Marble

Marble
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神116
  • 萌×212
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

1

レビュー数
15
得点
636
評価数
134
平均
4.8 / 5
神率
86.6%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥934(税抜)  
ISBN
9784799737767

あらすじ

料理人としての腕は超一流、でも無愛想で不器用なシェフ・近森。
そんな近森にとって、細やかに気が配れて仕事のできるソムリエ・梶は、
仕事上いてくれないと絶対困る存在。
信頼が好意に、好意が恋に育っていくが、梶は全く気付かず…? 

表題作Marble

梶・受けと同じ店で働くソムリエ
近森・街で一番のビストロのシェフ

その他の収録作品

  • あとがき/おまけのまんが『K氏の秘かな悩み』/描き下ろし

評価・レビューする

レビュー投稿数15

ビストロ界での本格ラブ!

ぶ、分厚い・・・(コミックを見て持った時の感想)
某アニメショップで少しだけ試し読みが出来、読んで購入しようと即レジへ。

読み進めていくと川唯さんの世界にどっぷりはまっていました。
シェフの近森さんとソムリエ梶さん。
BLというよりかはその二人の日常を見ているような感じで、でも話が進んでいくと
あー早くくっついてくれともだもだしてました。

料理人としては一流なのにFAXが出来ないとか、字が汚いとかなんだろうこのかわいい近森さんは( ^ω^)・・・
それをフォローしてくれる出来る男、梶さん。
この二人がいてこそのお店有り。

食事のシーンは夜中に見てしまうと夜食を食べたくなること間違いなしです!

1

2018年新刊‼

久しぶりの新刊の厚さにゆっくり読める時間を作ろうと、しばらく眺めてるだけで嬉しいやら楽しいやら。
いざ読まん。とページを開けばタイムロスを感じることのない川唯さんの世界が広がっていました。

ちょっとひねくれてて王様な近森と男前でおかん属性の梶。
胃袋を掴まれてしまった梶の痒いところに手の届く甲斐甲斐しさと色気のない会話ばかりなのに、なぜかにやにやしてしまいます。
ノーマルな男ふたりがどうなるのか、ラブがなくてもイイ。
そんな気持ちでこそばゆい毎日を追い続けると、近森の師匠の登場。
手のかかる男ふたりに「うちのシェフ」と特別扱いするお味噌汁のエピソードにノックアウトされてしまいます。
そして少しずつ変化していく近森の葛藤に、無神経な梶の対応の落差が切なさを募らせます。
ノーマル同士だし、どんな距離感になってしまっても近森の料理が特別ならそれなりの折り合いも見つけられるかな。
そんな観測のもと、あっさりと梶の切り替えの良さが発揮。
オープニングの回想にあったシェフ希望がサービスへ転身した理由。
すとんと落ちれば、寛容な梶の思いきりの良さに違和感を感じることもなく。
エロへの突入もナチュラルでよりエロく感じられ、あっという間に読みきってしまう幸せな一時でした。

1

素敵なビストロを舞台にした最高のパートナー

単行本2冊分はあろうかという分厚さで読み応え抜群!
前半はとにかくお料理が美味しそう!!
グルメ漫画顔負けの本格的なお料理の数々に、思わずワインが飲みたくなります。
攻めが受けの料理の腕に心底惚れ込んでいる様子が伝わってきて、2人のコンビプレーが爽快です。
それぞれがプロフェッショナルで、お互いではなくてはダメって関係って、恋愛以上の信頼関係も感じられて素敵だなー。
中盤から後半にかけては一気に恋愛が加速して、そこからは急展開でした。
対人には難ありでも才能溢れる天才シェフな受けの強気なところがまた可愛い。
攻めがあっけらかんとしていて、ノンケなのに攻め受けにも全く抵抗感がなかったのが新鮮でした。
受けの無自覚ドMな性癖も顔を出したばかりで、もっともっと攻めが受けにデロデロになってほしい!という願いを込めて萌2にしました。

0

読み応えばっちり

久しぶりにいい作品に出会えた~という気持ちです。

最近バース設定やら病み系やら淫乱系とBLも多彩で、それはそれで面白いんですが、いきなり問題発生スタートではなく、いきなりHでもなく、ただいい男たちの日常を読んでたらそれがBLになってくれたみたいなスムーズさ。
王道の遠回りはあったけど、それがいいし、ハッピーエンドだし安定しててよかった。

