Marble

Marble
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神220
  • 萌×253
  • 萌18
  • 中立6
  • しゅみじゃない11

--

レビュー数
21
得点
1372
評価数
308
平均
4.5 / 5
神率
71.4%
著者
川唯東子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥934(税抜)  
ISBN
9784799737767

あらすじ

料理人としての腕は超一流、でも無愛想で不器用なシェフ・近森。
そんな近森にとって、細やかに気が配れて仕事のできるソムリエ・梶は、
仕事上いてくれないと絶対困る存在。
信頼が好意に、好意が恋に育っていくが、梶は全く気付かず…? 

表題作Marble

梶・受けと同じ店で働くソムリエ
近森・街で一番のビストロのシェフ

その他の収録作品

  • あとがき/おまけのまんが『K氏の秘かな悩み』/描き下ろし

レビュー投稿数21

イケメンのソムリエとツンデレのシェフが作り出す愛しさに溢れたビストロ

初めて読んだ川唯東子先生の作品です。
370Pを超える本編+描き下ろしで、最後まで上手くまとまっています。
川唯先生は綺麗で丁寧な絵なので、とても読みやすいです。
これだけボリュームのあるページ数なのに、最後まで全く飽きないなんてすごい。
と言うか、続編が読みたいです。

ビストロのシェフ近森くんとソムリエ兼ギャルソンの梶くんのお話。

新規オープンのビストロのオープニングスタッフの顔合わせに向かった梶くん。
遅刻ギリギリでビストロに向かって自転車を走らせます。
その途中で、別の自転車と衝突してしまいます。
結局は、自転車のチェーンも外れてしまい、5分の遅刻をしてしまいました。
そんな梶くんは、遅刻したことでホールサービス担当になってしまいます。
そして、そのビストロのメインシェフは、さきほど自転車で衝突した相手だったのです。
メインシェフの名前は近森くん。
その日、ビストロで初めて近森くんの料理を食べた梶くんは驚きます。
な、なんだこれ 美味い
最初は遅刻の原因になった近森くんにイライラしていた梶くんですが、近森くんの料理を食べて、すっかり虜になってしまいました。
仕切り直しをして、近森くんに挨拶をし、2人は仲良くなります。

イケメンで人当りも良く仕事も出来る、さらに舌もいい梶くんは他店からもお誘いがあるほど人気があります。
一方、料理の腕は超一流だけど、それ以外はポンコツで不愛想なうえに口の悪い近森くん…じつは梶くんが好きです。

ビストロでは料理は近森くんが、それ以外の全ては梶くんが仕切り、お互いを信頼して仕事をしていました。
でも、近森くんの料理が大好きすぎる梶くんは無意識に思ったことを言ってしまいます。
「うちの大事なシェフなんだから特別なの!」
「俺はお前に惚れてんの」
「俺はぁ おまえの料理がいちばん好きなの!」
これだけでも、心が掻き乱されるのに、自分を支えフォローしてくれる梶くんに、もういっぱいいっぱいの近森くん。
追い打ちをかけるように、梶くんからキスされてしまいます。
悩んだ近森くんは、とうとうビストロを辞めると言い出して…。

梶くんが近森くんの嫁って言うか、おかんのように世話を焼いているのが可愛かったな。
いくらメインシェフとは言え、嫌なら適当にあしらえますよね。
2人の言葉のやり取りや距離感、相手への気持ちが上手く表現されています。
ストーリーも面白いのですが、お料理もどれも美味しそうで、本当にこのビストロがあればいいのに!って思った読者様も多いのでは?

口は悪いし我儘だけど、さりげなく?梶くんには甘くて優しい近森くんにニマニマしてしまいます。
そして、梶くんの作ったお料理を食べたがるところもいいですね~。
好きな人の作ったお料理を食べたいもんね。

近森くんの告白から別のレストランで働いていた梶くんは、近森くんのことを考えます。
「もういっそ 身体くらいくれてやれば?」と言った小鹿シェフの言葉に、近森くんの出した答えは「付き合ってみよう?」でした。
小鹿シェフgoodjob!

