った。一生幸せに暮らしてほしい。
百々瀬さん

ドラマCD化がきっかけで作品を知りました。事故で両親と姉を亡くして小学生の甥・歩を引き取った勇一と、引っ越し先で出会った独特な雰囲気を持つ総菜屋の店主・陵。三者三様の思いを抱き、時にぶつかり合い傷付け合いながらも距離を縮めていく姿に涙が止まりませんでした。読みながら穏やかな汐風に包まれる一作。
目には目をさん

南月先生の紡ぐ言葉、作品が大好きです。三人が心を通わせていく過程が丁寧に描かれ、読むたび萌えたり泣いたり色々な感情に心が震えます。歩相手におとなげなく嫉妬する陵も可愛いです。三人のやりとりが大好きなので歩が高校生になった頃の三人もぜひ見てみたいです。
たまママさん

BEST コミック 10位

シェフとソムリエの美味しい関係

「Marble」

ポイント:
1872pt
著  者:
川唯東子
出 版 社 :
リブレ
シリーズ:
ビーボーイコミックスDX
発 売 日 :
2018/4/10

料理の腕は天才的なのに、それ以外はてんでダメな近森と、なんでもそつなくこなすムードメーカーのソムリエ・梶。街の人気ビストロで繰り広げられる、シェフとソムリエのラブストーリー。キャラクターが生き生きしていて楽しく、出てくる食事がどれも美味しそうなところも魅力です。

ユーザーの声を紹介

圧巻の300p超えに歓喜!

まず分厚さにビックリ!
なんという読み応え!
手に取っただけで嬉しさに悶えましたね!

そして、ストーリー。
流れていく日々の中での二人の感情の移り方や流れ、エロが大好きな私ですがそれが少ないこの作品でとてもとても満足いくほど、精神的な意味で大満足させられました。
いやー、二人ともイイ男!
仕事の出来る男はイイ!
私も飲食(調理)関係の仕事をしているのでその点でも興味を惹かれ購入したのですが、こんなに読後の清涼感が清々しい、凄い本はなかなかないですね。
BLというカテゴリーでは収まらない作品だと思います!
ぶーごさん

最初見た時に驚いたのはその厚さ…分厚いです…いつも漫画を読む時は残り少ないページをめくる度に悲しくなるので、この厚さは嬉しかったです( ; ; )
そしてストーリーも本当に最高で…!! 何度も何度も読み返しています!!! イラストも綺麗で、1度読んだら癖になります。。今からまた読みたいと思います(><)
まきちゃさん

本が厚いですが、話の流れが自然で、かつ飽きさせることない展開でしたので、一気に読んでしまいました。
ビストロのお話ということで、いろいろな料理、職場のことなどの場面が多々あり、お仕事を通して彼らの生活を垣間見てるようなリアルさがありました。

亭主関白な近森シェフが、夜は梶に泣かされるギャップもよかったです。
いもぞうさん

美味しそうな料理にも注目

仕事を通して二人の心が近づいていく様子が楽しく、また有能な脇キャラたちのテンポの良い絡みとおいしそうな料理の数々にわくわくが止まらなかった。先に自分の恋心に気づいた近森のグルグルっぷりが可愛いやら可哀そうやらで、なかなかそれに気づかない梶が少しうらめしかったり(笑)でも最後は仕事だけでなく恋愛においても相性ぴったりのパートナー誕生に、私も幸せMAXになれた。
ゆずコさん

元々川唯先生の作品がとても好きでしたが、この作品は特に好きで何度も読み返しました。
とても器用とは言えない近森の「好き」に、とても心打たれました。近森とは対象的にとても器用な梶が、近森の「好き」を優しく受け入れていくのがたまらなく好きでした。
きっと2人はこれからもずっとそんなふうにすれ違いながらも過ごしていくんだと思います。
後書きで川唯先生が苦しみながら書かれた作品と読みましたが、本当にこの作品を産んでもらえて良かったです。
襟さん

とても面白かったです! お仕事ターンも恋愛ターンもしっかり楽しめて大満足でした。普段は強気でツンツンな受けがベッドではMっ気あるのとかも萌えたし、攻めがイケメンで仕事も完璧なのに程よく隙があるのも最高でした◎表情の描き方や人物の描き方がお上手で、メイン2人に限らず魅力的で個性的なキャラがこの物語の中で息づいているのがすごくいい。美味しそうな料理も沢山出てきてお腹すきました(笑)
山田華子さん