攻めはノンケスタートだけど、セクシャリティに偏見はないみたいだし、なにより舌や身体が受け(の作った料理)を欲してるって、もうどう考えたってこの先ゾッコンに違いない。胃袋掴まれたらもう逃げられないってね。
付き合うことになった後の態度の切替が早すぎないか!と受ちゃんはビビってましたが、料理人志望だった彼がホールで働くと決めた切替も早かったので、たぶん彼はそんな性格なんでしょう。素直にやきもち妬いちゃうのも可愛くていい。

マーブルとして新たにスタートした二人のその先も見守りたいと思える素敵な作品でした。
短編まとめコミックの1話分でもいいので、二人の続きが読めたら嬉しいな~。

7

やっぱり川唯先生はラブストーリーの神様!

川唯先生、6年ぶりのコミックスです。
『Marble』は雑誌でも何話か読んだことがあり、ストーリーは知っていたので、正直なところ、私にとっての名作中の名作『雫 花びら 林檎の香り』を超えることはないだろうと思っていました。
でも一冊通しで読むと、川唯流ラブストーリーの世界観にどんどん引きこまれていき、『Marble』も『雫 花びら 林檎の香り』に並んでいました。


フレンチビストロのソムリエ兼ギャルソンの梶と、シェフの近森。
梶はイケメンで社交的で問題が起きてもうまく収めることができる。
対して近森は不愛想で社交性のカケラもなくて、料理しかできることがない…
でも、その料理が天才的!

私にも大好きなフレンチのビストロがあります。
その素材にどこまで火を通せば最高の状態になって、最も美味しくなるソースがなにかを知っているシェフ。
それは素材そのものと、その日の気候によって変わるからレシピにおこせるものなんかじゃない、シェフ自身の経験と感覚で成せるその日だけの一皿。
近森の作る料理は、私が大好きなシェフと同じくらい感動的な味なんだと思う。

だからね、最悪の出会いと対抗心から最初は近森を快く思っていなかった梶が、近森の料理を一口食べただけで、そんなことどうでもよくなって、近森の味に心酔してしまう気持ちがすごくよくわかるんです!

「美味しいものは閉じた扉をひらかせる」まさにその通り。
そこで潔く謝って、ヨロシクと言える梶も気持ちの良いイイ男です。

そして、梶は惚れ込んだシェフの横暴なワガママを全力で叶えてあげる。
フレンチなのに、粕汁・どて煮なんて和のまかないをせっせと作ってあげて、梶の近森への尽くしぶりは半端ない。

私の大好きな店のギャルソンも、ただ丁寧なサービスだけじゃなくて、その人なりの言葉で親し気に接してくれて、その場の雰囲気を作り、料理の美味しさをさらに引き立ててくれます。

美味しい料理を作るシェフと、店の居心地を演出するソムリエ兼ギャルソン、二人は最高のバディで、ビストロの重要な要。

でも、そんなに梶に尽くされたら近森の気持ちは動いてしまうんです。
こんなにワガママな暴君が内心では梶を想っていた、それがわかった瞬間、メーター振り切れるくらいテンションが跳ね上がりました~♪
近森が抑えきれない想いを梶に言ってしまうまで、どんなに切ない想いを抱えながら最高のバディを演じてきたんだろうと、あの時のあれはこの想いへの伏線だったんだと、いろんな想像がグルグルしだしました。

中盤までグルメマンガだったのが、一気にラブストーリーへ急変!

近森の師匠である小鹿シェフが、悩んでいる梶に、近森の気持ちを(想像で)代弁するのですが、梶の尽くしぶりに反して梶がなんのためにやっているかわかっている近森は苦しかったろうなぁ。
(っていうか、小鹿シェフ、イタリアナイズされたスケベなオッサンかと思ったら、すげー良いこと言う!)

ここで『Marble』が、私の中の『雫 花びら 林檎の香り』に並びました。
やっぱり川唯先生はラブストーリーの神様です!