お付き合いすることになった日には、もう初Hです(笑)
キスをされて身体を固くする近森くんがとても可愛い。
ちなみに、梶くん曰く、近森くんは「超負けず嫌いなドM」だそうです(笑)

メインが2人ともイケメンってまじ最高ですね!
Hシーンは顔を真っ赤にしている近森くんを愛おしそうに抱く梶くんがいい!!
はぁぁ~、眼福です。

最後は、ビストロの雇われオーナーになった梶くん。
新装開店のために店名を「Bistro de Marble」に変更します。
ひとつの色には染まれなくても、それぞれの色でキレイなマーブル模様を描いて、このお店の景色を作っていく

描き下ろし『K氏の秘かな悩み』
ドMの近森くんと何かに目覚めそうな梶くんにお目にかかれます(笑)

あとがきで、川唯先生が作品を描くのに大変苦しみ、そして悩んだことが書かれています。
川唯先生は、長い期間とても大変だったのだと心が痛みます。
ぜひ、川唯先生に思いを馳せながら本編を読んでいただければと勝手に思っております。
これからも応援しています。

愛のあるとても素敵な作品です。
読み終わった後は大切な人と美味しい料理が食べたくなる…ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。

1

厚い

まず1番に思ったのは厚い。


そして中身が薄い。これはイケメンを愛でるだけなら良い。しかし厚い。

ちょっと途中で別の事してしまったら手前の話を忘れる私にはちょっとした苦行だった。

ダラダラと読んでしまったからなのかと再読しようにも厚いし、苦行だったしで再読に至るまで長い道のりだった。

2人の関係も日常に紛れてダラダラという感想。そんな訳で話は悪くないけど良くもないという感想。
本の厚さじゃなく愛の熱さが欲しかった。

2

ハイスペック無自覚振り回し攻め様にやきもき

横文字いっぱいのお洒落舞台BLはラブだけじゃないトキメキも満たしてくれます!

何と言っても作品に出てくる料理がとっても美味しそうで…、なのに本当に実在しそうな親近感のあるお店なんです。ソムリエの梶くんのホスピタリティがまた素晴らしくて。バックステージもてんやわんやですが、皆さんプライドと思いやりを込めた熱い温度や忙しさが伝わってきます。ああこの店の常連さんになりたい!事故で作っちゃった超高級ワインの料理食べてみたーい!お料理の部分だけ切り取っても面白い大人向けビストロ漫画として楽しめますよ!絵も綺麗な大人女子マンガ風なので、ライトなものがお好みの方にもおすすめです。

一方でラブの方は静かにゆっくり進みます。スタッフの帰宅後、近森くんと梶くんが二人きりになったお店も昼間とは違いガラッと大人な空間です。その瞬間に読者は「常連さん」から「壁」になります。二人きりで試作品を食べるシーンは最高ですね。とくにまずい料理を二人で食べながら語らう場面。まずい!って言いながら二人とも幸せそう。こんなオフの時間を過ごしながらお互いを認め合い最高のペアになっていく、と思いきや、お互いの憧れのベクトルが微妙に違う方向を向いてしまっているところにやきもき、じりじり。

近森くん側に立つと、ノンケの梶くんは無自覚な口説き文句で相手を喜ばせる罪な男ですが、梶くんは本当にそういう意味では意識していません。計算でもないです。純粋に近森くんをシェフとして尊敬していることに尽きるんです。いわく近森くんが梶くんを「普通に頼ってくれている」だけ…。優しくて残酷ですね。あれだけ無意識にいちゃいちゃしておいて。ただ、梶くんはそれ以外は完璧ですから。相手を認めて、自分の力量も理解して、それを生かして外に発信できる本当に頭のよい人ですから。読み手も梶くんのことを嫌いにはなれません。なんでこんなに頭がよいのに気づかないのか!とまたやきもき。

繊細な近森くんはドキドキさせられる度にフラストレーションを抱えて、とうとう告白&ペア解消を切り出します。そこで初めてぐるぐるし始める梶くん。
なんでも器用にこなせちゃう系の攻が受のことで本気でぐるぐるして反省しているのが後半の見どころです。でもなんだかんだでやはり梶くんはスマート。ちゃんと言葉にできる&実行力のある人でした。おそらく今後はスパダリ属性。

最後はきちんと二人のラブを見つけてくれて一安心。
よかったね近森くん。

2

お仕事ものBLの醍醐味を味わえるソムリエとシェフの恋物語

BLアワード2019のBESTコミックにランクインしていた事から気になって手にとってみた本作ですが…所謂お仕事ものBLが好きな人には最適!