これぞ川唯先生! 重厚なストーリー

何でもこなす出来る男と料理しか出来ない不器用な男がどう恋に発展するのか見守るお仕事BL。
梶への恋心を内包しながら、好きだ惚れてるが自分の料理にしか向いていないって状況のやるせなさに成就を願わずにはいられない。
そもそも梶が完璧すぎ! 梶に落とせない哺乳類はいないのではと思うくらい。
これだけ完璧だと俺様になりそうだけど身をわきまえた好青年って、もう梶に群がる女どもが目に見えるようで心配だけど、彼の胃袋は近森にしか満たせないし互いの才能を認め合うバディ関係は揺るがないでしょう。
あとがきで絵が描けなくなっていたと知り、川唯さんがの新作が読めた幸せと究極のイマラを拝めた事に感謝し何度も読み返している作品です。
たかぽさん

世界観が作り込まれていて引き込まれます。川唯先生の本はこれが初めてでしたが、あまりに素晴らしくてうっかり作家買い=作品全部買っちゃいました。お色気なシーンはほんのちょっとですが、作品自体の完成度が高いのであってもなくても気にならない! 受のいじらしさも攻の鈍感さもよいです。そんな二人で力を合わせていいお店に育ててくれたらいいなぁと読書後にしみじみ思えます。そして、マーブルにで料理とワインを楽しみたい! とても素敵なお話でした。
ゆーきゃさん

この本で川唯東子作品、初体験でしたが衝撃的でした!!

何回反芻しても新鮮でいて、読みなれた箇所は更に面白い。
読めば読むほど面白い。
どうなってるの?!
何層構造なの?!
どこまでおいしいの?!


BLだけではなくて、全書籍でもこのような作品にはなかなか巡り合えない!!


私にとって最高のスペシャリテとなりました。
川唯東子先生、担当編集者さま、ほか携わって下さったみなさま
本当にありがとうございます。
なを蔵さん

最初はこんなお店があったら私も常連になりたい…と思ってたんだけど、今は違う!
あの店のサービススタッフとして働かせてほしい。もちろん無給でいいです、あの二人のやり取りを間近で見れるなら…。(あ、でも賄い付きでお願いします。)
あぁ、でも二人のことを目で追いすぎて仕事にならなそう…。
川唯先生が長い苦しみを乗り越えてこの作品を完結させてくださったことに、私は心の底からの感謝を捧げたいと思います。
匿名さん

働くって、恋するって、尊い!
圧巻のお仕事描写! そのなかで丁寧に描かれる恋…。ボーイズラブに留まらないお話です。わけあって転職活動中ですが、働くって尊いことなんだなぁと思わず涙してしまうくらい、あたたかな気持ちになりました。もちろん萌えもぎゅっと詰まっています! 恋ってきらきらしてステキ。もっともっと書きたいことがありますが、ネタバレになるので書けません!いろんな方にぜひ読んでほしい一冊です!
匿名さん

「川唯東子」作品に惚れてかれこれ15年。
川唯先生の作品にハズレはなくて、いつも心臓鷲掴んで揺さぶってくる。
今回の「Marble」は前作から少し時間があったがゆえ嬉しさが異常値を超え、購入後1ヶ月熟成期間を設けたほど。
そんな「Marble」は熟成期間を経て、本棚に直される暇もなくいつでも読めるように机の上に常備されている。
正直ここでは中身の感想は言いたくない。
だって一切のネタバレなしで一人でも多くの人に読んでもらいたいから。
青むしさん

ノミネートの8割を読んでいるけれど、一番ストーリーにハラハラさせられた。他は電子書籍で購入したけれど、この作家さんは昔から揃えている事もあって、本屋で購入したが、まず厚さに驚いた。そして長い作品を集中して読めるか、最近の読書熱を考えて、躊躇してしまったのだけれど、ページをめくるともう物語が止まらなくて、ノンストップで映画を見ているような心地で読み切ってしまった。圧巻の描写力で、登場人物の懊悩をBLでハッピーエンドまで繋げてくれた読後感の良さが、他と比べても随一でした
nekoxharapekoさん