二人がすれ違ってしまうのは苦しかったけど、やっぱり最高のバディだったからこそわかる部分があって、一瞬で元の二人に戻れる!
梶と近森のリスタートはとても晴れやで、川唯先生のリスタートも願いながら本を閉じました。


私はTORICOで受け取った特別な本で『Marble』をちゃんと読むと決めていたので、描き下ろしもあとがきも知らずに原画展に行きました。
川唯先生の画力と世界観を堪能できる、素晴らしすぎる展示の数々をただテンション上げて眺めていました。

描き下ろしの負けず嫌いすぎて、とんでもないプレイを自ら志願しちゃう近森w
そのかわいさとバカさは原画展にあったネームで初めて読みました。
近森が感じてしまっている証拠のあのコマ、本ではパンツを履いてるけど、ネームでは真っ裸だったことをお知らせしておきますw
(その場でこのシーンどう描かれてるんだろう?と本を確認しちゃいました。そのままを通してくれたら良かったのにねぇ。>リブレ編集部)

川唯先生が『Marble』執筆中に作画で苦しんでいたことをあとがきで知りました。
『Marble』も原画展で見た絵も、ファンの私から見たら、ただただ素晴らしくて感動的なのに、クリエーターにはクリエーターにしかわからない苦しみがあるのですね…

でも私は川唯先生の作品をこれからもずっと読んでいきたい。
ファンのワガママではありますが、6年ぶりのコミックス発売、これが川唯先生の活動のリスタートになることを心から願っています。

6

恋するツンデレシェフ

第一印象、わ!分厚い!
久々の川唯東子先生の作品、あとがきによると「絵が描けない病」だったとか…スランプだったんですか…
ですが、5年越しという本作はそんなお悩みは露ほども感じられない、どっしりとしたお話だと感じました。絵も下手だなんてとんでもない。梶のかっこよさは完璧です。

この長い物語、前半はあまりBL臭はしません。ひたすらに梶のオカンぶりとメシテロ的なフランス料理の数々、シェフ近森の料理バカぶりの描写が重なって、2人の絆が恋愛抜きでもガッチリとハマり込んでる?様子が描かれます。
この前半部分でも、近森は梶が気になってる様子はチラチラとありましたが、後半タラシの梶による他意のない?キスをきっかけに近森が恋愛的に崩れてしまう。そこから物語がBL的に動き出します。
展開としては、早々に近森は告白し、そばにいられない、と2人は決別。その結果お店が回らなくなっていき…
ここはお店の他のスタッフ達が育ってなかったんだなぁ、と残念。梶が何でも出来過ぎたんでしょうね。
結局元に戻るには「恋人」になればいいんだ、という悟り?で梶は近森と付き合うことに決めます。
この辺の近森は当初の横暴ぶりが消えちゃって乙女チックな雰囲気。梶にキスされたり触られたりするたびにカッチンコッチンで。これじゃ受けるしかないですね…しかもちょっとMっ気って!
これはある意味不思議な作品で、ボリュームがあるからこその読み応えと同時に、この長さなのにさらっと読めるという一見矛盾した読後感なのです。
とにかくお料理が美味しそう。美味しい一皿の裏には厨房とサービスそれぞれの戦争があることもわかって、そんなところも読み応えの一つです。

5

ほっこほこハッピーエンド❤❤

川唯東子さんとの出会いが、2年前にたまたま雑誌で読んだ『Marble』でした。

近森が勝手にワインを飲んでしまい、それを無理やり飲もうと梶がディープキスをする回です(笑)

前後のストーリーも分からず、東子さんの既刊も全く知らなかった私は、この回を読みハートをぎゅうっと掴まれ、、それから既刊すべて揃えました!!

そして、既刊を読んで満足していた私はMarbleの存在をすっかり忘れており、、(*><*)
そんな時にTwitterで『Marble 発売』の文字を見つけ!!更に『サイン会開催』の文字も!!

迷わず申し込み、、
なんと当選、、
参加させて頂けました、、

とにかくこんな短期間で(何せ1回連載途中のMarbleを読んだだけ)東子さんにハートを掴まれた事をお伝えしたかった、、(*´艸`*)
緊張であまり記憶がありませんが(笑)
言いたい事はお伝えできたはず、、

原画は信じられないくらいキレイで素晴らしかったです。。

ゆっくり連載であれ、描き続けて下さり本当に嬉しい。。

東子さんの作品は登場人物の心理的描写や気持ちの動きがとても丁寧に描かれていると感じます。

エロページは控えめですが、それがまた何て言うか、ページ数が少ない分、貴重だしエロが光ってる、、みたいな(笑)