とあるビストロで出会いひょんな事からソムリエに転身させられてしまった…何でも卒なくこなす人たらし(女性も男性も)な器の大きいイケメン梶と所謂天才肌で人間関係を良好に築くのが一見苦手そうに見えるシェフ近森。近森の料理の腕に惚れ込んでしまった梶がシェフとしての立場を近森に譲りそして彼の才能を活かすべく店を切り盛りするソムリエに回った事から二人の丁々発止で心地よいバディ関係が始まるのですがその関係が近森が己の気持ちに気づく事によって終止符を打たれ二人は別々の店で働くようになる…そして…な感じなのですがとにかく「レストラン」「ビストロ」を舞台にした作品の期待を裏切らない美味しそうな料理の数々、裏方の戦場のような場で交わされる言葉の数々や緊張感とわくわく感、全てが詰まりつつ二人の恋模様も丁寧に描かれていて言うことがありません。
メイン二人以外のキャラも立っていてとにかく読んでいて楽しい!その一言に尽きます。こういう作品を待っていた…やはり職場が垣間見れるBLって楽しいですよね。

2

超ノンケ×超ツンデレとして至高

 まず書店で手に取った時にあまりの分厚さに驚きました。最後のページで知ったのですが、なんと2013年から連載されていた作品だったんですね。こんな厚さになるわけです。一般的には1巻に5、6章収録されていることが多いかと思いますが、当作は17章もあります。短い章もありますが、それでも読み応えたっぷりな作品でした。

 とあるフレンチ店のソムリエ×シェフということで、料理の描写も多く、美味しそうなメニューの数々についお腹が鳴りそうでした。シェフの近森は料理以外はてんで駄目で、面倒な用事はすべてソムリエの梶に押し付けています。一方の梶は近森に胃袋を完全に掴まれていて、彼に良い気分で仕事してもらうのが自分の役目、と甘んじてこき使われています。でも、近森の試作を食べる際、不味い時は不味いと正直に言えて、どこが駄目かも正確に指摘できるのは梶だけなんです。この関係性が本当に素晴らしい。まさに、持ちつ持たれつですね。

 梶はお店の回し方も上手いですし、常に近森がシェフとして最善に動けるよう支えてますから、梶が抜けるとすっかりお店は回らなくなってしまうんですね。でも、何年も梶に甘やかされ、彼の思わせぶりな態度に一喜一憂してしまう近森は、仕事に支障が出る、と梶と別々の店で働きたいと言い出します。初めて近森の自分への気持ちを知る梶ですが、当然ゲイでもないし今までそんな風に近森を見たこともないので、他店で働きながら悩みます。近森と会えないのも、彼の料理が食べられないのも嫌。なら、試しに付き合ってみるのもありなんじゃ? そう結論を出した梶は、お店のために戻ってきて欲しいと頼みにきた近森に提案し、やっと2人の恋愛の歯車が動き出す、という流れでした。

 近森が梶の言動にどきっとする場面は序盤から多々ありますが、梶は近森に告白されるまで恋愛的目線を一切持ってないので、途中までは本当に近森の片想いという感じが強く、本格的なBLらしい展開はかなり後の方からになります。逆に、そこが良かったです。近森の料理を世界一愛していて、彼の才能に惚れていて、でも恋愛的好意はなくて清々しいほどにノンケな梶。だから告白を聞いても、「実は俺も好きだったかも」「実は近森ならイケると思っていた」なんて急展開にはならないし、あくまで今後も近森と一緒に働き彼の料理を食べるにはどうすればいいのか、そこから考える。遊びではなくそういう真摯な気持ちでなら、試してみるのもありかもしれない。そしていざ恋人らしいことをしてみたら、人使いが荒い近森の意外なギャップも知って、可愛いと思い始めたり。

 初めてことに及ぶ時も、近森を抱きたいと言うのではなく、俺はどっちでもいいという梶が本当にどこまでもついさっきまでノンケだったんだなぁと感じさせてくれます。そんな彼が近森の乱れる姿に興奮して、やっと主導権を握って攻めになるんですよね。この辺の梶の変化の描写が冴えてるなぁと思いました。もちろん、近森も読者の期待を裏切ることなく、今まで抑えていたデレの部分を解放してくれてとっても可愛かったです。超負けず嫌いなドM、なんて破壊力のある称号も得ましたしね。自分もレストランの従業員の1人になったような気分で、料理を愛する2人の男性の関係を見守っているような、そんな気分にさせてくれる素敵な作品でした。

4

チリンチリンおじさん。ブロッコリーと一緒に

↑ビストロメニューっぽく書いてみました。

川唯先生の他の作品が大好物で、こちらも気になり購入。

本を探していて、見つけたとき、
まず、本の厚さにびっくり!!分厚っっ。
2巻分を1つにまとめたのかな?と思い、読み進めていくうちに、
これは、2つに分けちゃいけない。と実感。
と、いうのも、恋が走り出すのがホントに最後の方なのです!(いや~、待った、待ったよ~)

分厚いが故に、あらすじ長いけど、ちゃんと恋をするプロセスが感じられて良かったし、
後半のソムリエ梶の暴走ぶりが非常に良かった!
付き合おっかってなった帰りのスーパーでゴム買うとか…
(早い!?早いよ!?!色々すっ飛ばしたよ?!いや、正直この展開待ってたし、大人のたしなみなんだけどね??)

要所要所で笑えるところもあり、特に印象に残っているのは…(タイトルに戻る)

4

ビストロ界での本格ラブ!

ぶ、分厚い・・・(コミックを見て持った時の感想)
某アニメショップで少しだけ試し読みが出来、読んで購入しようと即レジへ。

読み進めていくと川唯さんの世界にどっぷりはまっていました。
シェフの近森さんとソムリエ梶さん。
BLというよりかはその二人の日常を見ているような感じで、でも話が進んでいくと
あー早くくっついてくれともだもだしてました。

料理人としては一流なのにFAXが出来ないとか、字が汚いとかなんだろうこのかわいい近森さんは( ^ω^)・・・
それをフォローしてくれる出来る男、梶さん。
この二人がいてこそのお店有り。

食事のシーンは夜中に見てしまうと夜食を食べたくなること間違いなしです!

1

2018年新刊‼

久しぶりの新刊の厚さにゆっくり読める時間を作ろうと、しばらく眺めてるだけで嬉しいやら楽しいやら。
いざ読まん。とページを開けばタイムロスを感じることのない川唯さんの世界が広がっていました。

ちょっとひねくれてて王様な近森と男前でおかん属性の梶。
胃袋を掴まれてしまった梶の痒いところに手の届く甲斐甲斐しさと色気のない会話ばかりなのに、なぜかにやにやしてしまいます。
ノーマルな男ふたりがどうなるのか、ラブがなくてもイイ。
そんな気持ちでこそばゆい毎日を追い続けると、近森の師匠の登場。
手のかかる男ふたりに「うちのシェフ」と特別扱いするお味噌汁のエピソードにノックアウトされてしまいます。
そして少しずつ変化していく近森の葛藤に、無神経な梶の対応の落差が切なさを募らせます。
ノーマル同士だし、どんな距離感になってしまっても近森の料理が特別ならそれなりの折り合いも見つけられるかな。
そんな観測のもと、あっさりと梶の切り替えの良さが発揮。
オープニングの回想にあったシェフ希望がサービスへ転身した理由。
すとんと落ちれば、寛容な梶の思いきりの良さに違和感を感じることもなく。
エロへの突入もナチュラルでよりエロく感じられ、あっという間に読みきってしまう幸せな一時でした。

3

素敵なビストロを舞台にした最高のパートナー

単行本2冊分はあろうかという分厚さで読み応え抜群!
前半はとにかくお料理が美味しそう!!
グルメ漫画顔負けの本格的なお料理の数々に、思わずワインが飲みたくなります。
攻めが受けの料理の腕に心底惚れ込んでいる様子が伝わってきて、2人のコンビプレーが爽快です。
それぞれがプロフェッショナルで、お互いではなくてはダメって関係って、恋愛以上の信頼関係も感じられて素敵だなー。
中盤から後半にかけては一気に恋愛が加速して、そこからは急展開でした。
対人には難ありでも才能溢れる天才シェフな受けの強気なところがまた可愛い。
攻めがあっけらかんとしていて、ノンケなのに攻め受けにも全く抵抗感がなかったのが新鮮でした。
受けの無自覚ドMな性癖も顔を出したばかりで、もっともっと攻めが受けにデロデロになってほしい!という願いを込めて萌2にしました。

2

読み応えばっちり

久しぶりにいい作品に出会えた~という気持ちです。

最近バース設定やら病み系やら淫乱系とBLも多彩で、それはそれで面白いんですが、いきなり問題発生スタートではなく、いきなりHでもなく、ただいい男たちの日常を読んでたらそれがBLになってくれたみたいなスムーズさ。
王道の遠回りはあったけど、それがいいし、ハッピーエンドだし安定しててよかった。

攻めはノンケスタートだけど、セクシャリティに偏見はないみたいだし、なにより舌や身体が受け(の作った料理)を欲してるって、もうどう考えたってこの先ゾッコンに違いない。胃袋掴まれたらもう逃げられないってね。
付き合うことになった後の態度の切替が早すぎないか!と受ちゃんはビビってましたが、料理人志望だった彼がホールで働くと決めた切替も早かったので、たぶん彼はそんな性格なんでしょう。素直にやきもち妬いちゃうのも可愛くていい。

マーブルとして新たにスタートした二人のその先も見守りたいと思える素敵な作品でした。
短編まとめコミックの1話分でもいいので、二人の続きが読めたら嬉しいな~。

9

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