ハッピーエンドで心がほっこほこになりました。。

不器用&ツンデレな近森に対し、超前向き&スーパーポジティブな梶がお似合いですし、コミックスが分厚いので読み応えもスゴイですよ~~

大切な1冊がまた増えました(*´∨`*)



3

胃袋も心も掴まれる物語。

ボリューム満点、読み応えたっぷり。
読了後に「読めて良かった!」と心から思った作品です。
愛情溢れた素敵な物語に出会えたことに感謝。
そして何より、この作品を生み出してくれた川唯東子さんに心からの感謝を。


とても良い意味で「BLはファンタジー」を感じさせてくれた幸せな作品。
悪人は出てこず、主役二人はもちろんのこと脇役(女の子も含め)も魅力的で読んでいて大変気持ち良くページをめくることができました。
その気分の良さは読了後の余韻も含めてずっと続き、この感想を綴らせていただいている今も満たされた気持ちでいっぱいです。

物語としては小さなビストロを舞台に、梶(ソムリエ)と近森(シェフ)が恋人になるまでを丁寧に描いたもの。
近森は料理バカで、料理に対しては素晴らしい才能を持ち努力も厭わないけれど、それ以外のことはわりとダメダメ。対人関係も不器用だし、事務仕事のファックス一つまともに送れない、といった感じ。
ノンケの梶は仕事は有能でルックスも良く、包容力と柔軟性に富む人物。
そんな梶なので近森から想いを寄せられて悩むけれど、持ち前の包容力と柔軟性と切り替えの早さで恋人関係へそこまで拗れずに移行していきます。
ですので、作品全体として多くはお仕事描写(それはそれは美味しそうな料理やワインが描かれていてお腹が空きます!)をメインに二人が仕事のパートナーとして料理について話し合ったり、近森が料理だけに没頭できるように梶が店を完璧に仕切って支えていく姿が描かれています。

仕事のパートナーで恋人という素晴らしい関係性!
それも、仕事では傍若無人で暴君な近森が二人きりの恋人時間になると“超負けず嫌いなドM”(近森本人は無自覚)になるという心くすぐられる設定。
お互いの仕事をリスペクトして認めあっているからこそ生まれる信頼関係も、恋人としての甘い空気感も両方楽しめて大満足な一冊でした。

10

神ボタン連打したい…

あぁ…ため息しか出ない…
本当に素晴らしい作品でした。
内容も、ページ数も、ボリューム満点。
まさに、「ご馳走さまでした!」

作中に出てくる料理がもう…
美味しそうで美味しそうで悶絶っ!
知らない料理名が出てくるたびに調べてはお腹を鳴らし、近くで食べられそうなお店がないかしら?と検索魔と化す深夜二時…危ない危ない(^^;
そのくらいに素晴らしい描写力で、幸せな時間を与えてくれた本作。

のっけから食欲全開で書いちゃいましたが、さて本題。
料理の腕は超一流!でも無愛想で接客は苦手なシェフ近森と、コミュ力が高く有能なソムリエの梶。
梶は近森の料理に惚れ込んでいて、まさに胃袋を掴まれちゃっている状態。
近森が仕事しやすいよう周辺業務を完璧にこなし、二人三脚でお店をもり立てます。
スタッフやオーナー、違う駅のイタリアンレストランのシェフ小鹿など、魅力的な仲間たちに囲まれて繰り広げられる日常が楽しい。
近森→梶への恋心は見え隠れするものの、中盤まではお仕事中心で進むストーリー。
そこに不意に差し込まれる近森の自慰シーン。
「あ!これBLだった!」
と我に返り、そこからの展開がまた素晴らしかった〜。
再びため息…

前半、中身の濃い仕事ストーリーを読ませてもらい、正直「これはエロがなくてもいいかも」と思っていました。
ですが、梶が近森の恋心に気づかぬままに恋心を煽りまくるため、近森が恋する男の顔に変貌していくーー!
なんですか!あのキスは!
梶の言動に一喜一憂して、こっそり赤面したりトロけたり、でもツンツンしていたり…
こうなるともう、近森を抱いてあげて欲しくなっちゃうのよね…

梶は近森の料理が大好きだけど、実は近森も梶の作ってくれる温かい料理が大好き。
二日酔いの朝に作ってくれるお味噌汁。卵焼き。浅漬け。粕汁。
お互いに胃袋を掴まれ、仕事ではなくなはならないパートナー。
二人が別離し、迷い苦しみながら出した答えが、結果ぴったりとハマり、恋愛面でも相性バッチリのパートナーになれて本当によかった。

エッチシーンには本当に萌えました。
最初あわや梶が受けに!?という危機(?)もありましたが、ガッチガチに緊張して攻めに回れなかった近森のファインプレー(?)のおかげで無事近森が受けてくれました。
梶はやっぱり男前で、しっかりリードしてあげるよい攻め(^^)

最後に、小鹿シェフ!あなたもいい男すぎました。
気さくだけどちょっとウザいキャラを装いながらも、実は優しく、洞察力が鋭い人。
適切なアドバイスや、必要なときにさっと差し伸べてくれる手に、二人はとても助けられたはず。
松子ちゃんにはいつも「ギャー!こっちくるな!」と避けられてたけど、きっとそれは愛情の裏返しで、実は小鹿シェフLOVEなんじゃないかな?なんて思ってたけど、結局最後まで嫌がられてたね(´-`).。oO(遠い目)

大切な一冊に出会えた一日に感謝。

13

お久しぶりの新刊

新刊が出ただけで、嬉しいです。ほんと、どうされているのかと!!! スランプだったのですね。また読めて嬉しいです。

とにかくお腹が空きました。食べたい! 梶くん、かっこよかった。ほんとこのお店に行きたいです。

3

お互いに胃袋を掴まれ合う=最高の相思相愛じゃない?

デビュー20周年おめでとうございます☆
20年近く前に読んだ川唯さんのデビューコミック「形而上なぼくら」が私のファーストBLなものですから、新刊を手にしながら今こんな風にレビューを残していることがなかなか感慨深いです(*´ー`*)

分厚いとは聞いていましたが、実際に読んでみるとさらにその1.5倍くらいの読み応えで、気持ち的には“たっぷり全3巻”くらいの満足度でした。
主役2人以外の登場人物達も魅力的で、世界観まるごと楽しかった!
次々に美味しそうな料理が登場しますからダイエット中の方は要注意ですよ〜
でも個人的には失敗作の不味そうな料理もところどころで登場してきちゃうところにグッとやられたなぁ(〃ω〃)
不味い料理でも2人で食べるなら楽しい時間で・・・萌える〜〜( ´艸`)
あ〜幸せ!
にまにましちゃう!

この2人、シェフの近森だけじゃなく、梶も料理が上手いんです。
お互いに胃袋を掴まれ合ってるんです。
それって最高の相思相愛じゃないですか???
作者のストーリーがまた上手いんだ〜
2人は途中で一度離れ離れになっちゃうんだけど、本人達の心より先にね、2人の胃袋がね、“好きなあの味”に会いたがっちゃう。
恋愛で「胃袋を掴む」ってよく聞く話だけど、そうか、こういう形なら最高に幸せかも!って思わせてくれる、とっても素敵な相思相愛の形でした。
もうね、他人が入り込む余地なんて全然ないんだもの。

こういう読んで幸せ系の作品って言葉にしてレビューするのが意外と難しくって困ります。
素敵なレビューがすでにいくつも並んでるからもういいかな。笑
とにかく最高でした!

近森さんのツンデレっぷりが理想的過ぎました♡
恋愛サイド以外が大充実だからエッチ薄めのお仕事BLでも全然イイ!って思って読んでたけど、ベッドの上での近森さんを見ちゃったら「やっぱりエロも!エロもください!」ってなっちゃいましたねw
描き下ろしは梶さんじゃないけどヤバかった!
近森さんの可愛さ凶器!!!
ぶっちゃけ私の性癖はモロ梶さんタイプ(俺Sっ気ないはずなのに・・・)なので、解るわ〜〜〜梶さんそれすげー解るわ〜〜って私の心のtnkが梶さんにめっちゃ共感してましたよ。

はぁ〜読めて幸せでした(*´ー`*)

【電子】シーモア版:修正白抜き、カバー下なし、裏表紙○

10

神しかない

昨日原画展に行って、過去のカラー原画の数々、そしてこのMarbleのChapitre1全部のアナログ原稿、Chapitre16全部のネーム&デジタル原稿、描き下ろしのミニネーム&ネームといった圧巻の展示内容を見て作品を改めて読み返して、興奮さめやらぬ…というかちょっとやばいくらい感動している!という状況なので、まともな文章書けそうにないのですが、そのままぶつけます。

まず。
ソムリエの梶が人たらしでイケメンでした。かっこいい。
彼は、本来は厨房希望だったけど運命のいたずらで、サービスをする事になりソムリエになったのだけど、人に接することは彼の天職だったのだなぁ、運命のいたずら、ありがとう!と言いたい。

そしてシェフの近森。
チラッチラと見え隠れする彼の恋心。だけど梶はまーったく気づかない。
梶は近森のダメなトコ全部許してしまえるくらい彼の料理に惚れ込んでいるもんだから、彼のワガママをいつも許してやっている。

そして
「うちの大事なシェフだから特別」
「俺はお前に惚れてんの、お前の料理がいちばん好きなの!」
とか言っちゃう。
料理人にとっては最高の褒め言葉だけど、好きな相手から無邪気にこんなこと言われたらそりゃ辛いよね…。
つーか、梶、罪作りなほどに無自覚人たらしすぎる。
この人たらしぶりに近森はどぎまぎさせられて…かわいそうでかわいい。

380Pを超えるコミックスだけど、梶&近森だけではなく、周りのキャラが皆、生き生きしているので中弛みもせず一気に夢中で読めてしまいます。
特に近森の師匠でもある小鹿シェフがいい味出してた。普通なら当て馬として登場しそうだけど女の子大好きキャラで、近森の店の女の子から天敵扱いされてるようすがウケました。

私は二人が、近森の試作品をやいやい言いながらも仲良く食べてるシーンが好き。
不味いものを不味いとはっきり言える梶の性格、そういうところにも近森は惹かれたんじゃないかなぁと。
そしてこんな天才シェフでも、不味い試作品、凡庸な試作品を作っては落ち込む…という陰の努力部分もいい。

ビストロが舞台なのでフォアグラのラビオリ・鳩のロースト添えとか、鴨のリエットとか、窒息鳩のコンフィとか色んな料理が出てきます。
そのメニューを見て、あぁあれね!とピーンとくるような食生活を送っているわけではないのですぐに味を思い浮かべられないのですが、なんか美味しそうだなぁ〜…じゅるるっと妄想たくましくなってしまいます。
あ、あと赤ワインが無性に飲みたくなる!
二人の恋愛模様もさることながら、飯テロ系、酒テロ系としても罪作りな一冊です。

最初はこんなお店があったら私も常連になりたい…と思ってたんだけど、今は違う!
あの店のサービススタッフとして働かせてほしい。もちろん無給でいいです、あの二人のやり取りを間近で見れるなら…。(あ、でも賄い付きでお願いします。)
あぁ、でも二人のことを目で追いすぎて仕事にならなそう…。

Chapitre17からの二人はもうただひたすらに眼福。
梶は絶対攻めかと思っていたのに、まさかの「この際どっちでもいいや」発言。萌える!梶は色んな意味でチート過ぎる!
そしてその後の近森のカチコチぶり、初々しさといったら!あれがあのいつも「梶ーーーー!!!」と呼びつけている暴君と同一人物ですか?!と。
梶は雄モード全開になってくらくらするほど色気があるし、近森はめちゃくちゃ可愛いし、で超絶良かったです。

私はこの380ページ超えの中で、こうだったらもっと良かったのになぁと言う箇所が一つもなかった。もう全てに満足です。

川唯さんはもう単行本出されないのかな…と思っていたので、この新刊は本当に本当に嬉しかったです。
そしてあとがきを拝見すると、絵でかなり苦しまれたご様子が綴られており、こんなに綺麗で素敵な絵を描かれるのに、いったいどこが?!と思うのだけど、きっとご自身に厳しい方なのでしょうね。
そしてそういった作家さんの迷走みたいなものは作品には一切現れず、380ページ超えの何処もかしこもが輝きを放っている。もの凄い事だと思うんです。

川唯さんが長い苦しみを乗り越えてこの作品を完結させ、こうやって私たちを楽しませてくれる事に、私は心の底からの感謝を捧げたいと思います。

16

このお店にすごく行ってみたい

もうすぐ作者の新刊が出るよ、と聞いて楽しみに待っておりました。
17話+描き下ろし(あとがき含め12p)で380ページを超えるコミックス。

人の心を開くのに、おいしい料理はお酒より効くんじゃないかと思ってます。出てくるメニューは響きだけでも空腹感を刺激するので、夜中に読むのは危険かも…。いいところでお味噌汁なんかも登場するからもう大変です。

「街で一番のビストロ」と店のソムリエ(表紙右・梶)が自負するレストラン。彼が惚れ込むシェフ(表紙左・近森)がそこで腕を振るいます。自慢のシェフが作るおいしい料理、ともに働く仲間たち…。ときどきオーナーや他店のシェフ、お客様も登場しますが、どのキャラにもそれぞれにまたストーリーがあるんだろうと思え、とても印象的でした。美しいイラストから手書きのホントに細かい文字まで、どこまでも楽しませてくれます。

料理人としては器用な近森が、それ以外ではとことん不器用。口も愛想も悪いし客への対応も下手なんです。一方の梶は、鈍感すぎる部分もあるが何でも器用にこなしてしまうムードメーカー。近森が梶を信頼しているのがよくわかる描写が序盤からとにかくたくさんあって。そうなったきっかけもちゃんとあって。この関係いいなぁと思える。近森は表紙ではコックコート姿ですが、作中は主に半袖Tシャツの袖を折り曲げているスタイルです。それに、腰下エプロン。これも好き。「梶ー!!梶ー!!」と大声で呼びまくります。

仕事に、料理に対する情熱がまずあって、あって……そしてラブになる、みたいな一冊かな。笑いもたっぷり、きゅんともできて、初々しいのもよかった。私はずっとふたりのHシーンが想像できなくて、梶と一緒に「近森ってどんなセックスするんだろ」って考えてましたけどね(笑)。しかし初エッチのかわいいこと。梶のセリフが、試合のハーフタイムに監督とかキャプテンが言いそうなやつで、声出して笑っちゃいました。もうエロさはなくてもいいよと思ってしまうぐらい、緊張全開の近森が可愛いくて全部◎です。

税込1000円超えということできっと分厚いのだろうと予想してはいましたが、一冊注文でもポスト投函便とはいかない厚みでしたよ。

あー、梶がいないとFAX送信できない君が可愛すぎるよ〜(これツボでした)。


Cover Design:Miharu Takatsu(CoCo.DESIGN)

カバー下なしです。

15

胃袋掴まれちゃって

いつ単行本になるのだろう…と待ち望んでいました。
待った甲斐あるかのように、分厚いです!
単行本2冊分の厚みなので読み応えたっぷりな一冊でした。

ビストロを舞台に、ソムリエとシェフの恋模様。
シェフは暴君だが腕は確かで、ソムリエは完全に胃袋を掴まれています。
そのためかソムリエはシェフの無理難題にも応えちゃんですが、その懐のでかさにシェフが惚れるのも分かるというもんで。
シェフは某君ながらもデレがあるので、嫌なキャラではなく可愛らしいです。
その可愛らしさに、鈍感ソムリエが潜在的に惹かれていったのかな〜とも思いました。

すぐ様恋愛関係になるのではないので焦れったく思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも性急じゃないからこそ、じっくり丁寧なお話を味わえると思います。

エロは最後と書き下ろしに。
ツンデレ(ツン多め)シェフが、エロではMっ気あって可愛くて萌える…(*´Д`*)

美味しそうな食事とじっくり丁寧な恋物語に、満足度高い一冊でした。

9

満足感が凄い!!!

とにかく読後に充実感を味わえる一冊です!!
普通の単行本2冊分の内容が一冊にまとまっているためとても丁寧に2人の関係性が描かれています。

舞台はビストロ。
ぶっきらぼうで愛想はないが腕は一流のシェフ(受け)とムードメーカーで見た目もよく仕事もめちゃくちゃできるソムリエ(攻め)のお話です。
もう受けがとにかく可愛い!!!
最初から受けのピュアな恋心が上手く受けの表情で表現されていて溢れ出るその可愛いさに、本を閉じては開き閉じては開きをを繰り返してしまうほどキュンキュンしました。

また、ビストロが舞台のため料理やワインが物語の要としてでてくるのですが本当にどれも美味しそうに描かれていて実際に料理を食べたいという衝動に駆られてしまいました。

ストーリーがしっかりしていて、絵も美しくBL初心者さんにもおすすめしやすい一冊です。

11

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